今日は久しぶりに暖かく 洗濯物のシーツは春風にゆれているよう~
21年前は雪の降る寒い日で 1973年6月2日生まれのボクサー犬が 11年7ヶ月の生涯を終えた日だった。
彼女は 老化が進み眼が見えなくても日常生活は出来たが 1月15日ごろから好きな散歩を拒んだ。(体力の限界を知っていたの?)
そのうち庭で据わり・段差でつまづき・ネコの餌まで横取りしていたのに食べなくなった。
闘病記をみると
1/28 呼吸・脈拍がわずかで 膝の上で寝ている。
19:30 硬い便を …
22:10 子犬のころ可愛がっていただい
た東京の喜子ちゃんと℡でお別れし おもゆ
・水を少し…両目から涙を出していた。
口のなかは白く手・足・口のまわりは冷たい
1/29 1:00 身体を拭く。
3:00 突然起き上がって ゆっくり
ウォー・ウォー・ウォーと大きくて悲しい声
で鳴く。
(朝方なので鳴かなくてもいいよ。首を抱えて
擦る まるで最後のお別れのよう)
16:54 長い間ありがとう
たった2週間ではあったけれど トイレのために身を起
こした歩けないボクサーを抱え雪のなかを裸足だった
ことなどよりも 辛かったのは死期を悟ってがんとして
口を開こうとしないことだった。
(1973.6.2 ~ 1985.1.29)
生あるもの皆老いるのですが、動物の場合はそれを伝える事ができないし、また我慢して伝えようとしませんよね。
小さかった頃のことを考えると不憫でなりません。
我が家には、16歳のモモと同い年のネコ。それと10歳になる犬がいます。10歳の犬も若い様でいて、老化による目の病気が出てきました。動物がトシをとると可哀想です。
顔は怖いのですが とてもやさしくズッコケ犬で 私たちを守り楽しませ元気づけてくれたのに … 今でも 涙が溢れます。
獣医さんからいただいた太い注射器で 蜂蜜湯を垂れ下がった頬を上げて しっかり組んだ歯の隙間から入れました。(ボクサーで幸いでした。) 蜂蜜が濃かったのか 右手の親指の爪は痛かったですけど。
どうぞ モモちゃんたちによろしく。がんばっていただきたいですね。