年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

職業の選択

2017-04-18 00:00:00 | Weblog
 仕事についてあれやこれやとアドバイスをする立場にいて、もちろんこちら側の価値観を押し付けるような愚を持ち合わせている者ではない、と自負している。でも,人の成せる業を見ていると、このような仕事をなぜ自分自身は考えなかったんだろうか、と思い返すことがある。

 TVをあまり見なくなったものの、「ブラタモリ」や「家族に乾杯」はいつも見てる。 他、時々目が冴えている時には「プロフェッショナル・仕事の流儀」を夜遅く見ることがある。昨夜見たのは、
 知床の猟師の話であった。
 鹿や熊などを撃つ猟師の話である。
 自然への畏敬を併せ抱き人生を送っている猟師さんもいいナァ・・と。
 頑固な一徹な職人さんの仕事を選択できた人は、その仕事に就く前にどのような考えや思いがあったのだろうかと想いに耽る。もちろん紆余曲折、浮き沈みがあるのは世の習い。例えば、クリーニング屋さん、カキの養殖業、鍛冶屋さん、豆腐屋さんなど職人と呼ばれる人たちの愚直に一途に仕事に就いているまなざしを支えているものはいったいなんだろう・・・。

 一方、自分が自分の仕事に就く前の価値観はいかがなものであったのか・・を考えた時、なんとチマチマしたせこいものだったんだろうかと消沈する。もしかして自分が職に就く前の価値観とは、物質的なものをベースにしたアレが欲しいコレも欲しい、華々しい仕事、賃金の高い、福祉が充実しているような所で働くさっそうとした姿を思い浮かべ、少々の銭や出世や肩書がイメージできるような仕事であったのかもしれない。これら、所詮“生きる”ってのことはこのテイドか・・・自分は、と。

 ・・・とまぁ、こんなこと考えるのは、今やっていることが行き詰まっているせいかもしれない。


 昨年12月に刑務所を出た人の再犯を防ぐための取り組みについて国と地方自治体の責務に関する「再犯防止推進法」ができた。

 自分がこの中で関わっているのは、「仕事」のところ。金銭のいくばくかを所有せず、住む所も仕事もない出所者が向かう先は、やっぱり刑務所なのか・・・。市民社会は出所者を拒絶する。社会は出所者が再び住む所であると認めてくれないのか。。大雑把にいうと犯罪者も被害者であった過去が浮かぶが・・。

 法律に触れる悪いことをしたんだから、やつらは社会に出してはならん・・支援などもってのほか・と云った人がいる。当県ではそれらくらいが平均的な意見なのかもしれない。

 本日連行されて私のところにきた受刑者2名。ひとりは関東に帰住予定の23歳のイケメン若者。彼は服飾関係に進みたいと云った。二人目は子供4人いるお父さん。釈放後は長男が営む鳶の会社に行くことを考えている。よく目にするのは出所後の子供の引受人は父親や母親が多いが、逆に彼の引受人はわが子、長男である。子供の手伝いをしたいが自分が刑務所にいたことが息子の仕事に悪影響及ぼす可能性がある・・よって・・あんたと相談したい・・と云うことらしい。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 雨の中歩いている | トップ | 酔いの醒めないうちに »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL