学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

仲良しのお友達★アルファペット(本)

2010年05月29日 | 学校・友だち
≪5年生・5月27日≫
先週の水曜日に、『Y子ちゃんの塾が来週の木曜日はお休み』と知り、Yukaが誘い、遊ぶ約束をしました。
Y子ちゃんは、現在のYukaが「私のお友達」と言う、唯一無二の存在です。
Y子ちゃんはとても優しくて「Yukaちゃん何がしたい?」とYukaに合わせてくれます。なので、YukaはY子ちゃんが大好きなのです。

木曜日はYukaのピアノの日なので、お稽古に二人で行きました。
先生のお話によると、Yukaはいつも以上に頑張ったそうです。一緒にリズム遊びをしたり、歌を歌ったり、とても楽しかったそうです。

ピアノの帰り道、家の前でご近所の方とすれ違った時に、Yukaが言いました。
Yuka「私の友達です。」
…ハグのようにギュッとくっつく二人
ご近所の方「あら、いいわね。」

Y子ちゃんはYukaにとって、二人っきりでも楽しく遊べる相手です。大勢の中で遊ぶのも良いですが、二人っきりでも遊べる友達の存在は本当にありがたいです。


アルファペットのイグアナを作るY子ちゃん。


完成したイグアナ。


作り方を習うYuka。



アルファペット (WORK×CREATEシリーズ)
いしかわ しほ
コクヨS&T

このアイテムの詳細を見る

遊びに来てくれたお友達

2010年05月28日 | 学校・友だち
25日に遊びに来てくれたお友達が、また4人で遊びに来てくれました。Yukaが誘ったそうです。


 

誰かが乗っているブランコの前を横切る。ハンギングシートの下にもぐりこむ。
などなど、スリル(危なくない程度)のある遊びをして楽しんでいました。

子どもたちは、学校のこと、先生のことなどを教えてくれます。
Yukaからは聞けない話が聞けて、私にもとても楽しいです。

これからはいつ遊びに来てくれても良いように、家を綺麗にしておきたいと思います。

Yukaちゃんと呼ばないで!

2010年05月26日 | 学校・友だち
1年ほど前から「Yukaちゃんと呼ばないで!お姉さんと呼んで!」と言うようになりました。

テストの答案用紙の名前の欄に「○○お姉さん」と書いたり、持ち物に「お姉さん(おねえさん)」と書くことがよくありました。



また、初対面の人にいきなり「私は10才です。」とか「私はお姉さんです。」と言うので、その都度、注意をしていました。

『気分がお姉さんなんだろう…』と聞き流していたら、昨晩、初めてそれらのことに理由があることが分かりました。


「Yukaちゃん」と呼ばれると、妹的扱いで嫌なのだそうです。
クラスのお友達の中で、対等に扱われたいという気持ちの現われだったようです。

「T君(まーごんのお兄ちゃん)はYukaちゃんって呼ぶじゃない。それも嫌なの?」と聞くと「T君はいい。」とのことでした。よく話を聞くと、先生や男の子から「Yukaちゃん」と呼ばれるのは構わないそうです。女の子の中で小さい子扱いが嫌なのだそうです。

周りの子どもたちの成長が早いと思っていましたが、Yukaも成長しています。

ジグソーパズル 150ピース

2010年05月26日 | 家庭生活
2月、EMMYさんからカナダのお土産にパズルを二つ頂きました。
150ピースのパズルはまだ無理だろうと思い、棚に置いていました。

昨日遊びに来た同級生がそのパズルを見つけ、しばらく一人で取り組み、仕上げました。
同級生が帰った後に、仕上がったパズルを見て、Yukaが「私もやりたい!」と言いました。

一回目は一人で出来なかったので、少し手伝いました。



出来上がるとすぐに、もう一度やると言い、今度は一人で取り組みました。
夜が更けたので、途中で止めて寝てもらいました。
今日下校したら、続きを作るそうです。
お友達の影響は本当に大きいなぁ~と思いました。



運動神経抜群のKieちゃん

2010年05月19日 | 学校・友だち
 ルルドの奇跡のKieちゃん

写真では迫力が伝わりませんが、1年生のKieちゃんは空中逆上がり(地面に足をつけずに連続回転)が出来ます。最高記録は5回だそうです。
一輪車にも乗れます。キャッチボールも出来ます。うんていも出来ます。何とうんていにぶら下がり、逆上がりで上に上がり立つそうです。体は逆三角形で筋肉質です。
本当にこんなに運動が得意な人がいるんだなぁ~と感心しました。

そしたら…

少数派だとは思いますが、運動が得意なタイプの人もいらっしゃるようです。


CA gymnast competes at high level
March 17th, 2009 From the Contra Costa [CA] Times:

Chelsea Werner, 17, who has Down syndrome, has achieved competitive status as a gymnast and performs as a junior-varsity cheerleader at San Ramon Valley High in Danville, California. An excerpt:

Chelsea gets no special treatment from her coaches. She’s at practice in Livermore four hours a day, three days a week. She’s at a Level Five in competition, a competitive category that some girls never reach, said Kathryn Alson, who also coaches Chelsea.

“It’s a very unusual occurrence,” said Tracy Trotter, who has worked with about 100 children with Down syndrome in 30 years as a pediatrician. “I think she’s the only one at this level.”

He said he uses Chelsea as an example to other patients of how having a disability doesn’t have to stop a child from being a kid.

(アメリカで、チェルシーヴェルナーさん(17歳・ダウン症)が器械体操で力を発揮しているお話です)

キティーちゃんを怒る理由

2010年05月14日 | 言葉の記録 5年生
≪5年生・5月12日≫
キティーちゃんに対して、暴力をふるい激しく怒るので、理由を聞いてみました。

母親「何でキティーちゃんにそんなに怒るの?」
Yuka「知らん。」
母親「お母さんに言いたいことがあるの?」
Yuka「ない。」
母親「そしたら何でそんなに怒るの?」
Yuka「知らん。」
母親「キティーちゃんが赤ちゃん苛めた?」
Yuka「うん。」
母親「どうやって?」
Yuka「ばかちんって。」
母親「そんなはず無いでしょう。」
母親「学校で何かあったの?」
Yuka「ない。」


≪5年生・5月13日≫
…ボランティアの学生さんに昨日のことを話し、学校で何かあるのか聞いてみましたが、学校での生活は穏やかなようで、思い当たることは無いとのことでした。改めてYukaに昨日のことを聞いてみました。

母親「お母さんに気持ちを話して。どうしてキティーちゃんをあんなに怒ったの?」
Yuka「頭の脳が急に怒って、頭がぐらぐらして、腹が立って、もう大声で怒ってしまう。」
母親「そしたらどうなの?」
Yuka「スッキリする。」
母親「キティーちゃんがかわいそうでしょう。泣いてるよ。」
Yuka「ぬいぐるみや!」
母親「…。」
Yuka「泣いても無駄だよって。大声で怒りたくなるから止められない。」
母親「そしたら、キティーちゃんが意地悪するから怒ったのではないのね。」
Yuka「うん。」

母親「そしたら、腹が立った時に、どうしたら良いか教えてあげる。」
…少し難しいけれど、心の静め方を教えました。

母親「またキティーちゃんに怒る?」
Yuka「もう怒らない。」


………………

Yukaの「頭がぐらぐらする。」という言葉から、保護者研修のつどいで聞いた話を思い出しました。

思春期(小学校高学年~中学)⇒揺れる人・悩む人⇒心で関わる
※思春期は心の大震災 赤ちゃんのときに抱っこしてもらい、揺らしてもらうことを充分にしていると、思春期の揺れを受け止めやすい。


現在は小学校5~6年生から思春期が始るそうです。思春期なのか?気質なのか?しばらく様子をみようと思います。

チューリップが散った理由

2010年05月12日 | 言葉の記録 5年生
≪5年生・4月24日≫

…花壇のチューリップが1つだけ散っていました。



Yuka「チューリップちぎった。」
母親「散ったって言うのよ。」
Yuka「違う。ちぎった。」
母親「何?」
Yuka「○○ちゃんがちぎった。」
母親「おばあちゃん(○○ちゃんの祖母)は何て言った?」
Yuka「咲いてる花をちぎってはいけません!」
母親「Yukaちゃんは見てたの?」
Yuka「うん。」
母親「一緒にちぎったの?」
Yuka「いいや。」
母親「じゃあ、ちぎったらダメよって教えてあげたらよかったんじゃない?」
Yuka「…。」

お金の学習

2010年05月10日 | 言葉の記録 5年生
≪5年生・5月8日≫

…本物の硬貨を使い、お金の学習をしました。
母親「Yukaちゃん、一円玉が何枚で10円になる?」
Yuka「10枚。」
母親「そうよ。じゃあ、一円玉が何枚で100円になる?」
Yuka「いっぱい。」
母親「いっぱいだけど、何枚?」
Yuka「…。」
母親「100枚よ。一円玉が100枚で100円になるの。」