年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

今日もバタバタと

2017-04-14 19:12:25 | Weblog

 野いちごの白い花を見つけた。来月中旬には赤い野イチゴの実が生るだろう。今年もジャムを作ろうと・・・楽しみにしているところ。

 近頃落ち着かない毎日である。今日も何事もなく、やんごとなきのことではないような一日。

(赤は夫婦一緒の時間)
 6~90分のお喋り会はいつものことながら面倒くさい。何をメインにするかで迷う。とりあえず、今日は「桜」で口を開けようと・・切り込んでいこうと・・。つまり、「花は桜木 人は武士 柱は檜 魚は鯛 小袖はもみじ 花はみよしの」( 一休宗純禅師の言葉)から口を開いて行くことにした。

 いつものメインは


 この手の話のような、懲役中の受刑者に対してオーソドックスなキャリアのステップを踏む話を自分はうまく伝えることができない。ともすればIQ100以上の人を対象にしているかのような話をうまく相手に伝えたためしがない。今日も、20人足らずの対象者に話しかけても食いつきが悪そうな目つき。
 矯正施設内の受刑者の特徴は、「ノー」と発する人がいない代わり何事にも「ハイ」と言う返事が返ることが多い。反抗すれば仮釈放を延期若しくは取消が決定されるところである。だから、yesのハイなのかnoのハイなのか見極める必要がある。そこでこちら側も用心して理解度合をチェックするのにはノンバーバル・コミュニケーションでの対話となる。つまり、•相手の顔の表情、視線 •相手の声のトーン、リズム、テンポ、大きさ •姿勢、体の動き、しぐさ •呼吸・・
具体的には……・顔の表情 •視線の方向が上か下か •質問の答えの声の明暗 •声のトーン高低•背中の様子、丸めているか、うなだれているか •呼吸の様子、深く遅いか呼吸が浅く早いか •ネガ、ポジの言葉などのチェックのことが求められる。小難しい話は自分には不向き。。。だから、

 
 自分が突っ込むのは、ここ。犯罪と自分の部分。社会にオープンにして生きていくのか、クローズにして世間を渡りたいのかってこと。しかしその答えを自分は用意をしてはいない。

 ここらあたりの話になると全員の目が一点に集まるのがわかる。

 しばし、瞬時の沈黙の時間を持つことにする。そして次、


 それから、自分をどのようにして引き上げる工夫をするのかを8ページで考えてもらって9ページから12ページに移る。社会的インフラのこと。


  でも、効果を自分は知らない。

 口開けの桜の話題は2つ・・・2つ目は挿花家安達瞳子さんが話していたこと。いったん命を切ってもう一度命を与える華道の花の中で桜が最も難しい。いくら活けようとしても桜をいったん切ると命を活かすことが難しい・・と講演で聞いたこと、自分が高校生の頃。土曜日の授業を早引きして奥道後まで聞きに行った。楚々とした和服姿で壇上に上がられた姿からは、父親と深い断絶があり家を出たことなど想像ができなかった。父親が始めた安達式挿花の家元後継者だったが、ツバキで知られた父に対し、「桜の旅に出る」と家を出た。

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