NQの勝手にチャレンジ20,000km

JR好きの鉄ちゃん旅行ブログ。現在の距離:19,590.7km 最近の距離更新の記事:2023-07-15

飯山線雪景色

2008-01-14 | 2008年

今回は念願だった雪の飯山線に行ってきました。去年3月の左沢線&米坂線の帰りに飯山線だったのですが、時期的に少し遅く、雪景色はイマイチでした。なので、今回はこの時期。かなり期待です。そしてもうひとつ。前回残念だった姨捨の朝焼けの再チャレンジ。時刻表を調べると、停車はしないけれど、しなの2号が前回の電車よりも早く姨捨駅を通過します。恐らく、6時半前後。これだ!!。これしか無い。(→去年の3月の記事)(→前回の姨捨の記事

ということで、今回のコースは、まず、ムーンライトながらで東京へ行き、上越線で水上へ。大宮から臨時快速のシーハイル上越号に乗りました。国境の長いトンネルを通って、越後川口。そして、メインの飯山線で長野。ここで宿泊。翌日、しなの2号から姨捨付近の朝の景色を見て、そのまま名古屋へ帰りました。

さて、今回のムーンライトながらは満席状態。私はもちろん窓側の席。景色は見えないけどね。ボーっと景色を見ていると、岡崎辺りからうつらうつらと寝たり起きたり。豊橋からは、30分~1時間毎にくらいに停車するんだけど、その度に目を覚ましていた感じ。そのままの状態で東京まで来てしまいました。うーん、イマイチ寝た気がしない。まあ、しょうがないか。

今回の東京は寒いですね。上野で高崎線に乗り継いで、一目散に大宮へ。6時過ぎに大宮に着きました。今回はここでお昼の駅弁と、朝ご飯をゲット。そして、シーハイル上越号を待ちました。この列車は元々スキーヤーのための臨時快速。快速だから青春18きっぷでOKなの。車両は183系でした。少し前の特急用の車両。車内はポカポカなので助かりましたよ。乗り込んで朝ご飯。で、寝不足なので景色をボーっと見ていて、ふと気付くと雪景色になってる。おー。心が躍ります。

水上には9時ごろ到着。そのまま乗っていてもいいのですが、ここから先は普通電車で行きたいので、次発の電車に乗り換え。というのも、上越線下り方向は初乗りで、この先の新清水トンネルには、日本一のモグラ駅である土合駅があるからです。快速だと通過してしまうので。ま、今回は降りるわけではないけれどね。この駅は面白いです。駅舎と上り線のホームは地上にあるのだけれど、下り線のホームは新清水トンネルの中で、地下70m。だからモグラ駅なの。

そして、新清水トンネルを抜けると、まさに雪国。さっきの雪景色とは、雪の量が違いますね。天気はどんよりなので、私の勝手な基準では雪景色70%くらい。それでもいい景色です。越後湯沢辺りで、明日の朝の姨捨駅辺りの天気を確認しました。すると、今夜遅くから明日の朝にかけては晴れマーク。うひょー!。これは本当に朝焼けが見れるかもしれませんね。(→雪景色の基準の記事

そうこうしているうちに、越後川口駅に到着。雪が降っていますね。ここで1時間半待ちなので、まずは、待合室に行ってお昼ご飯。大宮駅限定の大宮弁当。おいしかったよ。食べ終わったら雪がやんでいました。ラッキー。それじゃあ、駅前の桜に挨拶。今回も雪化粧。ここの桜は私のお気に入りのひとつです。その後、駅ブラしました。(→越後川口の桜の記事 ①春 ②冬

さて、それではメインの飯山線。単行のキハ110。大誤算だったのが、窓が曇ってしまうこと。外は寒く、お客さんはそれなりにいるので、拭いても拭いても曇ってしまうのです。次回からは対策を考えなきゃね。でも景色は期待通りの雪景色。飯山線はこうでなきゃね。でも天気はイマイチ…。

ところが、土市駅を過ぎた辺りから空が明るくなり、越後水沢駅の辺りで雪もほとんど止みました。さらに越後田沢駅の辺りで陽も射してきました。そして青空も。やったー。私のテンションはぐんぐんアップ。いやー、いい景色。雪景色100%とまではいかないまでも、かなり評価できます。うれしいなあ。来てよかった。この後は、戸狩野沢温泉駅で乗り継いで、長野入りしました。

よし、晩ご飯。前回の松本のような店があるといいんだけどなあ。でも残念ながら見付からなかったよ。寒い中、かなり歩き回ったんだけどね。良さそうな店はあったんだけど、今日は休み。残念。まあ、いいや。明日に備えて、早く寝よう。

翌日は早朝に起きて5:45には駅へ。しなの2号は6:10発。みどりの窓口へ行くと、指定席は満席。やはりね。そんな気がしていました。自由席特急券を購入して、ホームへ降りました。しなのはすでに入線してる。これも、やはりね。だからこんなに早く駅に来たわけよ。まだ発車までは時間があるのでガラガラ。姨捨駅辺りで景色が見渡せる左窓側の座席を確保。ま、このくらいは楽勝だね。発車前には、乗車率70%くらいでした。

しなの2号は定刻に発車。外はまだ真っ暗です。篠ノ井駅を出て、電車は篠ノ井線に入ります。この辺りから空が少し明るくなってきました。期待は膨らみます。稲荷山駅を通過。雲が多少ありますが、空は充分見える。稲荷山駅と姨捨駅の間には、駅ではないのだけれど、桑ノ原信号場があります。ここを通過した直後、線路はカーブし、電車左側の窓が数十秒だけほぼ真東を向きます。あ、朝焼けだ…。きれい…。

朝焼けが見えていたのは、20秒くらいかな。その後は手前の山に遮られて見えなくなりました。やった。朝焼け見れたよ。きれいだった!!。これが冬ではなく、もっと空が安定している季節ならば、最高だったろうなあ。でもそれは今となっては不可能だね。撮影もしたのだけれど、走ってる列車からはうまく写らなかった。でも、よかった。

ふう、西条駅で下りの長野行き普通電車と交換。前回はあれに乗っていたんだね。この後はうつらうつらと寝たり起きたり。特急なので快適だからね。塩尻から先の中央本線でも、右に見えた山々はきれいだったよ。で、名古屋には約20分遅れての到着。いやー、今回の旅はよかったなあ。チャンスがあったらまたチャレンジするかな。そうだ、今回分かったのだけれど、朝焼けは、この季節だと姨捨の駅からは方角的に見れないかも。

シーハイル上越号 水上にて

土合駅の下りホーム

飯山線の雪景色

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