年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

氷の世界

2018-02-14 00:00:00 | Weblog
  井上陽水の歌ではないが・・・

 冷たい雨が降る先日の午後いかがわしい男二人連れが幌付きの軽トラに昔懐かしい木箱にリンゴをいっぱい詰め込んで自宅のチャイムを鳴らした。リンゴいらんですか、と。青森からやって来たと言う。青森のどこだ?と聞くと弘前だと答えた。そしておもむろに首から下げたネームプレートを見ると仙台市宮城野区〇〇商店・・と書かれている。ウヌ仙台からか・・などとやり取りしていると男の一人が試食のためのリンゴの一かけを私に渡し、味見してくれと云いながら袋にリンゴを入れ始めた。いらないよ・・・そんなにも。夫婦二人の生活だから2~3個だけでいいよ・・と云ったものの袋いっぱいに詰め込み、さっさと重さを測りはじめた。いらないいらない・・ときっぱり返事をしてみるも一向にこちらの言い分を聞いてくれない。そして、男が言うのには。リンゴは腐らないから冷蔵庫に入れておけば大丈夫です・・と云ったかと思うと、ハイこれもおまけして〇〇〇〇円です・・と云うではないか。こちらはなんだか頭がパニクッて云われるがままに代金を支払った・・・ところ袋に入ってたリンゴは24個。冷静に1個の値段を計算すると・・・・ なんじゃ~こりゃぁ。たしかに試食したリンゴの1片は美味しく感じたけれど、それにしてもこんなに高いリンゴ喰ったことはないぞ
 そうだった 自分はやられたのである・・・冷たい雨に濡れながらのリンゴ売りの男にやられた・・と思った。

 それから以後自分の運気が下がっていったように思う。何をやってもうまくいかない。日常のなんでもないことが毒気にあたったようで・・。

 じゃ・・ウンを呼び込もうと本日おまじないを考えた。赤いリンゴだからついでに赤い色を身に付けようと頭から足まで・・風呂上りに着替えた。
 バルセロナの赤いニット帽子をかぶる。
 ソックスはこの前横浜のヨリちゃんから頂いた巣鴨土産の赤い靴下。これで頭と足元の上下を固める。
赤いヒートテック肌着は数年前に札幌の次男夫婦からのプレゼント。
 
 パンツは赤がないのでパス。
 さぁこれで落ち込んだ運気をあげようとやっているが・・今のところその効果は出てない。

 下がった運を呼び込むのに昔やってたことを思い出した。何か仕事や家庭内でいいことがあった同僚や先輩後輩を捉まえて飯を食うこと、そしてしゃべりながら運の良い人の肩やら背や腕を触り運気を呼び込む作戦である。むろんご婦人は除外。男だけで誰かいいことがあった人を聞き、その人を連れて運のない数人と共に飲み会をやるといういたってシンプルな方法。それによってこちらは運気が上がるが一方運気を皆に吸い取られた人は下がる・・などのことは時々あったような・・・イヤハヤ。