知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

ステータスにおける知的成長戦略論。

2016年12月09日 | スキルアップ
僕は28歳の時にキャリアプランを描きました。

従業員→自営業→法人化

①従業員
仕事全般         
ビジネスマナー

②自営業
集客
採用

③法人化
事業計画
企画
給与
法務
税務


その都度、本や体験を通じて学んできました。
本で学んだ知識と、
 経験から学んだ「経験知」
とは、やはり比べものにならないほど、
 習得という点で差
が生じます。

 痛みが大きいほど、人は忘れないようにできている。


原始時代からそうなんだと思います。
 このキノコ食べたら死にそうになった。たくさん食べた弟は死んだ。
 絶対に食べないようにしよう。みんなにも教えよう。

逆に言うと、
 本から学んだことは分かったつもりになる
が、
 実際に使いこなすレベルにはなっていないことが多い。

だから、
 経営の経験がない「コンサルタント」には注意が必要である
と言われています。

従業員の場合、
 自分のコントロールできる領域は少ない
ので、
 会社のコントロール
に入らざるを得ない。

そのため、
 安定はあるが、大きな収入は見込めない。
ただ、これは、従業員なので当然。
経営という観点からすると、売上げと利益は異なるので、
 一部の優秀な従業員だけに10倍以上も待遇の差をつけることはできない。
300万円から1000万円の間にとどめているのが実情。

だから、従業員は、役員を目指す。
または、独立する。

独立して自営業になれば、
 稼いだ分は自分のものになる。

もちろん、保証はされていない。
ハイリスクハイリターン。

そして、うまくいくと、
 今度は、税金の負担が大きくなっていく。

また、優秀な人材を確保して、事業の規模を拡大する必要ができてくる。
そのため、法人化が必要となる。

法人化すると、
 分業ができるようになるので、自分の負担は軽くなる
が、
 その分、人事、総務、労務、法務の問題は増えてくる。


その都度、学び続けなければならない。

どうせ学ぶのであれば、
 楽しく学べるようになる
方が得。

自分のステータスに応じて、
 知的に成長する戦略を立てて、
 地道に実行する。

従業員が1人であれば、人事の勉強は必要はなく、
 その人との関係が崩れないようにしておけばよい
わけです。

それが、3人、4人と増え出すと、
 比較する対象ができる
ので、
 あいつは、俺より仕事ができないのに、たくさん報酬をもらっている
など不満が生じ始める。

そうなると、
 評価規定
など、納得できるような仕組みを作らなければならない。

社会保険料、雇用保険料、源泉徴収税・・・
総務、税務を行う必要が出てくる。

もちろん、社労士、税理士に依頼できれば、負担は軽くなるものの、
 その分、定額のコストはかかる。


最終的には、
 個人の選択。

安定や起業の煩わしさを考えるのであれば、
 従業員の地位
を守り続けた方がよい。

自由を求めるのであれば、
 独立も選択肢。

ただ、
 自由には責任が伴う。

 コントロールする権限を手に入れた者には、それ相応の責任が生じる。

知的に成長し続けることを余儀なくされるということです。
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