イニシエーション・ラブ

「仰天作」
「再読時には全く違う物語が」
「最後の２行は、絶対初めに読むな」



すごい本ですよ。
こんな本初めて。

-------あらすじ-----------------------------

1980年代。
静岡市内の大学に通う主人公の僕は
合コンで出会ったマユコに恋をし、
やがて二人は付き合い始める。
ドライブ、初めてのキス、二人きりのクリスマス、
僕は学生最後の１年を共に過ごす。

静岡で就職した僕だったが、
あるとき突然東京勤務の辞令が下りる。
否応なく始まる遠距離恋愛。
週末だけしか会えない生活に、徐々に僕の心は揺れ始め…。

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と、
まぁこんなお話。
普通の恋愛小説なんです。

が！！

全然普通じゃないじゃんっ！！
ということが、最後の２行でわかる！
衝撃の言葉がそこにあるんですよ。
おそろしや。

しかも、
最後の２行で明かされることと、もう１つ。
根本的に、構造的に、騙されていることがある。
１つがわかれば、１つがわかる。
２つ共わかったときに、
全く違うお話が浮かび上がってくる。
これがまたこわいんだー。

あー思い出すだけでぞくぞくする。
おかげで寝不足です。
一晩中ずっとこのこと考えてた。


だれか読んだ人いないかな？
分かち合いたいよー。
読んでない人も、絶対損しないからぜひ読んでみて。
で、私と分かち合ってください。
一人で考えるにはこわい…。

久しぶりに、一生忘れられない本に出会ったわ。