昭和の仙人

庶民の努力が報いられる日本。お金だけがものを言う社会は御免だ。日本の良さを認識する教育を。指導者選びを真剣に考えよう。

石原産業フェロシルト事件

2005年11月08日 | Weblog
常識では考えられない事件である。廃棄物を商品化して、土の代用品として販売したという意味に解釈しているが、まともな経営者の判断なのだろうか。

金儲け優先の会社は当然かも知れないが、倫理観のかけらも見えない行為だ。

好意的に見て、合成、製造過程で、成分が化学反応を起こして、六価クロムが発生したと言うならば過ちとなる。

科学的にありえないことであるが、この生産販売によって黒字決算が出たというから、どこかの欠陥隠しと同じ動機によるものと思われる。

不況脱却のために、大事な社員の首を切る、バランスシートのためにはなんでもするという経営者が存在するのは事実である。

そんな経営者は自分の首を切れと私は常々口にしている。過激だろうか。