きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「大独演会 ~たい平一門かい?~ 其のニ」

2009年04月29日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
太鼓
幕開きはテリーさんの大太鼓演奏
見事

「みそ豆」林家ひなた
前座はたい平くんの次男。
昨年の長男より、さらに小さい。
座布団が大きく見える。
小さい頭に、よくお話が入っているなあ。
お椀に豆を盛る動作が大降りなのも可愛い。

「短命」林家テリ平
テリーさん、じゃなくて、テリ平さんは
大腸ポリープの手術をしたばかりとか。
手術中にも「短命」の稽古のため
テープを聞いていたら
その音が漏れて、
お医者さんに「手術中に「短命」と聞くのは・・・」
と、言われちゃったようです。
「こーゆー状況で・・・短命だろう」
と、いろいろ言うのに伝わらないもどかしさが可笑しい。

「道具屋」林家たいペー
「ぺ」は平仮名なのか片仮名なのか。
今回の着物と羽織は、先代三平師匠の形見だそうだ。
足袋は自前か、ピンクでした。
(娘役さん?と、うっかり思うワタシでした)
噺は面白いんだけど、
マクラの方がもっと面白い。
ペーだから仕方がないのかなあ。
(マクラ部分の方が本業だしね)←だよね?

のってけらじ天
テリーさんとたい平くんが
ジャケット姿で漫才。
おもにテリーさんの物真似コーナーでした。
「やずや」は似てるよ!

-中入り 15分-

「ニュー東京ボーイズ」
東京ボーイズ+高田文夫。
たいへん申し訳ない言い方ですが
「ようやくプロの芸だ!」と思いました。
一門の皆さんは、それはそれで面白いのですけどね。
軽快な話と音楽。
ものすごく面白かった!!

「青菜」林家たい平
たい平くんの「青菜」は何回も聞いているけど
なんでだか、それでも聞く度笑っちゃう。
なにがバカかーって、
最初からやりたがることだよねー。
友人も昼酒飲もうと思って、
植木屋がいるはず、と思うのも
微笑ましいのうー。
かみさんも、強そうなのに
押入に入っちゃうのも、いいのだよー。
気のいい隠居、機転の利く奥方、
みな、愛すべき人だ。
季節にも合っているよね。
これを聞くと
「鞍馬から牛若丸が出でまして名も九郎判官」が
頭から離れなくなるよね。
頭にこびりついちゃう「音」なのかな。
鯉の洗いも食べたくなっちゃうんだけど
どこでも食べられるもんでもないしねー。
困るねー。

今回も楽しませていただきました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 訃報:エカテリーナ・マクシモワ | トップ | ネモフィラ!! »

コメントを投稿