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弁理士試験 私を助けてくれる本

2010年03月06日 | 弁理士資格取得に向けて
法律本というのは本当に難解です。要件、効果を一条に入れ込む訳ですし、形容詞や()書きが異常に長かったり、普段使う日本語では無い用法が多かったりします。

同じ一条同士でも上位概念であったり、例外規定であったり、内容はいずれにせよお互い並列という関係ではないのですが、それが条文からは見えにくい、というのも理解を困難にしている要因だと思います。

私は法学部出身なのですが、条文を読み進めると頭の中で整理がつかず、ヒートアップしてぐちゃぐちゃになってしまいます。

勉強のストレスと重なって、理解が遅々として進まないと、自分の限界を思い知らされている様な気分になり、落ち込みます。

、、と暗い事ばかり書き連ねていますが、私が試行錯誤している中で、僭越ですが本当にこの方の本はすばらしいと思えるものに出合いました。

伊藤真の『民法入門講義再現版』です。伊藤先生の本はどうしたらこの難解な法律知識をこれほどまでに平易に書けてしまうのか、ほんとうにびっくりする程分かり易いです。ボリュームも少なく、初学者も躊躇う事無く読み進める事ができます。

私は民法が苦手でした。やはりそのボリューム、そして何が骨組みなのかが
分からず、面白く無かったというのがその理由だと思います。
この本を読んで今まで苦手意識を持って勿体無いことをした、と思いました。

伊藤先生は頭脳明晰というだけでなく、きっと色んな人にもっとわかってほしいという熱意も持ち合わせておられ、そしてコミュニケーション力もすばらしい方なのだと思います。

同じ法律を学ぶものにとって、こういう方がいらっしゃるのは本当にウキウキすることです。
という事で、元気を貰えましたので、引き続き頑張ります。

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