サイレント映画、『ロスト・ワールド/失われた世界』、無事終了~!!
今回の作品は個人的にだいぶすきでした。
いつもは多少苦労する作曲も、
ほぼすべて、映像を見ながら自然発生的に聞こえてきた音楽を再現するだけで仕上げた。
最終練習の日に決まったチャレンジャー教授のラストのセリフで今回の上映会は成功したね。
今回の作品は恐竜もの、SF作品だったんですが、
前説のときに映画館館長が言った話がすごくこころに残ってます。
『SFはいつから始まったか?』
という話で、産業革命くらいからじゃないかな、と。
どんどん科学技術が目まぐるしく進む中、
人々は初めて『未来』というものを意識したのではないか?
10年後、20年後には世界はどうなっているのか、という問いを持ったのではないか?
それまでは人間は未来というものをあまり想像しなかったのではあるまいか?
そんなワクワクした気持ちがつまった映画でした。
いまは未来という概念も当たり前にあって、
世の中的にも、政治的にも、ワクワクというよりむしろ不安の方が大きかったりもします。
未来がいい方向に、ワクワクする方向に向かうことを願います。
初期の頃から毎回ご来場いただき、毎回差し入れをいただいてるのに、
メンバーの誰ひとり名前を知らない方にいただきました。
チューハイやビールが入った紙袋の中に一本、名指しのワンカップ!!
ありがたいのは言うまでもありません。
シールがたまらん。
『シールを貼る』ってなんか人が忘れてはいけないひとつの小さな愛の種類やと思うわ。
話がそれてタイトルとは違う方向に。
小宇宙についてはまた。