年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

朝晩はやっと凌ぎ易く

2010-08-30 00:00:00 | Weblog
 今夜も大きなケヤキの木の下で椅子を引っ張り出してHさんとおしゃべり。涼しい風がそよそよと吹いており心地よい。家の中でのクーラーの人工的な風よりも自然が送ってくれる風のほうが身体には、イエスと応えてくれる。で、今夜の話題は、昨日のHさんのお墓参りの話。
 Hさんには、異母兄弟になる兄と姉がいる。姉は大阪に、兄さんは、実家のある南予に住んでいられる。姉さんが一年のうち2度ほどお彼岸やお盆にあわせて帰ってくる折に3人兄弟が集まっている。ところが10数年前に兄さんの奥さんが病気で亡くなり、続いて7年程前に20才を前にして学生であった養女が自宅前で交通事故にあい亡くなられた。つまり兄さんは一人になった。消沈した兄さんは、以後二人の妹弟を寄せ付けず3人そろって話し合うこともないことが数年続いていた。しかし悲しみの喪が過ぎたのか、兄さんが再び以前のような兄弟のお付き合いをするようになった。お墓参りを済ませた後、新築になった実家に寄って兄弟そろってご飯を食べたとか、Hさん夫婦と姉さん夫婦と兄さんの5人で話が弾んだ、とニコニコしながら昨日の出来事を話してくれた。悲しみを集めてそれに堪えた兄さんを兄弟が優しく見守る、なかなか美しい話だと思った。

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