湧大の部屋

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言語学を学ぶ(2)

2017-04-23 23:48:11 | 日記
今日は昨日に続いて第2章を読みました。第2章のテーマとしては言語の成り立ちみたいな感じでしょうか。




人間が言語を使えるようになったのは直立二足歩行になったことによって喉と口の間の空間が広くなったことが原因の1つであるらしいです。他のチンパンジーなどは人と違ってその空間が小さいから言語を持つことができないということですね。だとするならば、言語を人が使い始めたのは直立二足歩行をした後だということになります。ただし、ここでの言語の定義は音を利用してコミュニケーションをとる方法とします。




第1章の言語は全体で構造をなしているという内容は、単語は他の単語との差異によってその意味が規定されるとパラフレーズすることができます。第2章を読んで、言語の1番最初のころを想像してみてそのことがより深く実感できた気がします。例えば、1番最初に人間が馬に"uma"という音を当ててそれに馬の概念を与えたとすれば、馬は他の世界とは違う存在としてしか認識されていないのです。数学の集合の考え方と似ているなと思います。馬を集合Aとすると他の世界はAの補集合であるから、それらを合わせると世界全体になる、すなわち言語全体の構造になるということでしょう。




また、あるものに名前をつけようとすると、その名前は恣意的に決められるのであり、そのものに関連があるわけではないという内容も新鮮でした。たしかに恣意的に決めなければかえって明確に表すことができないし、恣意性が含まれていなければ世界中の言語が似通ったものになるでしょう。




言語の変化については今でも世間で言われる日本語の劣化のような話と関連があるような気がしました。しかし、世間で言われている日本語の劣化、もしくは語彙が徐々に少なくなっていっている現象の背景にはスマホなどの影響もあるような気がします。言語学ではそれも含めて話者が言語を決めるということでいいのかもしれませんが、僕は少し悲しい気持ちもあります。スマホのラインなどのツールによってコミュニケーションで使う言語(スタンプも含めて)が固定化されていっている気がするのです。ある言語がカバーする意味の範囲が広くなることによって今まで細かく使い分けられていたものが1つに集約されていく動きとみることができると思うのです。もしそうであるなら、上に書いた言語の体系の話に即していうと、ある言語の意味がカバーする範囲が広くなることは言語の体系が小さくなることと同じであり、それは話者が認識する世界が狭くなることを意味します。ですから、語彙の豊富さは重視しなければいけないなと実感しました。まあ、僕も10代なので、まずは自分が勉強しなければいけないわけですが(笑)。




語族の記述については世界史で習ったので少し馴染みがありました。言語の起源が1つだったのか、複数あるのかということについて、僕は全く見当がつきません(笑)。日本語でさえ孤立語とはいえ中国などの影響を多分に受けているわけですから、比較言語学の手法によってその起源を特定していく言語学者の方々には頭が下がります。




人口言語についてはエスペラントの話を聞いたことがあったので身近に感じるところもありました。映画でも人口言語が使われていたとは驚きです。ですが、実際に人口言語を普及させようとすると、PCなどへの考慮も必要になってくるとは思いもよりませんでした。ただでさえ単語や文法を作り上げる必要があるのに大変な仕事ですね。ですが、自分の言語体系を作るということは自分の世界を作ることと近い意味を持つ気がするので、少しやってみたい気持ちもあります。




今日は昨日に引き続き言語学についてでした。まだ学び始めなので後から見返すと恥ずかしくなるようなことをたくさん書いていそうです(笑)。ですが、言語学にハマってきたのでこのまま続けます!では、今日はこれくらいで終わろうかなと思います。ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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