はしご湯のすすめ

行った温泉の感想を、ただただアップする地味ブログ。

蔵王温泉 かわらや旅館(宿泊)(閉館→再オープン)

2017年11月30日 | 閉館・休業など【南東北】

この施設は閉館後、2011年5月2日に完全建替え「すのこの湯」として再オープンしています。この記事の情報は改装前(旅館時代)のものです

山形蔵王「かわらや旅館」に宿泊しました。訪れた時期、蔵王温泉周辺では既に紅葉が終わり葉っぱも落ちきった頃で、次の日から蔵王エコーラインも冬季通行止め。お宿は蔵王温泉街にある川原湯共同浴場の真横にある和風旅館。到着は18時を超え遅くなってしまう。女将さんには先にお湯に浸からせて貰ってから夕食をとる事にさせて頂く。

浴室へ向かう階段途中にある分析表をみると立派な数値が次々と並んでいて興奮気味。どんな湯なのか想像しつつ向かう。お風呂は上湯共同浴場的な感じにもとれる檜浴槽。源泉が浴槽底から湧いているらしい、というより湧出箇所の真上に浴槽をこしらえたというべきか。湯は白濁り、強烈な酸味で口がすぼんでしまう程。お宿の女将さんがおっしゃるには水道水で薄めて温度調整しているとの事で、隣の川原湯共同浴場は沢水で温度調整していると言うがはたして真相はいかがなものか???しかしながらとても印象に残る湯で加水が残念。

夕食は品数多く食べきれない程で大満足(写真参考)芋煮、刺身、すき焼き、などなどその他たくさん。鄙び温泉ファンの好む定宿かと思いきや一般観光客にも人気な温泉旅館でありました。
(三昧・2003年11月宿泊)

▼玄関上の部屋に宿泊しました/宿泊した部屋

▼受付まわり/浴室入口

▼男性浴槽/女性浴槽

▼夕食

▼朝食

この施設は閉館後、2011年5月2日に完全建替え「すのこの湯」として再オープンしています。この記事の情報は改装前(旅館時代)のものです。
山形県山形市蔵王温泉43
10時~15時
300円
宿泊しました:一泊二食10000円を利用
訪問:2003年11月(泊)

川原屋源泉 酸性・含鉄・硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 45℃ pH=1.50 蒸発残留物=3006mg H=32.2mg Na=55.8 K=47.3 Mg=59.3 Ca=104.5 Al=251.2 Fe2=67.9 F=20.4 Cl=620.6 Br=4.5 I=0.7 HSO4=1979 SO4=1837 CO2=547.6 H2S=13.4

蔵王温泉 おおみや旅館

2017年11月29日 | 山形県

上湯共同浴場からすぐ上の隣にあり、以前の立ち寄りで印象の良かった温泉旅館に再訪してみました。立ち寄り時の男湯は「玉子湯」が内湯にある方の浴室でした。

4-5人サイズの玉子湯と名付けられた湯船は木造り薄っすら青灰色がかった色の湯が浴槽を満たしていました。湯口43.2℃、浴槽にて42.4℃。身体を沈めると、その分だけ同量の湯が溢れ出します。口に含んでみるとレモン汁のような収れん味、唾液腺が一気に開いて唾液がいっきに出てくる感じがします。弱タマゴ臭と鼻にツンとくるようなすっぱ明礬臭がします。

ガラス向こうには石垣があり、見るとその一部分から源泉が湧出しているのでしょう。その源泉を木樋でそのまま引いてきて自然冷却しつつ露天風呂浴槽へ流し込んでいるのが確認できました。露天は2人サイズの木造り浴槽で周囲からの目隠しが施されているので眺め云々等はありません。露天は内湯より青灰色が強めです。湯温は湯口47.4℃、浴槽44.4℃で内湯に浸かってからこちら露天浴槽へ来ると少し熱く感じるでしょう。泊まりでじっくりと浸かり楽しみたいと思いました。
(三昧・2017年11月)



いきなりなんですがココのお風呂は気に入りました。浴室は全て木造りでそれからして自分好みです。床には浴槽から溢れ出る湯が惜し気も無く排水口に流れます。独自源泉を所有の宿。男女で浴室の種類が違っていて、全てのお風呂に入れるように時間で男女が入れ替わります。当日の男湯はひのき風呂とあわ風呂、そして露天風呂があります。内湯の湯はぬるめの41℃ほど、ほとんど透明に近い。露天は岩の壁よりパイプが突き出ていてそこから投入されている、43℃の湯で硫化水素臭はほとんど無かった。
(三昧・2003年11月)



「おおみや旅館」は垢ぬけた雰囲気の和風旅館で、清潔感もあり女性好みしそうです。前回立ち寄った際の印象がとても良く、蔵王温泉ではぜひココに再訪したいと思っていました。再訪といっても14年ぶりなので初訪問のようなものです。館内には趣の違う浴場が二つあり男女入れ替え制となっているようです。今回は前回訪問時と違う浴場が女性用となっていてラッキーでした。

アメニティのズラリと揃った脱衣所を抜けると先ずは内湯です。照明をおさえた薄暗さのある浴室には窓に沿って横並びに4人サイズ長方形浴槽がふたつ並んでいます。どちらの浴槽も木造りで、浴室の薄暗さも相まって秘湯感の雰囲気が出ています。浴槽のうち片方が「泡風呂」です。泡風呂といってもよくあるジャグジー槽ではなく、源泉投入箇所かと思える浴槽底からポコッポコッと泡が出る、そんな泡風呂です。満たされる薄白濁湯は蔵王にしてはぬるめの適温で、溢れ出しもまずまずあり甘い明礬臭が漂います。その隣の浴槽には「源泉風呂」の掲示があり、湯口よりガス臭のムンムン漂う適温の薄白濁の湯を投入、なかなかの溢れ出し量もあり気持ちのいい湯浴みができました。

内湯から外へ出ると2~3人サイズの木造浴槽がひとつあります。石垣より突き出た湯口より源泉が投入され、こちらは完全な白濁湯がバンバンかけ流しとなっています。湯は適温ですが、内湯より少し高めといったとこでしょうか。湯面からムンムン漂う明礬臭に味は想像できましたが、念のため湯口より一口含むと案の定とっても酸っぱい湯でした。これほどの強い酸性でありながら、おおみや旅館の湯は不思議な優しさがあります。次回はすっかり記憶が飛んでしまったもうひとつの浴場にも浸かってみたいと思いました。
(まぐぞー・2017年11月)

2017年

▼外観

▼隣の空き地にはカモシカも来るそうです/浴室掲示

▼玉子風呂/湯口

▼露天風呂/石垣の源泉ポイント

▼泡風呂浴室

▼泡風呂/源泉風呂

▼露天風呂/石垣から源泉

2003年

▼外観

▼受付まわり/浴室入口

▼泡風呂浴室

▼泡風呂

▼ひのき風呂/露天風呂

▼玉子風呂浴室/露天風呂

山形県山形市蔵王温泉46
0236942112
11時30分~15時
525円→湯めぐりシール使用のため料金不明
訪問:2003年11月・2017年11月

近江屋1号源泉 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 51.5℃ pH=2.0 溶存物質計=2375mg H=10.1mg Na=52.2 K=20.2 Mg=68.4 Ca=86.7 Al=102.8 Mn=3.2 Fe2=6.9 Zn=0.2 F=13.9 Cl=285.3 Br=0.9 I=0.9 HSO4=371.9 SO4=1104 H2SiO3=232.2 HBO2=5.7 H2SO4=9.4 CO2=335.1 H2S=14.9 (H28.6.2)

近江屋2号源泉 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 53.3℃ pH=1.9 溶存物質計=2634mg H=12.7mg Na=52.7 K=23.7 Mg=65.3 Ca=85.8 Al=137.7 Mn=3.1 Fe2=10.9 Zn=0.2 F=14.1 Cl=336.7 Br=2.1 I=0.6 HSO4=491.6 SO4=1159 H2SiO3=216.4 HBO2=4.9 H2SO4=15.6 H3PO4=0.7 CO2=491.6 H2S=10.7 (H24.8.28) ※温泉利用状況=気温の高い期間のみ加水しています

【以前の分析】近江屋源泉 酸性・含鉄・硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 43.3℃ pH=1.3 蒸発残留物=3489mg H=46.34mg Na=107.0 K=28.59 Mg=49.99 Ca=120.3 Al=355.8 Mn=2.797 Fe2=94.94 Cl=922.4 HSO4=4459 SO4=1554 HPO4=12.71 CO2=910.4 H2S=27.54

蔵王温泉 下湯共同浴場

2017年11月28日 | 山形県

暫くぶりに訪れました。ここも200円にて入浴できます。前回訪問時とは利用源泉が変更になっていました。使い込んだ感を思わせる浴室や浴槽。湯口よりジャバジャバと浴槽投入、見た目から熱そう。湯温は湯口46.4℃、浴槽44.5℃の実測。4-5人サイズの浴槽、湯はツルツル感がある。ここの温泉は上の湯や川原湯と異なり、硫化水素タマゴ臭をあまり感じない。そういえば以前立ち寄った当浴場の周辺宿の湯もこんな臭いの温泉だったかなぁ、と思い出した。
(三昧・2017年11月)



蔵王の下湯共同浴場へ久しく再訪する。蔵王に来るといつも浴場前まで行くのだが、タイミングが悪く混雑しているので毎回パス続き。今回閉館近くにに寄ってみると誰もおらずここぞとばかりに入湯。湯巡りコケシを購入し、それを持参すると無料で利用可能。→その後コケシ利用は不可になりました。

天井高い浴室は換気良好でよいです。木造り長方形浴槽は使い込まれており、なんともいえない良い雰囲気が漂っています。湯は薄っすらと白濁り、弱タマゴ臭に明礬臭。肌を溶かすようなヌルッとする浴感があります。44℃の湯は熱すぎず温すぎずで、このような泉質の湯にはドンピシャの適温かと。分析数値を眺めるとそうそうたる数値が並んでいて見ているだけで楽しくなってしまいます。湯のコンディションも今回は良好で満足。湯口では46℃の源泉を相当量投入、木枠の浴槽縁より溢れ出しての掛け流し。たまりません。
(三昧・2006年12月)



三軒の共同浴場のうち最後に訪問した下湯です。他二軒は浴舎が改装されていましたが、ここ下湯では外観的に大きな変化はありませんでした。ところが中に入ったところ、以前と雰囲気が違います。どうやらこちらもやはり改装されたようです。

ガラス窓以外のほとんどが木材で造られているんじゃないかと思える浴舎はとても雰囲気いいです。浴室には4~5人サイズの長方形木造浴槽がひとつあり、箱形湯口より浴槽サイズにして大判ぶるまいの湯がドドッと投入されての掛け流し。鮮度良好熱めの湯は浴槽底にパウダー状白湯花が沈殿するもので、他二軒の共同浴場と比べタマゴ臭は控えめで明礬臭が目立ちます。そのためか他二軒(上湯・川原湯)の後ではやや物足りなく感じてしまうのは蔵王温泉ならではの贅沢でしょう。浴後はパウダー湯花効果か肌がサラサラでした。
(まぐぞー・2017年11月)



蔵王温泉街に三軒ある共同浴場のうち、旅館や土産物店が並ぶ賑やかな通りの中ほどに面し、源泉オブジェや足湯もあるログハウス風の「下湯」です。ここはいつも多くの観光客で賑わっていたので、ちょっと訪問を躊躇っていました。今回、実に3年振りに利用してみたのですが、タイミング良く終始貸切状態でたっぷり湯を楽しむ事ができました。

素朴な湯小屋には男女別に内湯がひとつづつ。女性側には4~5人サイズの長方形浴槽があり、浴槽は勿論、洗い場もすべて木造りでいい雰囲気です。柱の下の部分をくり貫いた湯口より、やや熱めの湯をドドッと投入、溢れ出しもなかなかの量です。浴槽内でやや熱め~適温となり、ごく薄白濁を帯びたほぼ無色透明、強烈な明礬臭と明礬味の湯ですが、ツルツル浴感に加え、ちょっと「こなれた」感じがあり、入りやすい印象。浴槽底には粉状白湯花が沈殿。掻き混ぜるとモワッと湧き上がります。前回訪問時はやや湯汚れが生じ、あまり良い印象ではなかったのですが、今回は湯の鮮度も良く満足のゆく一浴となりました。
(まぐぞー・2006年12月)

2017年

▼外観/湯小屋横の源泉オブジェと足湯

▼熱々源泉です

▼男性浴室

▼湯口/謎の湯升(非加水源泉?かなり熱いです)

▼女性浴室

▼女性浴槽

▼女性湯口/こちらにもあります謎の熱湯升

2003年・2006年

▼2003年外観/湯小屋横の源泉オブジェ

▼2006年源泉オブジェに足湯ができました

▼女性浴室

山形県山形市蔵王温泉
6時~22時
200円
訪問:2003年5月・2006年12月

蛇荒川折口・インキョ・上の川混合源泉 酸性・含硫黄-硫酸塩・塩化物泉 56.9℃ pH=1.8 溶存物質計=2000mg H=15.7mg Na=47.3 K=11.4 Mg=58.3 Ca=55.6 Al=38.1 Mn=3.3 Fe2=8.0 Zn=0.2 F=8.9 Cl=247.0 Br=0.9 I=0.1 HSO4=437.5 SO4=819.6 H2SiO3=224.7 HBO2=4.9 H2SO4=17.5 H3PO4=0.6 CO2=499.3 H2S=10.8 (H21.5.2) ※温泉利用状況=加水あり

【以前の分析】近江屋3号源泉 酸性-含鉄・硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 49.7℃ pH=1.3 蒸発残留物=3487mg H=44.4mg Na=67.9 K=60.0 Mg=63.7 Ca=102.0 Al=279.9 Mn=2.3 Fe2=68.5 F=27.3 Cl=808.8 Br=0.8 I=0.5 HSO4=2833 SO4=1886 H2SiO3=221.2 HBO2=8.6 CO2=634.0 H2S=10.3 (H元.12.28) ※加水あり


蔵王温泉 川原湯共同浴場

2017年11月27日 | 山形県

浴場入口前の印象が前とは変わっているように思えた川原湯共同浴場。料金徴収の管理人さん控え小屋?らしき建物がいつの間にか撤去されている。現金支払いで入浴、そういえば以前あったシステムで湯めぐりシールのこけしを持参すると共同浴場が無料だったという特典は既に無くなり過去のものとなっている。

温泉は変わらず素晴らしいものがある。浴槽直下湧出も絶好調のようで湯船から溢れるオーバーフロー量が相当量あった見ていても楽しい。無色透明、硫化水素タマゴ臭がブンブンしている。細め塩ビ管より井戸水の差し水が常時ある。浴槽湯温は実測45.1℃、数値だけ見ると熱いと思うが、はしご湯で身体が麻痺してしまったのか適温に感じてしまう。いつまでも元気よく湧出し続けてほしい温泉だ。
(三昧・2017年11月)



蔵王の共同浴場の一つ、「川原湯共同浴場」に再訪しました。外観の木造湯小屋はいかにも浴舎という雰囲気が漂っている建物となっています。5人サイズの長方形浴槽は底がスノコ状になっている造り。そのスノコの下部より源泉が湧出しており、お湯は新鮮そのものです。浴槽脇の塩ビ管からは水が投入されていて、常時15L/minほど加水されていました。湯温は44℃、きれいに透き通ったお湯はほんのり青みがかった様にも見えます。浴槽底のスノコには黄白い湯華がたっぷりと付着。濃厚な酸性湯でタマゴ臭、みょうばん臭がたまらん臭になっています。

お湯がきれいに透き通っていたので、気になってスノコの下を観察してみました。そこには大量の湯華が堆積しています。ちょっとだけ手で仰いでみると湯華が舞い上がってきてしまいました。あまり長湯は出来ませんが、出たり入ったりを繰り返して湯を満喫してしまいました。お湯で顔をザブザブしたら、肌が突っ張る感じ。それにしてもこの浴舎にこの浴槽、そしてこのお湯、どれをとっても良いものです。
(三昧・2006年3月)



8年ぶりに来てみたところ以前は狭い路地裏浴舎の印象があったのですが、周辺がガラーンとしちょっと以前とは違った感じになっていました。また浴舎もいつの間にか新しくなっていました。脱衣所や浴槽は以前のままのような気がしますが、浴槽底がちょっと変化していました。

湯畑の上に造られたと思われる浴槽は完全な足元湧出で、神秘的に青白く光る無色透明湯が滔々と溢れ出ています。そっと浸かると湯がドドーッと溢れ出し勿体ないほどです。熱い源泉が浴槽の下から横からじわじわ流れ来るのが感じられ、同時に塩ビ管にて常時加水もされています。湯面からタマゴ明礬臭がプンプン香り、酸味が強く湯温も高いですが、なぜかそれほどキツイ印象はなく、むしろ優しさを感じる不思議な浴感です。足元湧出で溢れ出しが多く鮮度抜群、いつ来ても何年たってもここは本当に素晴らしいです。
(まぐぞー・2017年11月)



再訪しました。が、今回は今までで一番ぬるく川原湯らしからぬ状態。この「ぬる湯」に関しては男性側による加水口の細工に原因があるようです。男性側の加水口を塞ぐとそちらのぶんの水も全部女性側に流れ込んでしまうとの事。しかも、誰かがその細工をした後、元に戻さず浴室を出てしまったもんだから、女湯はとんでもない「ぬる湯」に。そんな女性湯の状況を聞いて御近所のオジサンが浴槽に水が流れ込まないようにしてくれ、なんとか湯温は回復。パーフェクトな川原湯にも、こういう事があるんですね。
(まぐぞー・2006年12月)



細い路地にある共同浴場。風情ある浴室の中を覗くと、足元がスノコ状の長方形木造浴槽がひとつ。実に素朴な造りです。3~4人程が入られる大きさの浴槽からは絶え間なく湯が溢れ出し、洗い場は全面水没状態。青々と澄んだ湯は、まるで山奥にひっそりと湧き出る泉のように神秘的。そんな美しい光景に見惚れつつ浴室に足を踏み入れると・・「あちちちちっ!」。これがまた、結構な熱湯でありました。

熱さに悶絶しつつの掛け湯の後、意を決して浴槽へ。「くぅーっ」と唸りながら体を沈めるとザブーン!湯が洗い場に大洪水をもたらし風呂桶もクルクル踊る。しばらく湯浴みをしていたものの、結構な熱さに「こりゃたまらん」と洗い場に避難するも、浴槽から溢れる熱湯がザブザブ。体全体を包む湯も熱いですが、微妙に尻や足に打ち寄せる湯はもっと熱く感じる。というより痛い。浴槽の縁に爪先立ちで立ってみたり、片足になってみたり。逃げ場のない洗い場で悪戦苦闘。これが独りだったからいいものの、端から見るとかなり間抜けだったかも。

どうやらこの川原湯共同浴場、浴槽底より新鮮な湯が湧き出ているようで、鮮度は素晴らしくいいです。壁づたいに細い管がのび、少しばかりの差し水も。強い明礬臭と硫黄が香る湯で、口に含むと「スー-ッパイ!」。暖かな時期もいいですが、寒い雪の日に入ったらば、ジーンと染み入る感がたまらなく心地よかった。それにしても浴槽側面と足元がスノコというのは、なんとも不思議な気分。スノコの先を覗き込むと、ずっと奥まで湯が広がり、それが果てしない宇宙のようにも思えて、熱い湯に入っていながら、なぜかこう「ゾクッ」と来るものがありました。
(まぐぞー・2006年3月)

2017年

▼外観/掲示

▼男性浴室

▼男性浴槽

▼加水/天井

▼女性脱衣所/掲示

▼女性浴室

▼加水/排湯は外へ

2003年~2009年

▼2003年外観

▼2006年管理小屋がありました/裏から見た湯小屋

▼男性浴室

▼すのこの下から湯が湧きます

▼女性浴室

▼女性浴槽

▼加水は常時/浴槽から

山形県山形市蔵王温泉
6時~22時
200円
訪問:2003年5月・11月・2006年3月・8月・12月・2008年1月・9月・2009年8月・2017年11月

河原湯共同浴場源泉 酸性-含鉄・硫黄・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型) 48.1℃ pH=1.45 蒸発残留物=3720mg H=36.1mg Na=75.6 K=58.7 Mg=77.6 Ca=114.4 Al=298.4 Mn=4.0 Fe2=89.5 F=23.9 Cl=783.5 Br=4.1 I=0.5 HSO4=2661 SO4=1975 H2SiO3=146.7 HBO2=4.3 CO2=387.0 H2S=18.4 (S63.10.21) ※加水あり

二居温泉 宿場の湯

2017年11月26日 | 新潟県
二居地区にある温泉共同浴場の「宿場の湯」です。目の前の三国街道(国道17号)は、もう数えきれないほど通過していましたが、ここの施設に訪問するのは初めてです。というのも近くの「平標山」登山の後の汗流しに何処にしようかな?と考えていたら一番近い「宿場の湯」にしました。登山口のトイレ横に入浴20%割引券が置かれてあったのも選定理由の一つですけど。町営施設のためか共同浴場といっても、ごく普通にある一般的な日帰り温泉センター施設の印象を受けます。男女別浴場・畳敷きの大広間・食堂までも完備しているので便利です。

受付後、浴室へ向かいます。廊下通路や脱衣所、浴室床の一部分には足裏マッサージ効果の小石やら玉砂利が敷かれています。浴室はガラス張りの明るい空間、大浴槽は10数人サイズのタイル造りです。温泉利用は大浴槽のみなので他の詳細はパスします。浴槽湯は無色透明、弱カルキ臭が湯面から漂うもの。浴槽内にて吸い込みあり、吐き出し作動の循環。浴槽端の湯口では知覚から源泉かと推測できる湯が25L/minほど浴槽へ注いでいました。浴槽からの溢れ出しも確認でき、湯使いは半循環でしょう。浴槽温度は体感43℃、湯上り後は温まりが続き夏場はキツイが、サッパリ感もあったのか良かったです。帰り際に食堂をメニューを見てみると、タイ料理の名前が数多く見受けられとても興味深かったが、帰宅優先でそのまま撤収した。→翌月の再訪問時にタイ料理をいただきました。→その後、宿場の湯に入っていたタイ料理の食堂は温泉街へ移転しました。
(三昧・2015年5月)



スキー場近くの国道17号線沿いにある日帰り温泉施設です。何度も目の前を通った事はあるものの、立ち寄ったのは今回が初めてです。平標山の下山後に立ち寄りましたが、初夏という季節柄か訪問時はとても空いていました。おそらくは冬になるとスキー場の利用客で混むのだと思われます。

館内には男女別浴室があり、それぞれ内湯+サウナという造りとなっています。建物自体には新しさを感じないのですが、浴室はしっかり清掃されているためか、綺麗で清潔感のある印象を受けました。使い勝手の良いシャワーの並ぶ浴室には、広く取られた窓に沿って10人弱サイズの浴槽がひとつあります。浴槽内はカルキ臭の漂う循環湯ですが、白い析出物の付着した湯口からは心地よい温泉臭が香る湯を投入。溢れ出る浴槽湯を窓側にオーバーフローさせる造りとなっています。湯使いとしては源泉を投入しつつの半循環といったとこでしょうか。訪問時は他にお客さんがいなかったので、窓から見える周囲の山を眺めつつ、湯口の前でまったりと湯浴みを楽しませていただきました。このメイン浴槽の他に、レジオネラ防止のためジャグジー稼動をさせていない「元ジャグジー槽」もありましたが、そちらは見学のみとしました。
(まぐぞー・2015年5月)

▼外観/男性浴室

▼男性メイン浴槽/湯口

▼女性メイン浴槽/女性小浴槽

新潟県南魚沼郡湯沢町三国537
0257895855
10時~21時(受付20時30分)
木曜休み(祝日などは後日振り替え)
600円
訪問:2015年5月・6月

二居温泉 単純温泉 49.7℃ pHP8.4 溶存物質計=406.1mg Li=0.1mg Na=106.7(82.14mv%) K=5.5 Mg=0.7 Ca=15.4 Fe2=0.6 F=0.7 Cl=87.0(44.80) Br=0.6 SO4=73.5(27.42) HPO4=0.5 HCO3=71.7(21.15) CO3=9.3 H2SiO3=30.1 HBO2=3.6 HAsO2=0.1 (H15.7.11) ※温泉利用状況=加水あり、循環ろ過あり、塩素系薬剤の使用あり、ジャグジー・水風呂は非温泉