ちむわさわさぁ

心躍ること

またひとり について

2006-11-09 | life is Music
ポール・モーリアPaul Mauriat
2006・11・3 ペルピニャンの病院で逝去されました。
享年81歳。
フランスの作曲家、アレンジャー、指揮者、ピアニスト、チェンバロ奏者。イージーリスニング界の第一人者としてとても有名。
酒の席でMAGICをすると必ず誰かが歌い出すあの、"チャララララ~~・・・・"は
ポールモーリアが有名にした往年の名曲である。

私が幼稚園に入る前、4歳にまもなくなる頃だと思う。
母親に「公文に通う?それともピアノ習う?」と聞かれた私は、迷わずピアノ!
と言った。これが、なぜかすんごく鮮明に覚えている出来事で
それからというもの、音楽が楽しくて楽しくて
足踏みオルガンでそれこそ朝っパラから近所迷惑にも弾きまくった。
今考えると生意気なガキだと思うが、その時分からclassicやらeasylisteningやら
親の影響もあるが、コンサートに行きまくっていた(ちょっと大袈裟)
CC[リチャードクレイダーマン]、サイトウキネンOrchestra、ニニ・ロッソ  とか、
あの田舎町まで、よくもまぁ来てくれたもんである。ありがたい。
そして、好きだったのがポールモーリア。
抜群に楽しかった。判り易くてキラキラだった。
ピアノでも何度か真似して弾いてみた。
そのうちに何となく、そっちの音楽から離れていったものの
やっぱり、初めて"彼の音楽"に触れた時の高揚感は今でも覚えている。

何にしろ『その道一筋』で名を挙げた、というのは尊敬すべき人物で
特に私の無意識の底にある土台を作ってくれたんだろう、と思うと
また一人、逝ってしまわれた、と思わざるを得ない。
これからもこういう事が続いていくんだろう。順番だからしょうがないけど。

そう思うと、とっくに順番が訪れている音楽家偉人達の、
"生"をリアルタイムで触っているおとうさん世代の人達は羨ましい限り。
生身のうちに聴いとかなきゃ!!と思う人って、いっぱいいるよなー
順番だもんね。

ご冥福を

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次回のLIVE
[Elephant jazz orchestra]
11/12SUN @銀座TACT 
OPEN12:00/START12:30 TICKET:FREE!!

『ELEPHANT JAZZ ORCHESTRA  定期演奏会』 
Special guest Vo.:Wilma de oliveila(from BRAZIL)

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1 Comments

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11/12 (まき)
2006-11-12 00:12:05
遊びにいきます
よろしく~

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