はしご湯のすすめ

行った温泉の感想を、ただただアップする地味ブログ。

尾瀬檜枝岐温泉 燧の湯

2017年10月08日 | 福島県

前回訪問は2007年、ちょうど10年振りとなった「燧の湯」。当時は「燧」の漢字がなんと読むのか分からずの自身でありました。朝一番の6時オープンを目当てに余裕をもって駐車場で待ちます。館内施設などに変わりは無いように思えましたがどうかな?

浴室に入ると以前には無かったタマゴ臭が空間にほんわかと香っています。思わずテンションが上がってしまいます。変わらない御影石造り、お湯が湯船前面部分よりオーバーフローされているのが分かります。無色透明、タマゴ臭、弱スベスベ感する湯。また、湯船内の循環ろ過用の吸い込み吐き出し穴は塞がれており、以前とは異なり完全な掛け流しになっていました。湯口投入は約20L/minほどですので繁忙期はどうでしょうかね。今回は朝一で新鮮湯が楽しめ味わえましたがその辺は少し心配です。

石板15人サイズの露天風呂にも浸かってみました。こちらも内湯同様に掛け流しに移行しておりました。登山後の汗流しの際にも使える日帰り温泉施設です。
(三昧・2017年8月)



尾瀬檜枝岐温泉では公衆浴場的な位置づけというが、ちょっとした日帰り温泉施設といった印象。男女別の内湯、露天風呂をそれぞれに備え持つ。内湯は横長の長方形、木造縁でかなり滑りやすくなっている構造で注意が必要です。ガラス張りで採光良く、明るい浴室には好印象です。御影石の浴槽は15人サイズの広めのサイズ。浴室内も木材を多用した設計で暖か味があって良しです。無色透明、すべキシ感ありの43℃。木組み湯口より48℃の湯を18L/minほどの投入があります。但し、吸い込み口作動により循環仕様、半循環といったところか。湯口周辺でのタマゴ臭が心地よく、湯口周辺での湯浴みがいいでしょう。

露天風呂の眼下が渓流が流れている。ちょうど5月連休でこの周辺は桜が五部咲きの景観だ。石板張り浴槽は多人数対応の15人サイズの広さがある。丸太の湯口より52℃の源泉を25L/min程度の投入。湯は無色透明、タマゴ臭を感じる。弱スルスル感もあります。浴槽内=43℃に調整されています。内湯同様に半循環での利用形態であった。

受付けの方に湯使いを尋ねてみた。すると閑散期は循環器を作動せずの掛け流し、尾瀬の観光シーズンなどの繁忙期などは循環器を作動させているとの事である。しかし、全体的に綺麗な施設で、一般人にも受けそう。
(三昧・2007年5月)



なんと約10年ぶりの再訪問となりました。その間、燧ケ岳などの登山で近くは何度か通っていたので、すっかり行った気分になっていましたが・・。今回は朝のオープン時間と同時に入館です。時期的に本来ならもう少しお客さんが多いのかもしれませんが、生憎の雨で女性浴室は終始貸し切り状態でした。

10年前と変わらぬ館内は木材をふんだんに使用し温もりある雰囲気です。前回訪問時は繁忙日のみ半循環で、平日などは掛け流し利用でしたが、今回は館内に「源泉かけ流し」の掲示もあるのでもしかしたら全日掛け流しとなったのかな?などと思いつつ浴室へ入ります。途端にふわーっと心地よいタマゴ臭に包まれます。浴室は木材と石板をふんだんに利用し、窓が大きくとられ外の緑が良く見えるとても雰囲気の良い造りです。浴槽は以前のままですが縁の木材が新しい印象なので、定期的に手入れをしているものと思われます。

肝心の湯は無色透明の適温で、湯面からはタマゴ臭に加え爽やかな芒硝薬臭がします。湯は朝一番だった事もあってかとても綺麗で気持ちよく浸かれます。浴槽内をみると半循環時代に使用していたと思われる穴が塞がれていたので、やっぱり半循環から掛け流しへと変更したのかもしれません。

続く露天風呂も内湯同様に周囲の緑を眺めながら気持ちよく浸かれました。ただ、訪問時期が真夏だったので虻の攻撃が凄く早々に内湯へと撤収。それでも2箇所噛まれてしまいました。
(まぐぞー・2017年8月)



南会津の中でも特に行きにくい場所にあり、今まで未湯だった温泉地。尾瀬の玄関口という事ですが、過去数回の尾瀬行きはすべて群馬側からの出入りだったので、温泉抜きにもまったくの未知の世界です。途中の352沿いが少し寂しい道だったので一体どんな温泉地かと不安でしたが、実際訪問してみると比較的多くの民宿や旅館が並ぶ明るい印象の温泉街でした。

今回は、そんな尾瀬檜枝岐温泉にある日帰り温泉施設「燧(ひうち)の湯」へ立寄ってみました。尾瀬のイメージに合うようなウッディな造りが印象的です。館内には男女別に内湯+露天風呂があり、造りが少し違うようです。男女入替え制かは不明。

脱衣所を抜けると先ずは内湯です。10数人サイズの長方形浴槽がひとつあり、無色透明、適温湯が満たされています。湯口より源泉を投入しての半循環といった湯使いでしょうか??

続く露天風呂は木々を見渡す爽やかなロケーション。石板造りの10数人サイズ浴槽はパッと見ハート型に見えます。湯口より熱めの源泉が投入され、浴槽内で吸い込み&吐き出し作動の半循環。浴槽温度はやや熱め設定の無色透明、湯口でタマゴ臭がプーンと漂い、温まり度もなかなかです。訪問時は他にお客さんのいない貸切状態だったので、タマゴ臭香る湯口そばを独占して楽しみました。

帰り際に湯使いについて伺ってみると、日曜祭日や尾瀬ピークの時期、いわゆる繁忙日は半循環で、その他は掛け流しとの事。湯口からの源泉がなかなか良かったので、次は掛け流し日に訪問してみたいとこです。
(まぐぞー・2007年5月)

▼受付/男性脱衣所

▼男性内湯

▼別の角度から/湯口

▼男性露天風呂/湯口

▼女性脱衣所/女性内湯

▼湯口/溢れ出し

▼洗い場

▼女性露天風呂

▼湯口/溢れ出し

▼ハートがあります/露天風呂からの眺め


福島県南会津郡檜枝岐村字上ノ台208-1
0241752290
6時~21時(受付20時30分)(歌舞伎上演日~22時)
火曜は清掃のため午後から
600円→500円
訪問:2007年5月・2017年8月

桧枝岐温泉5号源泉 単純硫黄温泉 62.4℃ pH=8.8 80L/min(動力) 溶存物質計=0.3687g Na=100.8mg(93.39mv%) K=1.9 Ca=2.1 Mn=1.1 F=21.4(23.40) Cl=57.5(33.54) HS=2.8 HSO4=9.8 SO4=73.2(24.84) HCO3=18.0 Br=0.3 H2SiO3=78.9 HBO2=3.9 H2S=0.1 W=1.2 (H20.7.24) ※温泉利用状況=掲示確認できず

【以前の分析】檜枝岐温泉2・5号混合泉 単純硫黄泉 58.5℃ pH=9.1 120L/min(動力・2号=30L/min 5号=90L/min) 溶存物質計=353.8mg Na=93.9mg(93.36mv%) K=2.3 Ca=2.1 Al=0.2 Fe2=0.4 Li=0.7 OH=0.2 F=12.0 Cl=46.0(30.02) Br=0.3 I=0.1 HS=2.0 SO4=12.5 HCO3=75.5(28.64) CO3=25.0 H2SiO3=74.3 HBO2=6.3 (H12.6.8)

宮下温泉 栄光舘

2017年10月07日 | 福島県


再訪しました。変わらずの館内や浴室だったと思います。今回、お湯が温めで体感41℃ほど。脱衣所壁にはお湯が熱い時やぬるい時はインターホンにて連絡下さい、の旨が書かれていました。幾度か訪問しましたが温めなのは今回がお初です。なのでなんかちょっとしっくりきません。お盆期間中の商盛期、お泊り客が加水したのかなぁ。分析書が更新されていましたので載せておきます。
(三昧・2017年8月)



只見川沿いにある小規模な家族的な雰囲気の温泉宿。今回で立ち寄り訪問は二回目になる。2011年の豪雨災害により只見川沿いは予期せぬ事態になってしまった。「栄光館」も災害により一時休業していたそうですが、現在では再生して営業している。災害前からある入口玄関建物は現在でもそのまま利用している。館内から浴室へ向かう通路は全く新しくなってた。

浴室は展望風呂というネーミング、二方向のガラス窓越しには只見川の流れを望むことができる。浴槽は石造り、ガラス窓に沿ったL字型浴槽で10人サイズの広さはあるでしょう。湯船を満たす湯は緑黄土色に薄濁り、ちょいキシ浴感があります。石造り湯口から55.1℃の湯を10L/min投入。湯口にて塩味に弱甘味、弱金気風味に加えボウ硝風味も感じます。湯船にて42.6℃の湯に身を沈めると、浴槽内のカベに付着したチクチク状と化した析出物が肌に触れて痛いほどです。温泉利用状況は確認出来ませんでしたが、全てに該当しない掛け流しの湯使いかと思われます。また、宿泊客に限り川向こうに見える「ふるさと荘」の温泉入浴が無料になるようです。
(三昧・2012年5月)



2年ぶりに訪問しました。訪問したのは丁度宿泊客の夕食時だったようで、姿は見えなかったのですがどこからか賑やかな声が聞こえて来ます。ここにはかれこれ10年以上前からお邪魔していますが、来るたびに垢抜けて雰囲気が良くなってきているように思います。館内のちょっとした休憩スペースには、いつ来ても季節の生花が大きく飾られているのもいいですね。

浴室も特に変化ないようで、重曹の甘味が目立ち、金気と炭酸感のするキシキシとした熱めの湯が掛け流されています。相変わらず鮮度よく気持ちのいい湯です。今回はこれまでよりも湯色が無色透明に近かったのは、湯を張り替えたばかりだったのかな?
(まぐぞー・2017年8月)



只見川沿いのほど近くにある温泉旅館です。外観は割とアッサリとした印象ですが、館内はぬくもりある和民芸調で、野の花がさりげなく生けられたりと、周囲のノンビリとした景色とも相まって、奥会津らしい雰囲気のお宿です。前回訪問時に対応くださった奥さんの印象も良く、約8年ぶりに立寄らせていただきました。

館内には男女別内湯がひとつづつ。窓が広くとられ、目の前の川や山々を見渡す事のできる開放感のある浴室です。浴室には窓に沿って10数人サイズのL字型浴槽がひとつあり、湯口から熱めの無色透明湯が注がれ、浴槽内でくすんだ深緑+黄土の半濁りに変色した適温湯が掛け流し。ギシギシとした硬い浴感の湯で、甘い重曹の味と香りが目立ち、口に含むと炭酸感と鮮度の良い湯に感じられる独特の生臭い鉄臭がします。

前回訪問時もそうだったのですが、今回もラッキーな事に訪問時は貸切状態で、周囲の景色を眺めながらノンビリ静かに湯浴みを楽しむ事ができました。また奥さんの感じの良さも変わりなく、ここはいつか宿泊訪問してみたいところです。
(まぐぞー・2012年5月)


2017年8月

▼館内

▼館内

▼男性浴室

▼男性湯口/浴槽から

▼掲示/源泉井


2013年9月

▼男性脱衣所/掲示

▼男性浴室/お湯

▼男性湯口/溢れ出し

▼女性脱衣所/女性浴室

▼女性湯口/析出物


2012年5月

▼男性浴室/別の角度から

▼男性湯口/窓からの眺め

▼女性浴室/湯口

▼お湯の様子


2004年6月

▼外観/館内


福島県大沼郡三島町大字宮下字塩水4113
0241522636
立ち寄り時間要問合せ
500円→550円
訪問:2004年6月・2012年5月・2013年9月・2015年8月・2017年8月

宮下温泉 第2源泉 ナトリウム-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉 60.9℃ 126.9L/min(動力) pH=6.9 溶存物質計=3851mg Li=0.3mg Na=1044(82.39mv%) K=40.4 NH4=0.2 Mg=10.8 Ca=152.9 Sr=2.6 Mn=0.3 Fe2=0.8 F=3.4 Cl=892.8(45.31) Br=1.6 SO4=832.8(31.19) HCO3=785.0(23.14) H2SiO3=59.8 HBO2=22.9 HAsO2=0.4 CO2=33.5 (H25.6.4) ※温泉利用状況=掲示確認できず

【以前の分析】宮下温泉 第2源泉 ナトリウム-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉 63.2℃ pH=6.8 溶存物質計=370.9mg Li=0.6mg Na=934.6(82.52mv%) K=35.5 NH4=0.5 Mg=9.8 Ca=133.8 Sr=2.0 Mn=0.2 Fe2=0.8 F=3.0 Cl=908.3(46.13) Br=2.3 SO4=791.9(29.69) HCO3=807.9(23.84) H2SiO3=60.7 HBO2=17.0 HASO2=0.4 CO2=214.8 As=0.2 (H20.5.20) ※温泉利用状況の掲示確認出来ず

【以前の分析】第2源泉 ナトリウム-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉 59.9℃ pH=6.7 136L/min(動力) 溶存物質計=3501mg Na=929.2mg(80.85mv%) K=48.8 Mg=11.0 Ca=144.4 Al=0.4 Mn=0.3 Fe2=0.8 Li=0.6 NH4=0.3 Sr=0.4 Ba=0.2 F=2.7 Cl=765.7(43.01) Br=1.3 SO4=764.2(31.66) HCO3=767.4(25.01) H2SiO3=52.8 HBO2=10.6 CO2=207.3 (H6.1.11)

湯野上温泉 蕎宿 湯神(宿泊)

2017年09月12日 | 福島県

湯野上温泉のお宿に初めて宿泊してみました。部屋数4部屋の小さな民宿「蕎宿・湯神」です。このお宿、なかなかの人気で休前日などの予約はなかなかすんなりいかないようです。今回の宿泊は平日、なので前日の電話でなんなく予約できました。お宿到着は17時、夕食は18時で部屋食なのでそれまでに入浴やいろいろ撮影したり忙しいです。どこでもそうですが宿に宿泊の際は遅くとも16時には着きたいですね。

案内いただいたのは「長寿庵」という部屋です。畳部屋にベットを配置した和洋室で寝室と食事部屋は別になっています。角部屋になっていてガラス向こうには田園風景が広がり、また会津鉄道がすぐそばを通るのでたまに踏切音がすると写真撮影でバタバタしていました。

今回宿泊の目的は各部屋に備え付けの温泉浴室です。4部屋とも部屋風呂があり滞在中ならいつ何時でも温泉入浴が楽しめるのです。二方向ガラス窓で明るく雰囲気のよい浴室、長方形の石造り2人サイズ浴槽が部屋専用風呂です。湯もみ板まで備え付けがあり熱いときに利用するようです。木樋の湯口より少量の源泉が湯船へ落とされています。浴槽内は体感で42.5℃に適温調整されていました。無色透明、フワッと香る薬臭がいい。湯船前面方向の切り込み部分より投入湯量の全量をオーバーフローさせる掛け流し。スベスベとした感じがあって香りや浴感で温泉に浸かっているのだとつくずく感じる。翌朝のチェックアウトまで幾度となく浸かり込んでしまいました。

夕食は宿の名前にある通り蕎麦をふんだんに使用した料理が順に提供される蕎麦懐石とでもいいましょうか。とにかく蕎麦にこだわっているのが理解できて蕎麦好き、蕎麦マニアにはたまらない宿なのかも知れません。因みにスーパードライ大びん700円は普通、生中500円は安いです。我が家のような温泉好きと、蕎麦が好きな方々に愛されるお宿なのでしょう。リピーターが多く休前日予約の取りずらさが納得です。またお世話になります。
(三昧・2017年8月)



湯野上温泉にある人気のお宿です。立ち寄りのみは不可で、蕎麦尽くしの料理も美味しいということで一泊お世話になりました。訪問前は「和民芸調コテコテのサービス至れり尽くせりな、ちょっと気取ったところなのかな?」と勝手に思っていましたが、実際着いてみると、見た目はごく普通の素朴でこぢんまりとしたお宿、玄関や受付まわりも旅館と言うよりはアットホームな民宿的雰囲気。出迎えてくださったご主人も「気さくなお父さん」といった感じで、なんとも気取りのないお宿なんです。

館内の部屋は全部で四室です。和室があったり、和洋室があったり、各部屋ごとに造りや広さが異なるようです。そして何が嬉しいってそれぞれに掛け流しの風呂が付いているんです。勝手な想像ですが、以前はごく普通の八畳や十畳ほどの部屋が並ぶごく一般的な旅館だったのを、ご主人が壁を取り払い二間続きなどにして気の向くように改装したんじやないかな?

今回通された部屋は「長寿庵」。入ると先ずは囲炉裏と椅子とテーブルという和洋折衷部屋で、その右手にベッドルーム、左手に風呂・トイレ・洗面台という構成です。

部屋は窓が大きく明るい雰囲気で、ベッドルームは青々とした田んぼに面しています。また、別の窓は会津鉄道の線路に面していて、たまーーに通る電車をすぐ目の前で見る事ができます。この電車が一両ののんびりしたもので、見ているだけでほっこりとした優しい旅情感に浸れます。

各部屋には宿泊で必要なものはだいたい揃い不自由な事は一切ありませんでした。清潔に保たれ気持ちよく利用できたのもよかったです。そしてなにより部屋の雰囲気がとても居心地よく、おかげでチェックインした後は朝の散歩まで一度も部屋の外に出る事はありませんでした。

食事は部屋のテーブルでいただきます。夕食は18時スタートで蕎麦尽くし・・といっても手打ち蕎麦だけがたくさん出るのではなく、手打ち蕎麦は勿論、蕎麦や蕎麦の実をアレンジした料理が次々と出て来ます。蕎麦の実を使った蕎麦粥、蕎麦の入った稲荷、蕎麦の実をまぶした揚げ物、蕎麦サラダなどなど・・。また刺身と馬刺しのどちらかを選べるようで、到着時に「馬は平気?」と聞かれました。せっかくなので刺身と馬刺しをひとつづつお願いしました。朝食は8時に準備されます。冬瓜の煮物や焼き鮭、温泉卵など、どれも美味しくいただく事ができました。

楽しみにしていた部屋風呂は石板ばりの2人サイズで、湯口より熱い湯野上混合泉が常時投入され掛け流されています。浴槽内は投入量の調整によりやや熱め寄り適温に調整されていますが、好みによりバルブにて湯量を増減する事もできます。無色透明の湯は他に浸かる人のいない強みで鮮度はとても良く、一点の曇りもなく澄んでいます。人が浸かるとザーッと大量に溢れ出し勿体ないくらいの贅沢さです。入った瞬間ピリッとくる湯は実際の湯温より熱めに感じられ、引っかかり感とスベスベ感が混在した肌触りに感じます。個人的に好みの湯で、時間を気にせず何度でも好きな時に浸かれる贅沢を存分に味わう事ができました。

初めて訪問した湯神ですが、評判の良さが頷ける良いお宿でした。料金も驚きの安さでまた是非再訪したいところですが、週末はなかなか予約が取りにくいのが唯一の難点です。ただ訪問日は急なキャンセルが二組もあり、四部屋のうち実際稼働したのは二部屋だけだったようで、他に泊まりたい人もいただろうに勿体ないなぁと思いました。
(まぐぞー・2017年8月)

▼外観

▼宿泊した部屋(囲炉裏とテーブルの部屋)/囲炉裏

▼部屋置きのロウソク/備品の冷蔵庫とポット

▼蕎麦茶とお茶請け

▼ベッドルーム

▼備品

▼窓からの眺め/たまに会津鉄道が通ります

▼洗面台/足元も凝ってます

▼部屋風呂

▼湯口/投入量を増やす事もできます

▼洗い場/湯もみ板もありました


夕食





▼馬刺しか刺身か選べます

▼揚げ物の粒々は蕎麦の実です/サラダ蕎麦です

▼蕎麦いなり(中は蕎麦です)



朝食

▼夕食とうってかわって蕎麦の要素は一切ありません






福島県南会津郡下郷町大字湯野上字居平乙789-1
0241682117
宿泊しました:一泊二食11000円
立ち寄りに関しては未確認
訪問:2017年8月(泊)

湯野上温泉中央貯湯槽(1,2,3,5,8号源泉混合泉) 57.2℃ pH8.2 1130L/min(動力) 溶存物質計=467.5mg Li=0.2mg Na=109.8(83.32mv%) K=2.8 Mg=0.2 Ca=16.8 F=1.4 Cl=83.0(41.55) Br=0.2 NO3=0.2 H2SiO3=72.1 HBO2=14.8 HAsO2=0.3 (H20.6.26)

玉梨温泉 せせらぎ荘

2017年09月06日 | 福島県

ひと昔前の建物は取り壊され、新しく建てなおされてオープンしたせせらぎ荘。訪れた夜間は施設や駐車場に照明が灯されて以前のような素朴な雰囲気はない。国道から橋を通って川沿いを左折し進むが、照明で周囲が明るいので今までの慣れ親しんだ環境と異なるのに違和感を覚える。混んでいたのと夜では湯の様子がわかりにくいので、日を変えた朝に訪問してみる事にした。

受付を済まし館内を見回し感じたことはいたって普通の日帰り温泉施設ということ。浴室には大きさの異なる浴槽が左右横並びで仕切り一つを隔て2つある。右は8人サイズで共同浴場でおなじみの町営源泉を利用、左には5人サイズの大黒湯という別源泉を利用している。町営源泉もとても素晴らしい湯使いだったがなんせここでは省略させて頂く。

なにはともあれ大黒湯源泉がさらに素晴らしい。浴槽湯はほとんど無色透明、新鮮金気臭味、炭酸味がハッキリと感知できる。源泉は浴槽内への直注入方式を採用しており、故に源泉の持つ特徴が味わえるのは素晴らしい。湯表面には炭酸がピチピチとはじけるような気泡が浮いて来るのが確認できる。湯船内でじっとしていると身体に炭酸気泡が付着してきて摩るとニュルすべ浴感が心地良い。比較的温めの体感39℃程なので、じっくりと時間が許す限り長湯するのもいい。大変気に入り大黒湯目当てに再訪してみたいと思うほどでした。
(三昧・2017年8月)



以前は年季の入った素っ気ない建物の公共施設だった「せせらぎ荘」が、数年間の休業を経て完全建替えの立派で綺麗な日帰り温泉施設に生まれ変わりました。以前と同様に食堂もある館内は木材を多用した温もりある雰囲気で、自然豊かな金山町にピッタリの施設になったと思います。

脱衣所を抜けると広々とした浴室です。露天風呂こそありませんが、外光がよく射し込み明るい雰囲気で、この内湯だけでじゅうぶん満足できます。浴室には窓に沿って大小ふたつの浴槽が横並びとなっています。ひとつが共同浴場でお馴染みの玉梨温泉、もうひとつが個人的には初お目見えとなる大黒湯が利用されています。

先ずは大黒湯です。この湯がとにかく凄いんです。4~5人サイズのこぢんまりとした浴槽に金気臭のする綺麗に澄んだ無色透明湯が掛け流されています。湯の中を覗くと何やら炭酸飲料のような大量の泡が浮遊。この光景は、そうです大分県の七里田温泉下湯と一緒です。そっと浸かると思ったほどぬるくなく(ぬるめ寄り適温)、これは意外でしたが、それでもアっという間に体じゅう大小のアワアワに包まれます。手でぬぐってもぬぐっても次々とプチプチと付着する泡。これは凄い。玉梨ではこんなにいい湯を隠し持っていたんですね。しかも泡効果をより一層引き出すためか源泉を浴槽内投入というのもニクイ湯使いです。訪問時は朝一番だったためか他にお客さんもなく、より鮮度感のある一番湯を心行くまで満喫させていただきました。

そしてもうひとつの浴槽は10人サイズの玉梨温泉です。湯口よりふんだんに投入される湯は当然のようにかけ流し。すぐ近くの共同浴場では劣化前の無色透明湯を楽しめますが、こちらでは浴槽サイズが大きいぶん緑がかった黄土濁りとなって楽しめます。やや熱めの湯は甘い重曹と炭酸味のするもので、色は違えど玉梨の湯だな、という事がわかります。

新しくなった「せせらぎ荘」は、二種の源泉を楽しめるのは勿論、まだどこもかしこもピカピカで、受付の人もフレンドリー。これからグングン人気が出る予感がします。金山町の新しい観光の目玉となるかもしれないですね。
(まぐぞー・2017年8月)

▼外観

▼玄関/男性脱衣所

▼脱衣棚に貼られていました/湯温の掲示

▼男性浴室

▼町営源泉浴槽/湯口

▼町営源泉湯色/浴槽から

▼大黒湯浴槽/大黒湯に関する掲示

▼大黒湯(左)と町営源泉(右)/洗い場

▼女性脱衣所/女性浴室

▼町営源泉浴槽と湯口

▼町営源泉溢れ出し/大黒湯浴槽

▼湯口付近/泡付き

福島県大沼郡金山町玉梨字新板2049-1
0241542830
9時~21時
500円
訪問:2017年8月

大黒湯 含二酸化炭素-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉 36.8℃ pH=6.4 61.5L/min(動力) 溶存物質計=2976mg Na=649.7mg(68.33mv%) K=19.5 Mg=60.0 Ca=150.2 Fe2=3.7 F=0.6 Cl=542.7(38.07) Br=1.5 I=0.1 SO4=414.1(21.43) HCO3=991.0(40.38) H2SiO3=135.2 HBO2=6.8 HAsO2=0.2 CO2=1121.0 (H25.12.19)

町営源泉 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉 45.9℃ pH=6.4 294L/min(動力) 溶存物質計=3536mg Li=0.5mg Na=790.8(61.28mv%) K=22.8 Mg=66.6 Ca=179.9 Sr=1.8 Mn=0.8 Fe2=1.7 F=0.5 Cl=669.8(39.29) SO4=488.4(21.15) HCO3=1159(39.51) H2SiO3=145.1 HBO2=8.9 CO2=436.0 (H20.7.29)

湯倉温泉 共同浴場

2017年09月04日 | 福島県


近くを通りがかりせっかくなので寄ってみました。外観には特に変わりはありません。浴場入り口を入り、待ち合わせ室と休み処を兼ねた広間の壁には案内やら告知、利用の際の注意書きなどの張り紙がいっそう増えてきたような気がしますが。浴室には「掛け流し禁止」の案内書きも新たに掲示されていました。湯口より源泉を入れ続ける熱くなってしまい次の方が入浴出来なくなるとの事。なので入浴中は掛け流しokですが、上がる時は湯口板で湯を止めてから上がるようにとの事です。シャワーも完備しており、石鹸シャンプー等を持参すれば身体洗いには事足ります。また様子見にいきます。
(三昧・2017年8月)



既存の湯倉温泉共同浴場が完全に取り壊されて、全くの新しい建物に生まれ変わって新装オープンしたので寄ってみた。行ってみると今までの場所に新しくキレイな浴舎が出来ていました。入口を入ると湯上り後に一休みできそうな畳敷きのがスペースがあります。管理人不在の無人施設で、壁には料金箱が取り付けられており、入浴利用料として一人一回200円以上入れるとの事。他にも壁にはいろいろな注意事項や案内書きが掲示されていました。

浴室は今までの混浴から男女別になっていました。浴室内の洗い場にはなんとシャワー三台が導入されていて、これは只見川沿いに点在する共同浴場では初でしょう。男女別に加えてシャワーも導入、これで利用客が増えそうな感じです。浴槽は石造りの4人サイズ内湯が一つです。ガラス窓向こうには只見川、下を見ると浴室からの捨て湯などが川へ流れ込みです。基本、溜め湯で入浴時に各自で湯投入して調整するシステムのようです。入浴終了後には、湯口に「湯量調整板」を咬ませて湯投入を止めるようにと案内があります。源泉が熱いので常時投入すると次に来た人が熱くて利用でない状況を防ぐためでしょう。湯は薄黄土色濁り、甘塩味の湯倉の源泉です。オーバーフロー湯はきちんと排湯路を流れてそのまま屋外に排湯されます。なので浴室床には出来るだけ析出物を堆積させない造りになっています。排湯路は赤茶の析出で完全変色していましたが、今後は輪をかけて堆積が増すことでしょう。
(三昧・2015年元日)



新規オープンしてからは2年半ぶりの再訪です。相変わらずの佇まいですが、浴槽周りや湯口など黄土色の析出物がいい具合に付着してきました。この「湯倉名物」とも言える見事な析出物、温泉マニアにとってはたまらないものですが、管理される地元の方にとっては、たぶん相当厄介な存在かと思います。

施設のすぐ横に位置する源泉井より、先ずは浴槽脇にある湯枡に源泉が流し込まれ、入浴者各自が湯量調整板を開閉しながら浴槽へと源泉を流し込み湯温を調整する仕組みは、旧施設から引き継がれた方法です。訪問時は湯倉温泉にしてはぬるめ(一般的には適温)だったので調整板を少しだけオープンしたら、ビックリするくらいの激熱湯が凄い勢いで投入され、慌てて閉めなおしました。

源泉枡では激熱の無色透明、浴槽で熱めの強い黄土濁りの湯は塩気と重曹の甘味そして土類臭が目立ち、ベタベタと張り付き感すらある、なかなかの濃い湯です。とはいえ、旧施設のようなドロドロとした濃さと湯面からムンムンわき立つ生臭いような源泉臭は無くなり、その頃と比べれば随分アッサリと浸かりやすい万人向けになったような気がします。とはいえ、塩分も含め源泉の強さは相変わらずで、夏場の訪問では浴後の滝のような発汗に苦労しました。また、冬期では窓の開閉ができなかったのですが、さすがに夏場は網戸が設置され、窓が開けられ外気が取り入れられるようになっていました。
(まぐぞー・2017年8月)



またまた改装した湯倉温泉です。今度は完全建て直し、男女別浴室となってのリニュアルです。新しい湯倉温泉は黒と白の外壁が洒落た印象で、玄関前が整地され駐車スペースができました。湯小屋内に入ると只見川を望むガラス窓が大きくとられた明るい印象の休憩スペースがあり、そこから浴室への扉を進むと、先ずは男性浴室の扉、更に奥に女性浴室の扉があります。女性浴室の扉の前にはカーテンまで設置され、ついこの間まで混浴だったのが一転して厳重に男女分けされるようになりました。

脱衣所を抜けると、スッキリとした石板ばりの洗い場に使い勝手の良いシャワーが設置されたイマドキの浴室が現れます。只見川に面しガラス窓がとられ外光がよく射し込む雰囲気のいい浴室です(ただし窓は結露防止のため開ける事はできません)。浴室には4~5人サイズの長方形浴槽がひとつあり、以前と同様に薄黄土濁りの湯が掛け流されています。湯口の激熱源泉は木の板で投入量を調整する仕組み。相変わらず甘くショッパイ土類臭ムンムンの湯ですが、浴槽温度はやや熱め寄り適温で浸かりやすいものとなっていました。訪問日は2015年の元日で、よい正月風呂となりました。
(まぐぞー・2015年元日)

2017年

▼外観

▼休憩スペース/別の角度から

▼窓の向こうは只見川/思い出ノート

▼掲示

▼掲示

▼男性浴槽(浴室がいい感じに色づいて来ました)

▼湯口(木板をずらして投入量を調整します)/湯口の掲示

▼掲示

▼窓の外は只見川

▼女性浴室/浴槽

▼湯口/木板をずらして湯を投入

▼浴槽から/窓の外の湯倉名物析出物は健在


2015年元日

▼新しくなった湯倉共同浴場が見えて来ました

▼外観

▼玄関/休憩スペース

▼掲示

▼男性浴室

▼湯口(木板をずらして湯量調整)/お湯

▼溢れ出し/湯揉み板

▼湯量調整板/シャワーも完備

▼女性脱衣所/女性浴室

▼湯口/溢れ出し

▼浴室別の角度から/シャワー完備

▼窓の外は雪の只見川


福島県大沼郡金山町本名湯倉温泉
7時~20時(木・日曜日は18時まで)
200円以上
訪問:2015年元日・2017年8月

湯倉温泉 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 60.5℃ 60L/min(動力) pH=7.3 溶存物質計=5652mg Li=1.3mg Na=1242(66.49mv%) K=83.3 Mg=72.8 Ca=376.6(23.13) Mn=0.7 Fe2=2.8 F=1.0 Cl=1427(47.81) Br=3.5 I=0.2 SO4=1423(35.19) HCO3=867.9 H2SiO3=131.5 HBO2=18.3 HAsO2=0.3 CO2=63.1 (H24.1.5) ※温泉利用状況の掲示見当たらず

【以前の分析】湯倉温泉 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 61.3℃ pH=6.9 68.7L/min(動力・エアリフト) 溶存物質計=5730mg Li=1.4mg Na=1255(65.99mv%) K=92.4 Mg=75.6 Ca=384.6(23.20) Mn=0.7 Fe2=3.8 F=1.3 Cl=1404(46.78) Br=3.5 I=0.3 SO4=1464(36.00) HCO3=883.0 H2SiO3=141.7 HBO2=18.3 HAsO2=0.3 CO2=159.0 (H21.7.17)

【以前の分析】湯倉源泉 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 60.2℃ pH=7.0 55.6L/min(動力) 溶存物質計=5975mg Na=1431mg(69.82mv%) K=105.7 Mg=72.1 Ca=358.3(20.06) Al=0.3 Mn=0.7 Fe2=3.7 Li=1.4 F=1.6 Cl=1483(47.65) SO4=1519(36.03) HCO3=866.3 Br=3.2 I=0.1 H2SiO3=106.2 HBO2=22.8 CO2=115.1(H5.10.14)