年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

採用面接のこと

2017-04-05 20:23:22 | Weblog

 全国の収容中の受刑者が釈放される前に就職を決めてしまおうという流れを法務省・厚労省が作っている。その理由は、仮釈放者の保護観察中における再犯率が、有職者の7.4%に比して無職者が36.3%(14年~23年のデータ)と仕事をしていない出所者の再犯に走る割合が仕事をしている出所者の4倍以上もある理由に基づく。

 犯罪白書によれば松山刑務所では、約600人足らずの受刑者が収容され、毎月4~50人の出所者がいる。その内約2~30%の受刑者が就労支援を願い出ている。自分たち就労支援スタッフは(実働3人)、これら就職活動の支援を依頼する年間100人以上の受刑者に対して動いていることになる。

 中身は就労意欲を持たすことや、仕事上の不安感への対応などである。しかし特効薬がないけれど、とにかく出所後の仕事を決めたうえで釈放するという流れを作っていきたいと考えている。受刑者たちに面接を繰り返していると、彼らは共通して自分たちには仕事がないだろう・・と考える者が多くいる。
 このことは近年厚労省・法務省ともに力を注いでおり、全国20数ヶ所の矯正施設にハローワークのスタッフを(職員ではない。非正規雇用の相談員)張り付け、出所する受刑者の就職活動に万全を尽くしている。更に昨年から「コレワーク」を東と西に立ち上げた。

 つまり、全国の受刑中の身柄に対して出所後すぐに就労ができるように、協力雇用事業主さんとマッチングできるように、例えば私どもが受刑者の相談をした、職業能力や帰住地などの結果がコレワークに送られ、コレワークが登録している事業所とのマッチングを経て、釈放前や釈放後の事業所面接を行うものである。
 しかし問題は、登録事業主さんが圧倒的に少ないことである。なぜならばハローワークが協力雇用事業主さんの求人票を集めることに熱心でないから。よって私たちが持っている協力雇用事業主名簿に乗っかるだけの仕事ぶりがハローワークの仕事となっている。だから強い力にはなっていない。はがゆい思いをしておる。

 で、今日はハローワークの立場から見れば、出来上がったコースに乗っかっただけの、コレワークから送られたマッチング情報頼りに紹介状を発行し所内採用面接を行うことになった。事業主さんは大阪から朝1番の電車で新幹線乗り継いで午後来ていただいた。身柄を連行し採用面接、結果出所後採用となる。新年度就労支援最初の成功となった。
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