【VANTAGE POINT】
2008/03/08年公開(03/08鑑賞)
製作国:アメリカ
監督:ピート・トラヴィス
出演:デニス・クエイド、マシュー・フォックス、フォレスト・ウィッテカー、サイード・タグマウイ、エドゥアルド・ノリエガ、エドガー・ラミレス、アイェレット・ゾラー、シガーニー・ウィーヴァー、ウィリアム・ハート
STORY:
シークレットサービスのトーマス・バーンズ(デニス・クエイド)は、同僚のケント・テイラー(マシュー・フォックス)とともに、スペインのサラマンカで開催される首脳会談に出席するアシュトン米大統領(ウィリアム・ハート)の警護にあたっていた。サラマンカ到着直後、大群衆を前に広場でテロ撲滅のスピーチを行うアシュトン大統領が突然、何者かに狙撃される。パニック状態に陥った広場の中で、狙撃の瞬間を目撃した8人は……。(シネマトゥデイ)
90分すべてがクライックス!?
久々にきたよー面白かった!!
予告編やCMで煽るだけ煽って落とす昨今ですが、スピード感ある展開とアクションシーン満載で期待を裏切らない作品でした。常にテンション高い作品を求めてる私としては、最初から最後までスピードが失速することなく突っ走ってくれたのでとても満足です。無駄なもんを排除した90分という感じですね。
大統領暗殺を目撃した8人、その8つの異なる視点でそれぞれで描かれています。最初からいきなり大統領が撃たれてしまうのも衝撃的。そして大規模な爆発があり人々がパニックで逃げ惑う姿も見てるこちらもドキドキ。
暗殺計画が行われる場所がスペインという設定もいいですね。狙われる広場の周りには窓がたくさんある建物が多いので、どこから狙われてもおかしくないところが余計に緊張感を煽ります。
この大統領暗殺までを、視点を変えて何度も繰り返されます。あの時この人は、この時あの人は・・・で観るたびにいろいろな発見ができたり、意外なつながりがあったりで飽きさせません。何度も同じ時間に巻き戻されるんですが、ビデオテープを再生しながら巻き戻すような感じで戻っていくアナログさが面白いです。何回戻ったことか・・・8回巻き戻ってたかどうか覚えてないです、、、
ジョン・マクレーンもびっくりのシークレットサービスのトーマス・バーンズの不死身さ。車の運転が素晴らしいし、あんなにドカンドカン衝突したりされたり狙撃されたりしているのにピンピンしてるところがすごいですねぇ。普通はもう死んでると思うんだけど・・・
このカーチェイスシーンなどはボーンシリーズを思い出すような緊張感があり、かつスピード感があってテンション上がりましたよ。狭い道が多い場所だったり、人が多い場所だったりするのでハラハラしちゃいますね。
あくまでもスピード感ある展開を重視しているので、大統領を狙った人たちについてはさら~と。あまり深くつっこんで観ては楽しめません。
最近の大統領には“替え玉”がいるんですね。劇中でも言ってましたが、レーガンさん以来イルうですがホントですかねぇ。だとしたらソックリさんを見つけるのも一苦労しそう、、、
確かに演説している目の前にシークレットサービスの面々が立っていたらおかしいですもんね。となると“替え玉”もアリかなと思ってしまいますが、それって詐欺~(笑)
大統領役のウィリアム・ハート、素敵でした~。最後は頑張っちゃう、イヨッ大統領!!
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