ドラフトとワールドカップ

今日はプロ野球のドラフト会議が行われて、北九州市立大学の中田賢一投手が中日ドラゴンズに２位で指名を受けた。我が北九大からプロ野球選手第２号の誕生である。普通の公立大学からプロ野球選手なんてそうそうなれるものではない。なにより母校からなんでほんとうれしい。

ちなみに北九大のプロ第１号は今から１５年くらい前の話である。その人は現在は北九大の野球部でコーチをしているんだけど、西武ライオンズに入団し、実は新人王も獲った投手だった。残念ながらその才能が開花することはなかったが。その分、中田投手には頑張って活躍してもらいたいものだ。

野球の次にサッカーということで、今日はワールドカップアジア一次予選の最終試合であるシンガポール戦が行われた。日本代表はすでに予選突破を決めており、この試合に関して勝ち負けは影響しない。そこでジーコ監督は今までの代表を支えてきた功労者たちを招集して試合に臨む考えを打ち出していたが、選手や各クラブの反対に合い、カズやゴンなどの選手の召集は見送られていた。日本サッカー協会は別の日程で功労者たちを集めてチャリティーマッチを行う方針だそうだが。

さてそんな中、国内組みだけで臨んだシンガポール戦だったのだが、試合には1-0で勝利はしたものの、格下を相手に苦戦を強いられて、攻め込んでも追加点が取れないフラストレーションのたまる内容だった。解説の水沼さんも言ってたけど、イレブンからは気持ちが伝わってこなくて、なんだか後味の悪い感じ。せっかく選ばれて久しぶりに先発した選手も多かっただけに、なんとも寂しい試合だった。

スペインに移籍が決まっている大久保も後半途中から出場して結局この日もノーゴールで終わり、A代表ではデビュー以来17試合連続でゴールはない。次は来月にドイツに遠征してドイツと親善試合を行うので、そこでは今日よりもいい試合を見せてもらいたいものだ。