松静自然 -太極拳導引が教えてくれるもの-

松静自然とは体を緩めて精神情緒は安定し無理なく自然である状態のこと
この太極拳導引の基本要求は実は奥深いものらしく…

揺らいでも意はブレず

2017-06-08 | 行雲流水-日日是太極拳導引-
この2年ほどの間に相次いで親を見送ったり
自身の肉体的精神的変化をしばしば自覚するなど、
内外環境の変化が活発になってきたところ。
それでもどうにかこうにかしのげているのは
太極拳導引で培ってきた修養の賜物かと。


長年練習してきていても
自然現象としての肉体的老化
例えば筋肉量はそれ相応に落ちてきているし
筋力も落ちているだろうと感じている。
こうして日に日に変化している自分の状態を
自分で体感できていること、気づけていることが
自分の身を護っているように思う。

自覚からくふうが始まる。
くふうは工から巧へと進化の段階を経るみたい。
同じ運動にみえても、身体の使い方や
運動に対する理解の仕方などはさまざま。



従来のやり方理解の仕方が通用しなくなった状態とは
心理的にも安定(静)から
不安定(動)への変動が起きている。
変動はすなわち動揺、揺らぎ運動でもある。
肉体的にも(外)心理的にも(内)
揺らぎの中でバランスを求めている最中の状態かと。

平静な状態に近づくためのカギは何か。
「用意不用力」の“用意”に集中することかと
今の段階では(自分は)思っている。

自分の現状ではまだ一時に全体を
意識でコントロールすることは難しく、
したがってポイントを絞って取り組むようにしている。
いかなる状況にあっても慌てずに落ち着くこと。
その上で意識的に動きを制御することに集中する。

安定を求めるために、バランスを取りたいがために
とっさに出てしまう反射的な動き、反応を
極力しないように心がける。
そうした習慣となっている言動・クセをやめていく。
無意識レベルで行っている物事に気づくこと、
そして意識的に確認していく。そんなことの繰り返し。

おいそれとはいかないだろうと思いつつも
それでもコツコツと太極拳の動作練習を重ねて来た。
その成果らしきものが日々の暮らしのなかにも
じょじょに反映してきているみたいに感じるこの頃。
太極拳的な暮らしがしたいという思いは
さらに強くなってきたかも。


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