主婦&薬剤師ゆうこの ワガママにっき

主婦&薬剤師のふたつの顔を持つ
変なおばちゃんの日常を気の向くままに綴ります。 

薬剤師の立ち位置はどこなのか

2017年05月11日 02時51分00秒 | できごと

自分なら薬剤師さんに何を求めるか。

薬剤師のみなさん、考えたことありますか?

私はたまたま専業主婦時代が長く、その後も母の病院に付き添っていたので、患者や家族として逆のサイドから見ることが多々ありました。

患者からみると、薬剤師さんにも数通りの方がいて、せかせかと忙しそうに働いていて大変そうだなーと思ったのに優しい笑顔で応対してくれる薬剤師さん。
余程忙しいのか質問するとめんどくさそうに答える薬剤師さん。
質問なんかするなよ、と顔に書いてあるかのような薬剤師さん。
すいているのにおしゃべりに花が咲いて患者を待たせている意識のない薬剤師さん。
とても混んでいるのに、申し訳なさそうに謝る薬剤師さん。

じゃあ、薬剤師さんに何を求めるか。
それは、何もない。
ごめんなさい。自分が薬剤師として調剤薬局で偉そうに服薬指導しちゃってるのに、患者や家族として薬剤師さんに求めるものは何もない。
薬の説明はドクターから聞いてるし、どうせきちんと飲まないし、薬剤師さんの説明って専門用語だらけでわかりにくいんだもん。早口だし。(←自分も早口なくせに。)

わざわざ受診するのはドラッグストアでは買えない薬が欲しいから。
薬が欲しいのであって誰からもらおうが同じで、いつもいくクリニックみたいに会計時にさらっと渡してくれるとありがたい。会計安く済むし、根掘り葉掘り聞かれなくて済む。(←いつも根掘り葉掘り聞いちゃってるくせに。)

薬学管理料。
昔はそんなものなくて、薬剤師の業務に加算点数などなかった。
だから、病院では、コ・メディカルの一員として扱われたわけで、医師や看護師のように手技料を稼げる人々とは別の次元で扱われて、金喰い虫的扱いを受けた時代もあった。
当然賃金も安くて、苦労して取得した割には待遇面での不満はいつも持っていた。

今では薬剤師は高給優遇のイメージが定着し、他の職種からの風当たりは相当強い。
特にドラッグストアでは一般従業員との賃金格差は明白で、調剤薬局でも薬剤師とその他の賃金格差が大きいので、気をつけないと反感をかってしまう。

過去のいきさつとか、様々な背景を知らない学生さんは夢を描き、大学のパンフレットを真に受けて薬剤師は医師と同等だ、とか、薬のスペシャリストなんだから自分が一番薬に詳しいとか思っていると、しっぺ返しをくらう。

医学部の勉強の大変さは尋常ではないし、彼らは卒業してからも常に最先端の知識を取り入れ、常に学び続けている。看護師も同じ。なぜなら常に人の命と向き合っているから。

医師は薬のことを知らないのではなくて、網羅しきれないから参考書やアドバイザーを欲しがっている。
だから今日の治療薬という本がばか売れするわけ。

薬剤師ならば医師にあれこれ言う前にきちんとアドバイスできるようプロとしての技量を高めていかないとならないのだ。
疑義照会は医師の機嫌を損ねないよう言葉使いに注意して薬学的見地からお伺いをたてるのがベター。
薬のことが理解しきれていないと感じたら、早見表をつくるとか、なんらかのサポートをさらっと申し出てみたり。

社会は学校とは異なる。
実務実習は学生向けのネタを選択し、扱いやすい患者様しか体験させないけど、簡単にはいかないのが当たり前で、血圧の薬一種類の患者様でさえ様々な背景があり、きちんと来局しても薬をためこんでいたりする。
ちゃんと飲まない患者を叱るだけではまだまだで…。
そこには様々な理由が存在し、打ち明けられたところでなすすべもないこともあり…。

薬剤師であるゆうここがいうのもなんだけど、

薬剤師の立ち位置はどこなのだろう?
本当に人の役にたってるのだろうか?

ひとりでも多くの人に正しい薬の使い方をアドバイスしたいとはじめたこの仕事だけど、やればやるほど奥が深くて一筋縄ではいかない。

だから、自分は何をしたいのか、どうありたいのかを追求し、プロとして世の中に貢献できるよう、確固たる信念をもって取り組まないと流されて行く。世俗的な戯言に。

薬剤師が必要とされていない事実が存在することを疑うならばググってみるといい。
キーワードは「薬剤師きらい」でね。

アドバイスを求める人もいるけど、ほっといて欲しい人もいる。

「ほっといてよ!」と言う人が実はかまってほしがることもある。

人生を重ねれば重ねるほど千差万別だなーと思うから、

柔軟な対応って大事だなーと思う。
だから五感を駆使し、第六感を信じて相手の言いたいことをちゃんと受け止めていきたいと思う。

仕事にはこだわりがある。
だから不真面目な人が許せない。
許せないけど人それぞれだからスルーしないといけないんだよ、と自分に言い聞かせる。

だって相手にとって自分はウザイ存在だと思うから。

ドラマ「嫌われる勇気」のおかげで気持ちの切り替えができたかも。

嫌われるのが怖くて萎縮していたから。

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きいて!きいて!
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