試合に負けて勝負に負ける競馬

競馬と出会ってはや15年。負け続けた15年だが、やめられず。家族からは冷たい視線を感じるが、日々の挑戦は続く。

フェブラリーS

2011年02月19日 19時11分42秒 | 競馬

 フェブラリーS

 

 JCDの時も書いたが、今のダート界はレベルが低い。それに加えて、今一番強い馬(エスポワールシチー、スマートファルコン)が不在とあってなおさら低レベルが伺える。強い明け4歳もダートはいまいちで、まだ古豪が活躍できるレースだ。

 

 1 オーロマイスター

 

 エスポワールシチーをちぎって勝った南部杯はいったいなんだったんだろうか?と思うくらいJCDは見せ場もなかった。ただ、この馬は東京マイルがベスト条件で巻き返しは十分可能。

 

 2 コスモファントム

 

 芝ダート兼用の馬ではあるが、ダートでは未勝利で買ったのみ。現状では芝のほうがいい。しかも今年に入ってからすでに3戦目と上積みも疑問。

 

 3 ダイショウジェット

 

 東京ダートでいつも穴をあける馬で、前走の3着はそれほど驚くことはなかったが、さすがにG1でどうこうの馬ではないと思う。確かに例年と比べるとレベルが低いとは思うがさすがに…。

 

 4 ライブコンサート

 

 新馬、未勝利以来のダートだが、そのときの成績は散々なもの。血統からも芝血統で、いきなりG1でどうこうの馬ではない。ただ、この馬は東京は走る。

 

 5 バーディバーディ

 

 池江厩舎最後のG1ということで、注目を浴びているがJCDでも見せ場十分だったので実力はある。しかし、逆に言えば楽逃げをしたトランセンドについていったから4着に粘れたとも取れて、ワンパンチ足りない印象も。今回は前が速くなりそうなだけにどうか。

 

 6 クリールパッション

 

 北海道しか走らない馬で、そういう意味では滞在がいいとも言えるので、輸送が短い東京のほうがいいのではとも思えるが、今の東京は少し時計がかかるので、一雨ほしいところだ。

 

 7 ダノンカモン

 

 この馬は堅実な馬で、芝も走るがダートのほうがさらにいい。さらに、左回りのほうがもたれなくて走る。個人的には、もっと長い距離のほうがいいのでと思っていたので、前走よりはさらにいいのではと思う。あとは、使い詰めなのでどうかということと、騎手を変えすぎで今回もテン乗りの外人だけにどうなのか。

 

 8 ビクトリーテツニー

 

 追い込み一手の馬なので、今回は展開が向くとは思うが、それ以前に全盛期の勢いがなくすでに終わった馬の印象が強い。

 

 9 パワーストラグル

 

 中山や地方のような力のいるダートを得意にしており、切れ味も要求される東京には合わない。さらに連闘なだけにここが本当の目標なのかも疑問。

 

 10 ダイシンオレンジ

 

 前走は快勝も大得意の京都なので当然といえば当然。しかし、それ以外はどうなのかと思ってみたらそんなに他がだめなわけでもなくてさらに言えば東京も今回が初めて。もしかして得意かもしれないし、この馬にとって前が速くなる展開はもってこい。

 

 11 メイショウタメトモ

 

 前走の川崎記念は全く評価に値しない2着。はっきりってフリオーソ以外は、準オープンレベルだった。なのでここも出るだけの存在。

 

 12 トランセンド

 

 新たなダート王だが、まだ全幅の信頼は置けない。それがJCDが楽な逃げ切りだったこと。もし逃げれなかったらもあるし、揉まれたらどうかもある。さらに脚質からも東京がどうかもある。さらに、調教が一週前こそ猛時計だったが、直前があまりにも軽い調教なのもどうか。さらに鞍上の藤田が、今週の乗り馬がトランセンドただ一頭なのも気になる。なにかあまり体調がよくないとい噂を聞くので、鞍上面でも不安が残る。

 

 13 フリオーソ

 

 馬を語る前に、何でデムーロなのか?大いに疑問である。この馬を知り尽くした戸崎でなんでだめなのか?。おそらくは馬主のダーレーからの指示だとは思うが、もし勝っても地方としても喜びは半減なのではないかと思う。最近の外人ブームには怒りを感じずにはおれない。騎手批判はこれくらいにしておいて、馬だがまず川崎記念は調教みたいなもので、価値はない。しかし、先行力はいまだ健在だが、マイルに対応できるか、同型をどうさばくかが鍵。

 

 14 セイクリムズン

 

 すっかり安定した馬になった。しかし、戦積はマイル以下に集中しており、マイルへの対応が鍵となる。しかも、前走を見てもわかるようにこの馬は非常に起用な馬で、内枠がほしいところ。そういう意味で、この外枠は大きな不利。使い詰めなのも気になる。

 

 15 シルクメビウス

 

 ブリーダーズGCではカネヒキリ以下をぶっちぎった競馬が非常に印象深いが、その後はいまいちな結果。基本追い込み馬なので、どうしても展開に左右される。さらに力のいる馬場はあまり得意ではないので、東京替わりはいいと思う。今回は展開も向きそうで期待。

 

 16 マチカネニホンバレ

 

 素質は常に高く評価されていたが、なかなか大きなレースには使ってこなかった。そうこうしている間にピークが過ぎてしまった感じ。もまれ弱いので、この枠はいいと思うが、どうだろうか。

 

 ◎ シルクメビウス

 

 〇 ダイシンオレンジ

 

 ▲ フリオーソ

 

 △ マチカネニホンバレ


有馬記念

2010年12月25日 20時00分53秒 | 競馬

 有馬記念

 今年もいよいよ最後。今年もあまり当たらなかったけど最後こそ…って毎年言っているような。

 今年の図式は、ブエナ1強対3歳勢と言ったところか。ローズキングダムの出走取り消しは非常に残念だが、ローズが去っても3歳には他に有力馬がひしめいている。秋の一連の重賞の結果からも今年の3歳のレベルはかなり高いのは間違いない。古馬は確かに頼りない面子だが、近年の有馬記念はお前が出るなといった馬が必ず1,2頭いたのに対して、今年はそういう馬がいない。すばらしいメンバーが集まった有馬記念といえよう。

 もう一つ言いたいのは、やはり騎手である。まあ外人が多いこと。ぜも前週も外人のワンツーだったことからやはり巧いのかなぁ。日本人よ意地を見せろ!。あと武豊は今年を象徴しているような結末。今日も新馬で、父ディープ母エアグルーヴの馬に乗せてもらえない現状は、騎手の面でも世代交代が成った年だったのではないか。

 

 1 ヴィクトワールピサ

 

 JCは惜しい3着。凱旋門からの帰国初戦としては上々の内容。さらにこの馬は、切れないので東京よりも中山向きの馬。さらに内枠も全く気にすることはないことから、この馬は最高の枠に入ったと思う。

 

 2 ネヴァブション

 

 いかにも中山2500mが向く馬で、今年じゃなかったら枠も含めて最高の穴馬になったのではないかと思う。しかし、今年の濃いメンバーの中ではさすがに厳しい。

 

 3 フォゲッタブル

 

 去年4着馬。それを思うと今年ならさらにと思えるところだが、今年はメンバーが濃いし、去年ほどの勢いがない。長距離しか走れない馬なので、勝負レースなのだが、秋に入っての成績もいまいちだし、買える要素がない。

 

 4 トーセンジョーダン

 

 この馬は2歳のときから中山が大得意で、順調なら皐月賞はこの馬で決まり!と言われた時期があったほど。その後なかなか調子が戻らなかったが、ここに来てようやく本来の実力が発揮できるようになった。血統からはむしろ東京向きの馬だが、脚質や、実績からも中山向きでいいだろう。あとはこの強力メンバーの中で、どのくらいやれるか。

 

 5 ルーラーシップ

 

 よく考えると兄弟対決もあるんだ。そう考えると、今日勝ったグルヴェイヴも含めて、エアグルーヴって偉大だなぁと思う。この馬は、3歳勢の中では実績こそ劣るものの勢いがあり、さらに休養していたので疲労よりも叩いての上積みのほうがありそう。器用な馬でもあり、この枠は最高にいいだろう。ただわからないのは岩田をなぜ降ろす?。この馬が出走するときは必ず外人呼ぶのか?騎手の起用がわからん。

 

 7 ブエナビスタ

 

 JCはいまさら言うまでもないが、実質は完勝。悔しいが、スミヨンが乗るようになって安定感が増したというかパワーアップした感じ。秋3連戦はさすがにきついだろうが、そこまで厳しい競馬もしておらず、多少落ち目でも今のブエナならという気もする。ただし、歴史を紐解いてみると、1位降着のあった馬というのは馬運がなくなるというか、その後勝ちに見放される傾向があるので、もしかして…。

 

 8 メイショウベルーガ

 

 この馬も厳しいローテを強いられている。まあ牝馬のくせに長距離を得意にしているのでしかたないといえば仕方ないが。エリザベスで勝てなかったのが痛すぎる感じで、東京ならまだしも中山ではノーチャンスだ。

 

 9 ダノンシャンティ

 

 まさかの有馬記念出走。NHKマイルでは衝撃の激走で、その代償も少なくなかったが能力は、この世代でも1、2を争うくらいのものがあることも証明した。ただ、中山向きでは明らかに無くなんで無理してまでここに出走?。とにかく怪我だけはしてくれるなと思う。それくらい強い馬なのだから…。

 

 10 エイシンフラッシュ

 

 ダービー馬だが、その後はそこそこ走るが…といった感じになっている。ダービーはフロックかといわれているが、その後の成績を見るとそこまで悪くも無く、かみ合えばかなりやれる馬という印象のほうが強くなった。もともと中山のほうが向いていると思っていたし、前走は一頓挫明けだったことを考えると、今回が勝負なのでは。

 

 11 トゥザグローリー

 

 この馬も超良血。どちらかというと晩成の血だけに、ここに来ての本格化は納得のいくところ。ただし、ローテーションが殺人的である。3ヶ月で5走目と言うのはとてもG1を狙おうと思う馬とは思えないローテ。調教師が来年の2月で終わりなので、無理やり使ったのでは?と疑われてもおかしくない。脚元が弱そうな馬だけに心配。

 

 12 ドリームジャーニー

 

 中山の鬼なのにこの人気はある意味ではおいしいが、さすがにこの馬にも衰えが見えている。オールカマーでは出遅れながらも2着に来ているのだが、何か往年の切れ味がないようにも感じた。前走後に不安を発症してぶっつけとなったローテも去年に比べて悪いだけに今年は厳しいと思う。

 

 13 オウケンブルースリ

 

 今年は使ってきた。明らかに血統からも脚質からも中山向きではなく、今年も回避するのかなと思っていたが、天皇賞を使ってない分有馬まで持ったということか。この世代がもともと弱いだけに向く向かないではなく、実力的に足りない。

 

 14 ペルーサ

 

 この馬もてっきり回避すると思っていたが。ここに出走するなら、皐月賞も使えよ!と言いたい。出遅れはもはやどうしようもないレベルまできているかもしれないが、今回は14番ということで、あまりゲート内で待たされることもないだろう。実力はあると思うが、出てみないとわからない馬では、買いづらい。

 

 15 レッドディザイア

 

 ここが今年日本で2走目。ずっと海外で走っていたが、春こそ結果を残したものの、秋はいまいちな結果。アメリカの芝で牝馬限定ならもっとやれてもいいはず。そういう意味では、この馬のピークは去年だった可能性が高い。この枠だし、帰国初戦でこのメンバー相手にでは勝負にならない。

 

 16 ジャミール

 

 例年ならこの馬でも穴馬の1頭になって、2着候補ぐらいなら十分に検討の部類に入るのだが、いかんせん今年では厳しい。相手なりに走る馬ではあるが、さすがに…。

 

 ◎ エイシンフラッシュ

 

 〇 ブエナビスタ

 

 ▲ ルーラーシップ

 

 △ ヴィクトワールピサ

 


朝日杯FS

2010年12月18日 22時05分21秒 | 競馬

 朝日杯FS

 

 先週の牝馬に比べれば、レベルが落ちる牡馬達。いまやどの世代も(今年の3歳は除く)牝馬のほうが優勢だなんて…。時代は変わったものだ。もちろん有力馬も多いが、牝馬みたいに超良血馬もあまりいないし、有力馬に冠名が多いのがあまり気に入らないからなのかどうもぱっとしないのは私だけ?

 あと来週も書こうと思っていたのだが、やたらめったら外人JKが多すぎる。どうも今さえ良ければ主義がはやりすぎ。たとえば、この後のクラシックはどうするんだ?とたずねてみたい。今は冬で暇だから金稼ぎに来ているが、来春には自国のクラシックがあるため、まず来ないだろう。日本人もなめられすぎだ。今乗せないならもう二度と乗ってやるか!ぐらいの気持ちがほしい。

 

 1 オースミイージー

 

 逃げ馬で1枠1番。まさにこの馬にとって最高の枠。見渡しても逃げ馬はシゲルだけで、向こうは初芝だけにこの馬のハナは堅いのかも?前走の内容は正直不満だが、聞けば中間不安があったとのことで、叩かれての上積みとハナを切れることに期待したい。

 

 2 リベルタス

 

 血統的にはこのメンバーでNo.1。あのローエングリンの弟で、ディープ産駒。しかし、この馬は馬体が大きく切れないし、とにかくズブイので、おそらく母方の血が多くでたのだろう。内枠は絶好のはずだが、あのずぶさがどうか。

 

 3 マイネルラクリマ

 

 新潟の2着だが、このレースではあまり評価できんと思っていたが、前走の東スポ杯はかなり評価できる。あのレースはハイペースで、上位馬は軒並み後ろからいった組だったが、この馬は先行馬で唯一残った馬だ。あの競馬を思うと今回の内枠で中山マイルはもってこい。

 

 4 ブラウンワイルド

 

 こちらは小倉の勝者だが、この馬は厳しいだろう。前走が全く見せ場なしだし、もともと血統的にダート馬のイメージが強く、もうごまかしはできないと思う。

 

 5 リアルインパクト

 

 わけのわからん外人を乗せてる。もうこの調教師は日本追放のほうがいいのでは?と思うくらい酷い配置だ。後藤だって本当はこちらに乗りたかったと思う。しかし、この馬の最大の長所は切れにあるので、中山がまず合わないだろう。

 

 6 タガノロックオン

 

 前走は低人気ながら好時計での差しきり勝ち。しかし、この血統からも距離の延長はマイナスだと思うし、差しなら他にもっといい馬がいる。

 

 7 トキノゲンジ

 

 福島2歳Sは毎年思うが、完全に時の運的要素が多すぎる。要は誰が勝ってもおかしくない競馬で、しかも接戦だったので単にこの馬が幸運だっただけ。

 

 8 リフトザウイングス

 

 この馬は武からの乗り替わり。り馬おらず、阪神で騎乗と時代が変わったなと思う。確かに前走の乗り方はないなぁと思う。あそこまで後ろから行くことないし、どうも御しきれてないというか追い方もぎこちない。だからこの馬が完全な追い込みと決め付けるのは良くないが、それでも中山は合ってないと思う。

 

 9 ロビンフット

 

 昔はいちょうSといえば、登竜門的な存在で常に高レベルだった。その理由として大きかったのは天皇賞の日に組まれていたのが大きかったと思う。しかし、現在は週がずれたことから一気に低レベルレースになってしまった。今年もその例に漏れず、酷いメンバー。この馬は堅実ではあるが、右回りではささる面があることから、マイナス。

 

 10 サダムパテック

 

 スミヨンがJCの借りを返せるか?。確かに競馬が上手で、どこからも競馬ができる点など、一番人気にふさわしい馬だ。しかし、血統的に若干底力がない血統なのがどうか。あとやっぱり名前が…。

 

 11 グランプリボス

 

 デイリー杯では完敗だったが、京王杯では見事に巻き返した。これがデムーロ効果なのか距離短縮かもともとの実力かはわからないが、初戦では、一番レベルが高かった札幌2歳を勝つオールアズワンに勝っていることからも実力はありそう。サクラバクシンオーだけに距離はやはり不安だが。

 

 12 シゲルソウサイ

 

 今年のシゲル軍団はすごい名前ばかり。社長、会長、総裁、提督など役職の年みたい。しかも結構勝ち上がっているし…。総裁に関しては、ダートで2戦とも大楽勝。さすがにここまでダートで楽勝する馬だからダート馬なんでしょう。芝でどこまでと言った感じだが、さすがに距離延長+初芝では厳しいのでは。

 

 13 エーシンブラン

 

 いかにもエーシン軍団らしい早熟系。もうすでに下り坂か。成績からも狙うときはもうない。

 

 14 マジカルポケット

 

 函館2歳の勝ち馬。当時から、1200mの馬ではなく、距離延長がいいのでは?といわれていたのでマイルは全く問題ないし、もっと長いほうがいいくらい。ただ、やはりぶっつけは大きなマイナスでいきなりは難しい。

 

 15 アドマイヤサガス

 

 デイリー杯ではレーヴの2着。あまり惜しい2着ではなかったが、キャリアの浅い中での2着は価値があると思う。でも取り立てて血統がいいわけでもなく、決め手もいまいちなだけに特徴がない馬である。それだけにこの外枠は痛い。

 

 16 タツミリュウ

 

 新馬→特別連勝はエリートコースなんていうが、この馬は2戦目が福島。かなり手薄な相手だっただけにどうか。外枠もマイナス。

 

 ◎ オースミイージー

 

 〇 マイネルラクリマ

 

 ▲ サダムパテック

 


阪神JF

2010年12月11日 22時27分12秒 | 競馬

 阪神JF

 

 今年の2歳牝馬はレベルが高く、ここも2強もしくは3強と言われている。抽選による除外で、アドマイアセプターもおり来年が非常に楽しみ。しかし、レーヴにしろ、アヴェンチュラにしろ阪神JFになじみがある血統だなぁ。

 

 今年の2歳で一番の話題はディープ産駒がデビューしたこと。もともと頭数が多かったこともあるが、勝ち上がり率はかなり高く、現時点で2歳リーディングである。しかし、いまだ重賞勝ちはなく、このレースにも1戦1勝のリトルダーリンとオースミマイカのみ。果たして初年度G1勝ちなるか?。初年度の成績としてはアグネスタキオンの初年度とよく似てて、初戦は勝つがその後がなかなか続かないのが多い。まあアグネスも2年目から本格的に活躍してきたので、来年以降期待。しかし、こうして見ると、サンデーサイレンスってのは本当のバケモンだったことがよくわかる。

 

 1 アヴェンチュラ

 

 フサイチホウオー、トールポピーの妹。この上兄弟に共通するのが、2歳で重賞を勝ったが、どちらも3歳春まででその後は衰退した成績で終わったこと。この馬も将来はそうなる可能性が高いが、そう思うとなおさらここが勝負の1戦ともいえる。非常にレベルの高かった札幌2歳で2着はかなり評価していい。

 

 2 ハピシン

 

 重賞で自己条件でもそこそこの成績が続いている。大崩れもなさそうだが、勝つまではとても…。この枠を生かしてどこまで。

 

 3 トツゼンノハピネス

 

 未勝利を勝ったばかり。明らかに距離短縮が生きたような成績なので、再びの距離延長もどうか。

 

 4 ホエールキャプチャ

 

 ファンタジーのレベルは低かった。その前の芙蓉Sは強い牡馬もいたが快勝。ただし中山だけに立ち回りのよさが生きたとも言える。ここも内枠を生かした器用な競馬ができれば3着ぐらいはありそう。ただし、父クロフネからも芝ではここまでかな。

 

 5 フォーエバーマーク

 

 未勝利、特別連勝中も、前走のレベルはかなり低い一戦だった。時計勝負に疑問。

 

 6 マイアネイサベル

 

 新潟2歳の覇者も、今年の新潟2歳はレベルも低く、この馬自身も人気が低かった。前走はいかにも距離不足といった感じだったが、それにしてもあのメンバーで負けすぎである。

 

 7 リトルダーリン

 

 ディープ産駒であり、しかも母はオークス馬エリモエクセルという超良血馬。しかし、あまり人気がないのは体重が400ぐらいしかないとこだろう。前走は楽勝で、着差以上に楽な競馬だっただけに一気の相手強化に対応できるか。

 

 8 ピュアオパール

 

 新馬、特別連勝中も、前走はレベルも低いし、3ヶ月前のレース。ぶっつけも不利だが、まだ1200mしか経験ないのも大きな不利材料。

 

 9 マルモセーラ

 

 未勝利を勝ったときが時計が速く好内容だったが、前走は逃げずに勝ったことは大きく評価できる。このメンバーでは一番のスピードがある馬で、先手をとろうと思えば取れそう。あとは1ハロンの延長がどこまで大丈夫かが鍵。若いJKだけにどこまで思い切った競馬ができるか。

 

 10 タガノラヴキセキ

 

 取り立てて強調できる材料がない。あえて言えば前走は休み明けだったので叩かれてどこまでと言った感じか。

 

 11 レーヴディソール

 

 とにかくくずを出さない血統で、どの馬も鋭い末脚を持っているのが特徴。さらに早い時期から活躍できるので、非常に馬主としては貴重な血統である。この血統も早熟系なので1戦戦が勝負だろう。京都のほうがこの馬の持ち味を生かせる気もするが、改修後の阪神ならそんなに気にすることもない。しかし、相変わらず先行有利の馬場だけに、この脚質がどうか。

 

 12 ツルマルワンピース

 

 特別は勝ってはいるが、その時は不良馬場だっただけに、真の実力はいまだ未知数。調教ではすごく動いているのと、今開催の阪神芝コースではやたらとキングカメハメハ産駒が活躍していることからここは押さえとかねばならない。

 

 13 オースイマイカ

 

 ことらもディープ産駒だが、すでに底が見えたような成績。この成績では…。

 

 14 ダンスファンタジア

 

 ダンスインザムードの初年度産駒。さすがG1馬だけにいい馬を生むもんだ。新馬の勝ちっぷりがすばらしく、2戦目の赤松賞はいかにも藤沢厩舎らしい直線半ばまで持ったままの楽勝。しかし、追ってからがいまいちだったようにも思えるが…。1戦ごとに騎手を替えているところが謎だが、この馬なら誰が乗っても差はなさそう。父ファルブラヴがなんとも結果がでてないだけに気になるところ。

 

 15 クリアンサス

 

 この馬も超良血。母はベストスプリンターのフラワーパーク。父は豪州のスプリンターだけに、まさに1200mを走るために生まれてきたようなもの。実際、マイルで2回負けて、距離短縮で勝っていることからも再びのマイルがどうか。さらに、ここに出走するために無理をしたローテもどうか。

 

 16 グルーヴィクイーン

 

 この馬も良血。母はエアグルーヴび子供だ。1戦1勝で、キンカメ産駒だけに、最初狙おうと思ったが、JRAのHPで調教後の体重を見てすぐに評価を大幅に下げた。前走ですでに400kgを割る体重だったのが、調教後すでに380kgなのだ。これではいくらなんでも。

 

 17 マリアビスティー

 

 この馬はハーツクライ産駒。ハーツクライも活躍しているが、いまだ重賞勝ちはなし。この馬ではここは厳しい。

 

 18 ライステラス

 

 この馬はソングオブウインド産駒。現役時代好きな馬だっただけに応援したいが、この馬では厳しい。デムーロに期待。

 

 ◎ アヴェンチュラ

 

 〇 ダンスファンタジア

 

 ▲ レーヴディソール

 

 △ ツルマルワンピース


JCD

2010年12月04日 23時42分01秒 | 競馬

 JCD

 

 ハイレベルだったJCに比べてなんとも低レベルなJCDだこと。その原因は、3歳馬にある。今年の3歳特に芝の牡馬のレベルはかなり高い。それに比べて、ダートはレベルが低く底上げがなってない。さらに、今年のフェブラリーの1,2,3が出てなかったり、JBCを勝ったスマートファルコンがまさかの浦和記念出走だったり、王者エスポワールシチーがブリーダーズCの疲れが取れなかったりで回避するなどさんざん。特にスマートファルコンはないなぁ。あんなところに浦和記念があるのがいけないのかもしれないし、G1を勝ったら斤量をかなり重くすればいいのに。

 そんなこんなでこのメンバーでは所詮話題として、ヴァーミリアンとキングスエンブレムの兄弟対決ぐらいしかないのが現状。もうヴァーミリアンに頼るのもねぇ…。

 あとやっぱりJCDは東京のほうがいい。右回りだとアメリカからまずこない。ダートは向こうが本場だし、アメリカ馬がこなくては面白みが半減する。

 

 1 シルクメビウス

 

 去年の2着馬。去年は、エスポワールが前を根こそぎ倒してくれたせいで、やや恵まれた2着だったが、今年も好調で、ブリーダーズGCではカネヒキリに引導を渡すなど活躍している。しかし、前走はいくら前有利だったとはいえ、負けすぎなのがどうか。

 

 2 キングスエンブレム

 

 去年衝撃のデビュー戦から1年。順調に成長してG1に出てきた。当時は後ろからしかいけなかった馬だったが、今ではずいぶん自在性が出てきたのが好材料。もう兄貴には負けないと思うが、ここでいきなり勝つかといわれればちょっと足りないかなとも思う。

 

 3 トランセンド

 

 時計勝負に強くて、前にいけるのも強み。そういう意味では京都から阪神替わりがどうかがあるが、メンバーを見渡すと強力な先行馬がいないことから、すんなりハナも十分考えられる。このメンバーならチャンス十分。

 

 4 マルカシェンク

 

 芝ではかなり限界が見えてきたので、前走からダート路線へ。ダートにいこうがゲートは相変わらず最悪。それでも5着に来てるのだから。適性はありそうだけど、いきなり通用はしないだろう。

 

 5 ラヴェリータ

 

 牝馬同士なら特別な存在も、牡馬に混じると少々見劣ってしまう。牝馬の割にはスタミナがあって距離は向くのだが、最後の決め手がないのが…。乗りなれた岩田に替わるのはいいが。

 

 6 ダイショウジェット

 

 穴馬の代表みたいな馬だが、ベストは東京1400m。ここは距離が長すぎる。

 

 7 アリゼオ

 

 強い強い3歳牡馬の2番手グループ長ぐらいの位置取り。芝では切れ不足を露呈しているので、ダート替わり自体はすごくいいチャレンジだと思う。ただ、いきなりG1というのはどうか…。勝ったらクロフネ級だけど。

 

 8 バーディバーディ

 

 弱い3歳勢の代表馬。実際、今年のユニコーンは時計が遅かったし、その後の地方交流では地方馬に負ける失態。すでに下降線なのか。

 

 9 トーセンブライト

 

 もう9歳。いまさら出てくんな。この馬はもっと若いときに出てほしかった。

 

 10 ヴァーミリアン

 

 今年も川崎記念こそやっと勝ったが。ご存知のとおり相手は最弱。その後、帝王賞ではまさかの惨敗で、さすがに年には勝てないのか。去年まではjBCをたたいて本番だったが、今年はそれもないので苦戦必至。

 

 11 クリールパッション

 

 北海道の鬼も他場所ではぜんぜんだめ。北海道でG1があればこの馬にもチャンスなのに。

 

 12 アドマイヤスバル

 

 重賞でもG1でもそこそこの成績。この馬も北海道で強い馬だ。もうワンパンチほしいところだ。

 

 13 ダイシンオレンジ

 

 どちらかと言うと京都の鬼の馬で、阪神替わりがどうか。それといくら久々の競馬とはいえみやとSが負けすぎなのがどうか。

 

 14 グロリアスノア

 

 前走は、久々ながら快勝。やはり騎手って大事だなぁと思ったしさすが戸崎だと。ここも戸崎なら…と思ったら元の小林慎に。聞けば、オーナーサイドからの要望とか。それじゃ前走は何だったの?と思う。騎手は大事だと思う。

 

 15 マカニビスティ

 

 この馬も矢作厩舎で、この馬はデムーロ確保。デムーロもことらではなくてグロリアスノアならなぁ。この馬は地方からの転厩馬ながら、地方のG1を勝つためだけに地方に転厩した変わった馬。地方のような重たい馬場が得意で、もう少しスピードがほしい。

 

 16 オーロマイスター

 

 そこそこの馬だったが、なんと南部杯であのエスポワールシチーに快勝してしまったもんだからかなり注目度が上がってしまった。もともと左回りのマイルはベスト条件だったのだが、あの時はすべてが嵌りすぎた感が強い。ここは距離も長いし、展開もむかないのでは。

 

 

 ◎ トランセンド

 

 〇 キングスエンブレム

 

 ▲ ラヴェリータ


やっぱり競馬は馬連!

2010年11月28日 21時58分34秒 | 競馬

 表題はもちろんJCに関して。馬券を買った直後は、

「あ、馬単にすればよかった…」と思い、レース終了後は、

「ほらやっぱり馬単にすればよかったのに…」と悔しがっていたが…。

結果はご存知のとおり「馬連でよかった」でありました。

 

 正直、レースを終えた直後は審議とはいえ大丈夫だと思った。もちろんブエナが対象だとはすぐ思ったので、

「おい、スミヨンはよ帰らんかい。お前が帰らんと審議始まらねーぞ!」

だったんだけど、あそこまでウイニングランするってことは、スミヨン的にはこれくらい欧州ではたいしたことねーよってことだったんでしょう。

しっかし、審議が長すぎる。自分的には、「どっちでもいいから早く確定して」状態だったので余裕な感じですごしてました。

馬単や単勝、3連単を買ってた人は激怒したことでしょう。自分だったら暴れてました。

 ローズはよくあれだけの不利をうけながら2着にきたもんだ。ブエナにとっての一番の誤算はローズが2着だったこと。もし、あそこで差していなかったら、おそらく降着もなかったのではないかと思う。2着だったことで、もし入れ替わってもサンデーRの勝ちは変わらない。もっといえば、ブエナはもうG1を何度も勝っているのでいまさらJCを加えてもということもあるし、繁殖牝馬なのでそこまでというのもある。ローズの場合は、朝日杯以来勝ちがないし、将来種牡馬になる際にJCのタイトルは大きいし、ここを勝つことで最優秀3歳牡馬のタイトルに最も近づいたといえよう。さらにいえば、武の連続G1勝利記録が今年も更新されるし、降着の相手は最近調子に乗りすぎの面がある外国人。さらにさらにこれでブエナが有馬記念で横典にすんなり戻すこともできる。すべての面でWin-Winの関係だった今回の降着劇に見える。

 

 まあそんなことはどうでもよくて、とにかく「当たってよかった~」である。

 

 最後にどうでもいいことだけど、今回JRAは少し賢くなったなと感じた。それは、東京最終Rの頭数が14頭だったこと。これだと、大本命ブエナの16番を買うときに、違うと絶対気づくので、今回に関しては間違えた人が少なかったんじゃないかな。今思えば、ブエナが16番に入ったことは必然だったのかも…。


JC

2010年11月27日 17時04分50秒 | 競馬

 JC

 

 かなり豪華なメンバーが揃ったというのが最初の印象。外国馬は頭数こそ揃ったが、はっきりいっていまいちなのだが日本勢はとにかく揃った。特に3歳は、現役最強の4頭が揃っており。ここを勝った馬が最優秀3歳になるだろう。

 

 1 ヴォアライシ

 

 欧州の中でもイタリアはかなりレベルが落ちる国で、ここでかなり抜けた馬というわけではないようだし、他の国での実績も乏しい。出るだけ。

 

 2 ヴィクトワールピサ

 

 凱旋門賞前では、ナカヤマより好評価だったものの、すっかり立場が入れ替わってしまった。欧州にあうような馬だと思ったが、合う合わないよりも体調がいまいちだったように思う。日本に帰ってからは順調にきているようだが、ネオユニヴァース産駆が比較的早熟なのがどうか。

 

 3 ダンディーノ

 

 重賞も未勝利だし、G1でもレベルの落ちるセントレジャーで大敗しておりとても日本のスピード競馬に対応できるとは思えない。

 

 4 シンゲン

 

 不利があったとはいえ、天皇賞では6着。いつものこととはいえ、パドックであそこまでチャカつくようでは一流とはいえない。そういう意味でももう少し短い距離のほうがいいのでは。

 

 5 モアズウェルズ

 

 この馬もどちらかというと距離を求めての遠征に見える。だから距離は問題ないが、スピードに対応できるかが鍵。でもこのクラスに負けているようだと日本のレベルが疑われる。

 

 6 ローズキングダム

 

 菊は一番強い競馬をした。勝ちきれないのは、騎乗ミスといわざるを得ない。この馬は切れるけど、一流の切れではなく、むしろ並んでの強さがある。もっと前で競馬できる馬だ。ただ、このメンバーに入ってどうかというところはある。強いけど勝ちきれない馬なのかもしれない。

 

 7 ペルーサ

 

 よくわからない馬だ。前走はあれほど練習したのにやはり出遅れ。その分すごい脚で追い込んでくるのだが、難しい馬だ。今回も奇数枠だけにゲート内での落ち着きがあれば。

 

 8 ジャガーメイル

 

 天皇賞では内に強引につっこんで降着。まともなら2着はあったと陣営は言っているが、とてもそうとは思えない。この馬は、レベルの低かった天皇賞春を勝っただけで、決して強くない。常に外人騎手が乗っているので、ずっと過剰人気が続いているだけだ。

 

 9 ティモス

 

 ペリエが乗る。強調材料はそれだけ。

 

 10 エイシンフラッシュ

 

 ダービーはフロックなのではと思っていたが、神戸新聞杯でもかかりながら僅差の2着とやhり強い。今回は、菊花賞を回避した順調さをかいているが得意の東京でどこまで。とにかく落ち着いていて、スローペースなら。

 

 11 ナカヤマフェスタ

 

 問題の馬。このメンバーでも世界基準なら断然のトップ評価。それくらい、凱旋門賞のパフォーマンスはすごかった。ただ、今年の凱旋門賞は例年に比べるとレベルが低かった。あと。この馬は難しい馬で、調教も思うようにいかないこともしばしば。さらに体調面がどこまで戻りきっているかも鍵。

 

 12 ジョシュアツリー

 

 外国馬の中では最も実績が高い馬。調教師も欧州No.1トレーナーということで、評判は高いが、そもそもカナディアンインターナショナルぐらいなら、今年の3歳のどれかが出れば楽勝するようなレース。だからこの馬に負けることもないと思う。

 

 13 メイショウベルーガ

 

 エリザベスから中1週。確かに東京はあいそうだが、このローテがどうか。前走では、3~4コーナーにかけては掲示板もないかなといった手ごたえだったが、最後は外から豪快に伸びた。直線しか伸びない馬なのかもしれない。でも下手に外国馬を買うよりはこの馬のほうがいいと思う。

 

 14 オウケンブルースリ

 

 去年は勝ちに等しい競馬だったが、この馬は体質が弱く順調に使えない。京都大賞典後も、不安がでて天皇賞を回避。まあ天皇賞では勝負にならないだろうから、むしろよかったとは思うが、調教の動きからもまだ本調子までは?

 

 15 フィフティープルーフ

 

 この馬も重賞未勝利。こういう馬は呼ばなくてもいいと思う。

 

 16 ブエナビスタ

 

 前走はいままでで一番強い競馬だった。やはりスミヨン恐るべきなのか。今回も順調にきているし、騎手もスミヨン固定。さらに東京2400mも実績があるとくれば全く問題なし。ひとつ懸念があるとすれば外枠ぐらいか。

 

 17 マリヌス

 

 一応凱旋門でも6着だが、フランスでも一流とはういえない。距離は魅力みたいだが。

 

 18 シリュスデゼーグル

 

 この馬も所詮はG2クラスまでの馬。観光だけ。

 

 ◎ ブエナビスタ

 

 〇 ローズキングダム

 

 ▲ エイシンフラッシュ

 

 △ メイショウベルーガ

 

 


マイルCS

2010年11月21日 00時42分46秒 | 競馬

 マイルCS

 

 今年ははっきり言って大混戦で、何が勝っても不思議ではない。逆に言えばどの馬も決め手に欠けるというかいまいち勝ちきれない馬ばかりだ。あとはやたらと3歳馬が多いのが気になる。それくらい古馬勢の頼りなさが浮き彫りになる。

 

 1 ファイングレイン

 

 かなり前に終わった馬で、何をいまさらといった感じ。もし全盛期に出てたとしても距離が長い。

 

 2 スマイルジャック

 

 なかなか勝ちきれなく、常に不利を受けている印象が強い。そういう意味で、今回の急な乗り替わりはある意味チャンスなのでは。マイルはぴったりの印象だが、やはり左回りのほうがいいような。

 

 3 ライブコンサート

 

 よく人気薄で穴を空ける印象が強い馬だが、前走の富士Sはいかにも相手が弱すぎた感じ。ここもそんなに強いとは思わないないが、それでもG1で通用するくらいではない。

 

 4 オウケンサクラ

 

 前走はびっくりの4着。ただし、展開的にはものすごく恵まれたのも事実。適度に馬場が荒れてきた今の京都を押し切るだけの力は?さらにこの馬はもっと長い距離のほうが適正がありそう。

 

 5 テイエムオーロラ

 

 府中牝馬を勝ったとはいえ、所詮は牝馬同士の戦いに勝っただけで、そこまでレベルも高くなかった。先週のエリザベスに出たほうが良かったと思う。

 

 6 ジョーカプチーノ

 

 前走は久々だったのに、3着に粘った。さすがG1馬の貫禄を見せた感じだが、それでもかなり恵まれた前走だっただけにまだ全幅の信頼は置けない。さらに反動のほうが心配で、今週の調教も軽いのが気がかり。

 

 7 ショウワモダン

 

 いくら使ってよくなる馬とはいえ、この使い方は異常。仮にもG1馬なのだからこの使い方はひどすぎる。まともに走ってないからとい言い訳もあるのだが、それ以前に馬に走る気がない。ここはスパッと休養がいいと思うけど。

 

 8 ダノンヨーヨー

 

 潜在能力は高く買われていたが、なかなか順調に使えなかった馬だったのだが、完全に本格化した感じ。しかし、富士Sは勝ったとはいえ相手が弱すぎで、G1でどうか?というのはある。さらに前にはいけない馬でもあることから、展開がどうか。

 

 9 トゥザグローリー

 

 当初は除外対象だったので、本当にここに使う気だったのかが疑問。確かに両親からはマイルはぴったりだとは思うが、この馬の跳びの大きさなどを考えるとマイルは短すぎる印象。

 

 10 マイネルファルケ

 

 去年2着で、春もそれなりに活躍したが勝ちきれず。さらに富士Sでは大敗。東京が合わないのは間違いないが、それにしてもあの相手での大敗はちょっと。今回先行馬もそろっていることから、去年の再現は厳しい。

 

 11 ワイルドラズベリー

 

 秋華賞では4着敗退ももう少し乗り方に工夫がほしかった。それ以前に小回り2000m、外枠とこの馬に最悪条件が揃っていたのも事実。マイルに短縮は間違いなくいいし、この枠も前走よりはまし。とにかく切れる馬で、京都マイルは最高条件のはず。

 

 12 アブソリュート

 

 マイルで好成績を残しているものの、それはすべて東京でのもの。最近は東京でも好走できなくなっているだけに、ここはさらに厳しい。

 

 13 エイシンフォワード

 

 この馬は完全に1400mのスペシャリスト。さらに直線も短いほうがいいタイプで、さらに坂とがあったほうがいいタイプで、要は京都マイルが全く合わない馬である。

 

 14 ガルボ

 

 やはり富士S組は信頼置けない。いくら休養明けで上積みも見込めるとはいえ、さすがに前走のように恵まれた展開になるとはとても思わない。

 

 15 ゴールスキー

 

 この馬も直前まで除外対象だっただけにどこまで体勢が整っているかがかぎ。あとこの血統はそこそこ走るのだが、芝ではすぐ限界が見える血統でもある。今は連勝しているが、あくまでも条件戦でのもので、人気があるならスパッと切りたい。

 

 16 サプレザ

 

 去年は惜しくも3着。去年は馬場を選びすぎた感じで、結果的に内の2頭にやられた結果だった。今年も欧州の中ではレベルの低いG1とはいえ連勝してきていることからも順調にきているのが好印象。ルメール騎乗も当然魅力。

 

 17 キンシャサノキセキ

 

 すっかりスプリンターの印象が強くなった同馬だが、マイルくらいなら十分こなせる実力がある。とにかく乗り難しい馬なだけにいくらムーアとはいえ乗りこなせるかが鍵。しかし、この調教師は外人がすきだな。

 

 18 キョウエイストーム

 

 富士S惨敗ではここは出るだけ。

 

 ◎ ワイルドラズベリー

 

 〇 キンシャサノキセキ

 

 ▲ スマイルジャック

 


エリザベス女王杯

2010年11月13日 20時44分52秒 | 競馬

 エリザベス女王杯

 

 現在の牝馬のトップは、もとろんブエナビスタ。2位はレッドディザイア。要はここは3位決定戦のような様相なのだ。ここをたとえ勝った馬でも古馬の最優秀牝馬は絶対とれない。それくらい古馬の層は薄く、その薄い層を3歳がどれくらい崩せるかがポイント。

 

 1 コロンバスサークル

 

 やっとオープンになれた馬だが、前走をみる限りまだまだ重賞でも厳しい印象。ここも出るだけ。

 

 2 セラフィックロンプ

 

 重賞で連続2着も、どちらも牝馬限定戦で、どちらもメンバーは低調だった。調子はいいかもしれないが、距離も微妙で、あまり強調材料がない。

 

 3 レジネッタ

 

 桜花賞以来酷い成績が続いていたが、やっと今年の福島牝馬で復活の勝利。しかし、そのときのメンバーも酷かったし、その後は牝馬限定戦ながらいい競馬が出来ていない。ここは距離も長い。

 

 4 テイエムプリキュア

 

 去年の2番手からの粘り。よく考えたら、去年はあのブエナビスタに先着している。あれがあったから現役も延長されたのだと思うが、さすがに年齢の衰えは隠せず、二桁着順が続く。ハナは堅いかもしれないがそれだけの馬である。

 

 5 アパパネ

 

 3歳牝馬の3冠馬。けっこうこの馬に逆らってきていたので、今年の3歳牝馬で当たったことがない…。ずっと血統が…とかいわれていたがそれを越えた強さがあった。問題は、世代間のレベル差。レベルは普通と思うので、この古馬相手ならと思う。

 

 6 スノーフェアリー

 

 外国馬だが、これはかなり実績が高い馬と言える。成績からは欧州トップの3歳牝馬で、よくこのクラスの馬が、JCではなくエリザベスに出てきたなぁとあらためて円高だなと思う。ただ、成績を見てもあまりにも長距離に出走が偏っていることから、日本のスピード競馬には?の疑問はあるもののあっさりがあってもおかしくない。

 

 7 サンテミリオン

 

 オークス馬も前走はまさかの最下位。いくらぶっつけの競馬だったとは言えこれは負けすぎで、いくらデムーロといえどこれを立て直すことができるか?は鍵。ましてや安定感がうりだった同馬だけに。

 

 8 ブライティアパレス

 

 軽快な逃げが特徴の馬だが、今回はテイエムがいるし、やはり距離は長いと思う。

 

 9 メイショウベルーガ

 

 前走は古馬牡馬相手に圧勝と言える内容。特に京都コースでの強さが際立つ。この馬にとって問題は、展開に左右されることだが、それを差し引いても、ここが目標でまさにこの馬のためにあるようなコース設定だ。

 

 10 ヒカルアマランサス

 

 ヴィクトリアマイル2着もその後牝馬限定でも勝ちきれない。さらにマイルぐらいがいい馬で、この距離は長いのかも。

 

 12 アニメイトバイオ

 

 この秋は非常に充実しており、現在では完全に3歳牝馬No.2。それでも完璧に仕上げられた秋華賞ではアパパネに完敗。少なくともアパパネの上にいくことはなさそう。

 

 13 サンレイジャスパー

 

 完全に出るだけの馬。はやく引退しましょう。

 

 14 アースシンボル

 

 準オープンをやっと勝った馬で、いきなりここで勝負にはならないだろう。

 

 15 ムードインディゴ

 

 この馬も最近の成績は酷いの一言。ピークは2年前ぐらいにあった馬で、ここでどうこうの馬ではない。

 

 16 アーヴェイ

 

 前走はレッドディザイアを破ったことで日本で有名になったが、それほどの実績を残したわけではない。アメリカの芝馬となるとやはり格は落ちるのでそこまでの評価にはならない。さらにアメリカの馬は左回りしか経験がないのがどうか。

 

 17 リトルアマポーラ

 

 2年前の女王杯勝ち馬も、それ以降成績が安定しない。パフォーマンスは確実に悪くなっており、ここで復活もないだろう。

 

 18 シングライクバード

 

 条件を勝っての重賞だったが、そこで大敗とまだまだ重賞でも厳しいのが現実。

 

 ◎ メイショウベルーガ

 

 〇 スノーフェアリー

 

 ▲ アパパネ

 

 △ アーヴェイ


天皇賞 秋

2010年10月30日 23時07分51秒 | 競馬
 天皇賞秋

 土曜日はまさかの開催中止。この時期に台風で中止になるなんて、やはり地球全体がおかしくなっているのが浮き彫りになっているなぁと感じる今日この頃。しかし、日曜日でなくてよかったと思う。これがもし日曜日だったら来週になるのだろうか。そうなると影響は量りかねない。

 今年の天皇賞の特徴は、3歳馬が多いこと。中には菊花賞に出てれば…という馬もいるが今年のメンバーならどうにかなりそうだから、最近の古馬は本当に情けない。

 1 ショウワモダン

 一体安田記念は何だったんだろうかと思うくらい、秋は目を覆うくらいの惨敗続き。しかも毎日王冠から中1週、連闘とオグリキャップもびっくりのむちゃくちゃローテーション。完全に迷走状態。

 2 ブエナビスタ

 牝馬最強は間違いないが、牡馬もあわせるとすでに最強馬ではないような…。それがナカヤマフェスタとも限らないが、何かにやられるイメージは常にある。しかし、そうは言っても安定していることは間違いない。あとはいくらスミヨンとはいえ、乗り替わりがどうか。この内枠はいいと思うが。

 3 ジャガーメイル

 天皇賞馬も距離不足の宝塚では惨敗。それを思うとさらに距離が短くなる今回は苦戦必至。休み明けのほうがいいというが、それでも間に合わなかったといったほうがいいような感じ。また外人JKが乗るようだが、本当に日本人は信用がないと思う。

 4 エイシンアポロン

 今年の春競馬で最も厳しい競馬だったのが、NHKマイルC。その上位馬達が軒並み故障や休養を余儀なくされている中、順調に秋を迎えた同馬。そういう意味で期待できるが、完璧な競馬で最後差し返された前走を見ると距離の不安は隠しきれない。

 5 オウケンサクラ

 この馬も秋華賞から中1週。昔なら酷評されるローテだが、最近はある意味なんでもあり。基本的には秋華賞で勝負にならない馬がいくら手薄とはいえ古馬G1で着順を上げるとは思わない。

 6 スマイルジャック

 マイルから1800mまでの安定勢力。ワンパンチ足りない印象だが、この内枠を最大限に活かせば十分勝負になる。

 7 ペルーサ

 ダービーでは2番人気に推された馬だが、その後は出遅れ癖もでて微妙な成績。負けている理由が出遅れだけの理由ではないような気もして相変わらず過剰人気もあることからここも静観が正解かも。

 8 シルポート

 この馬は好きな馬で、出走するたびに買っている馬だ。それは逃げ馬で、しかも道悪の鬼だからだ。そういう意味で明日の馬場状態がどうなるかが一番の鍵。もし泥んこ馬場になるようなら本命にしようかと思う。

 9 トウショウシロッコ

 G3クラスの馬で、G1レベルとなるととても家賃が高すぎる印象。G1といえど、そこまでのメンバーではないが、それでも足りない。

 10 シンゲン

 骨折明けだったが、前走のオールカマーでは完勝。出遅れがあったとはいえ、中山の鬼のドリームジャーニーに勝ったのは大きい。シンゲンに関しては明らかに左回りのほうがいいので、上積みは相当大きいと思う。心配は、虚弱体質だけに、長期休養明けを走った反動がどうかだけ。

 11 アクシオン

 いまではかなり少なくなったサンデー産駒。今年の初めまではかなりいい状態だったが、そこから休養すると別馬のように駄目になっていった。切れを身上としているので、この道悪もマイナスだし、枠も外過ぎる。

 12 アーネストリー

 宝塚ではチャンスだったが、いまだもう少し足りない印章も。その後札幌記念を快勝したようにいつG1を勝ってもおかしくないが、少し切れ負けするので東京がどうか。あと道悪も陣営が未知数とのことで、これが阪神や中山なら本命なのだけど東京だけに…。

 13 ヤマニンキングリー

 かつてはブエナビスタに快勝したこともあるのだが、その後はリズムが悪く、全く力を出し切ることが出来なくなってしまった。ここでも苦戦は必至で、強調材料がない。

 14 ネヴァブション

 高齢の割には、安定して走っているが、この馬も切れ不足で、いかにも中山が向きそうな馬なだけに東京がどうか。

 15 スーパーホーネット

 意外にも天皇賞は初めて。とにかく切れる馬で最近少しずぶくなっていることからもむしろ2000mは向く可能性もある。これが最後のチャンスになる可能性もあるので陣営がここにかける思いも強いように思う。

 16 キャプテントゥーレ

 去年もそうだったが、朝日CCがあまり薄いメンバーなだけに、ここを快勝しても評価が微妙。シルポートがいるので、すんなり逃げることもできないことから厳しい。

 17 コスモファントム

 ダートを使ってもいまいちな結果。芝のほうがよさそうだが、それでも足りない。

 18 アリゼオ

 血統からは先週の菊花賞のほうがいいのでは?と思うのだが、血統よりも気性的に問題があるので2000mのほうがいいのかも。前走は見事に差し返したが、それより強力になるメンバーと外枠が痛い。

 ◎ シンゲン

 〇 ブエナビスタ

 ▲ シルポート