原題:THE GOOD, THE BAD, THE WEIRD
公開:2009/08/29
製作国:韓国PG-12
上映時間:129分
鑑賞日:2009/08/30
監督・脚本:キム・ジウン
出演:チョン・ウソン、イ・ビョンホン、ソン・ガンホ
ムチャクチャ
デ
イイノダ!
何だコイツら?
STORY:混沌とした1930年代の満州。ギャングのパク・チャンイ(イ・ビョンホン)が起こした汽車強奪のすきに、乗客を襲った盗賊のテグ(ソン・ガンホ)は荒野へ逃走。偶然にも宝の地図を盗んだテグは、ギャングたちや賞金ハンターのパク(チョン・ウソン)に狙われてさらなる逃避行をするハメになり……。(シネマトゥディより)
キム・ジウン監督がマカロニ・ウエスタンにインスパイアされて製作したという韓流ウエスタン・・・と解説では書かれているがキムチウエスタンとは言わないのかな。
良い子、悪い子、普通の子じゃなくて変な子。いや、賞金稼ぎ(Good)と泥棒(Weird)とギャングのボス(Bad)だそうですが、これって「続・夕陽のガンマン」の原題のThe Good, The Bad And The Uglyをパクってるらしい。セルジオ・レオーネ監督、クリント・イーストウッド主演じゃないすか・・・でも西部劇はあまり好まないので未見デス、、、
時は1930年代の満州・・・男たちが宝の地図をめぐり闘いを繰り広げるという内容。でも予告編から中身はなさそうな感じだったので、それを前提にアクションを楽しもうと臨みました。でもそれは正解。これは西部劇と言うよりも西部劇風。
中身より俳優で観る!
ソン・ガンホ最高~♪
笑った!
実はこの方はDVDでは見てるけど大きなスクリーンで見るのは初めてです。なのでソン・ガンホ目当てで見てきました。ちょっとしたシーンでクスクス笑いが出て楽しかった。どんな役でもやっぱりうまいなぁこの人。笑わせるところはしっかり笑わせる、一瞬厳しい顔をするところは凄みがありました。
でもチョン・ウソンもカッコ良かったの。一番カッコ良く、おいしい役どころだったんじゃないですかね。すべてがキマってましたね。で、イ・ビョンホン、また脱いでるし。もうここまできたら脱がないイ・ビョンホンなんて・・・と思うくらい恒例行事になってきておりまする。それにカッコつけてるのにどこかおかしいのも恒例になってきた。
結局は、西部劇のドンパチが撮りたかったのかなーと思ってしまうほど多かった。個人的には好きなのでOK。特にチョン・ウソンのロープを使ったアクションで撃ちまくるところはかなりカッコよくてうっとりしてしまいましたわ。
そして、その他大勢の砂漠での追いかけっこは迫力あったー。ただみんなしてソン・ガンホを追いかけるだけの流れなんですがドタバタした感じが好き。島田紳助(似)が、イ・ビョンホンが、馬賊が、そして日本軍も追いかける~。日本軍バッタバッタ撃たれまくってるんですけど、特に不愉快さはなく笑えてしまいました。
宝の地図とはあるけれど、そのお宝が何なのかわからずあまり盛りあがらなかったですねぇ。もうちょっと興味津々な感じにしてもらえたら面白かったのに。オチはそんなもんかなー。でもこのお宝があったら日本の歴史は変わってたかなー。
ま、韓国を代表する3人の俳優を拝めたのでヨシとします。ただひたすら銃撃戦だらけで中身がほんっとになかったー。確かにムチャクチャなだけだった(笑)。
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