食はいのち

連日、人生の大先輩に会うことができ　本当に「生き方」って
その人その人が積み重ねていくものなんだな～と感じた２日間でした。

この日は奈良県吉野に佐藤初女さんが青森から講演にいらしていたので
友人と母と吉野神宮のお参り散策も兼ねて　行ってきました。

天気も良く、講演前に吉野に着いたので　吉野神宮に行くと
ちょうど秋の大祭が行われていて　お神楽も聞こえ　参拝も参加することができ
参拝の終わりとともに風が吹き抜け　とても気持ちよく吉野に迎えてもらったような気になりました。

佐藤初女さんのお話も　本当に初女さんのお人柄がそのままにでていて
ゆっくり丁寧にお話される空気感に　時の流れがゆっくりとなるような
素敵な時間をいただきました。

食についてのお話がほとんどでしたが　昨日のマリリンさんのお話にしても
とても共通点が多く　食はいのち　そして私たちはいのちをいただき
いのちとして生きているんだと　また改めて感じました。

おにぎりをにぎる時、初女さんはそんなにぎゅっとは結ばないそうです。
お米の一粒一粒も生きていて　あんまりぎゅっと握ると　お米が
息ができないで　かわいそうに思うのだそうです。

食材に対しても常に　いのちとして向き合い、食べる人のことを想い
丁寧に料理する、初女さんの料理は祈りそのもの。

このような料理を作ってこのような料理を食べる人が増えたなら
世界はもっと美しく平和になるんだろうな～と思います。

私もついついささっと作ってささっと食べて・・・となってしまいがちですが
やっぱり何をするにも丁寧に心をこめて　できるようになりたいですね。

今回も初女さんにお会いできて　彼女のエッセンスをわけていただき
本当にありがたいです。　青森から何時間もかけて想いを届けに
来て下さった初女さんに心から感謝の気持ちでいっぱいです。