ラ・ラ・ランド

【LA LA LAND】 2017/02/24公開 アメリカ 128分

監督：デイミアン・チャゼル
出演：ライアン・ゴズリング 、エマ・ストーン、ジョン・レジェンド、ローズマリー・デウィット、ソノヤ・ミズノ、Ｊ・Ｋ・シモンズ

夢をみていた

STORY:何度もオーディションに落ちてすっかりへこんでいた女優志望の卵ミア（エマ・ストーン）は、ピアノの音色に導かれるようにジャズバーに入る。そこでピアニストのセバスチャン（ライアン・ゴズリング）と出会うが、そのいきさつは最悪なものだった。ある日、ミアはプールサイドで不機嫌そうに1980年代のポップスを演奏をするセバスチャンと再会し.. （シネマトゥデイより）
 

大きな夢を抱いてＬＡへとやって来た男女の出会いと切ない恋の行方を描いたミュージカル映画。監督、脚本は『セッション』のデイミアン・チャゼル。第89回アカデミー賞最多となる13部門14ノミネート。

公開前から大きな話題となっておりますがやっと公開。アカデミー賞発表の前に観られて良かったです。そして急遽、両親と3人で観に行ってきました。

ハイウェイの渋滞での人々が踊り出すオープニングはいざミュージカルが始まる!!という感じでワクワクしましたね。物語は季節ごとに区切られていて第一章第二章的な...感じ。ミュージカル映画と言っても、台詞をいきなり歌いだすということもなく、台詞と歌とわかれているのでミュージカルに馴染みがないひとでもも楽しめるつくりになってると思います。

映像がレトロな雰囲気があって好みです。ちょっと前の時代なのかな?と思ってたらスマホが出てくるので現代の設定なんですねぇ。でも変な違和感なく観られました。
物語は売れないジャズマンと女優志望の女性が出会ってお互いに夢を持ちながらも恋に落ち....そして...という展開はよくある流れだけれどゴズリンもエマも素敵だったので良し。

ゴズリンのピアノ.....この作品のために弾けないのを特訓したそうで頑張りましたね。やはり吹き替えじゃなくて本人がちゃんと弾いてると引きの映像も雰囲気が良く伝わってきますね。エマの後半で感情を込めて唄うシーンは歌詞が素敵でジーンとしてきて泣けてきました。今回のＪ・Ｋ・シモンズはおとなしかったー 笑。

劇中に流れる音楽もほんっと素敵でサントラが欲しくなりますね。セブが売れてるバンドに加入してライブしてた時の楽曲が好みでした。ジャズは父が好きで毎日のように聴こえてくるので心地よく聴いてました。ちなみにこの後、父はナベサダのライブに行っちゃいました....。

ラストは一応ハッピーエンドなんでしょうけどとーっても切ないお話でもありました。あの“もし....”なシーンはあまりにも切なすぎ、、、。でもラストの二人のほほえみが良かったです。

あまりラブストーリーとか好きではないので、はじめは普通な感じで観てたんですけど後半に行くにつれて良くなって行きました。大絶賛まではいかないければ余韻の残る素敵な作品でした!!

鑑賞日:2017/02/25

 

	ラ・ラ・ランド-オリジナル・サウンドトラック
	ジャスティン・ポール,ジャスティン・ハーウィッツ
	ユニバーサル ミュージック