きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「白鳥の湖」スミルノワ&チュージン(ラントラートフ)/ボリショイ・バレエ

2017年06月12日 | バレエ・ダンス




スミルノワが実に美しい!
チュージンは痩せたかな。
道化も群舞も抑制の効いた様式美で、
これぞロシアバレエ!
「いつもの」と言われても、
やっぱりロシアのバレエ団は白鳥が一番良く合う!
美術もゴージャス!
ダンサーが大きいから5階から見てジャストサイズ。

ツヴィルコが生き生きと悪魔を踊っている。
道化は配役変更でグーセフ。
スピード感ある回転もすごいけど、
回転直後に軽々と小粋に動くのが素晴らしい。
三羽の白鳥で、
ようやくボリショイらしい脚の強さを感じた。
それにしてもスミルノワ!美しい!!

スミルノワはマリインスキーの上半身のたおやかさと
ボリショイのダイナミックさを併せ持っているかんじ。
黒鳥が楽しみ!


と、休憩まではウハウハでしたが・・・。
二幕は5分遅れぐらいで開演。
アナウンスはなかったけどチュージンが降板、
二幕からラントラートフ。

チュージンが大人しめだと思ったら体調不良だったとは。
スミルノワの黒鳥は出だしは良かったのに
パ・ド・ドゥで迫力不足だったのはそのせいかな。
ヴァリの回転もぎこちなかったし。

ラントラートフはサポートに気を使いつつ、
芝居は自分らしくを押し通したかんじ。
そうするしかないか。

二人は組んだことがないとか。
交代がわからない人もいたみたいだし、
チュージンの代役が格下ではなくラントラートフだし、
急なことでも、なんとかなった方だよね。
(という私はジロー開幕後降板のコゼット白鳥を見たのだよ。)

ラントラートフの王子はアルブレヒトと同様、
熱血系。芝居も大きい。
これはこれで好きだけど、
端正で憂いのチュージンならどういう風に誘惑されるか、
見てみたかったな。
スミルノワは白鳥が本領なのか、
黒鳥はアクシデントの影響があったのか、
よくわからない。
とりあえず白鳥はとても美しい。

ツヴィルコのねちっこさはツィスカリーゼを思い出した。
あそこまで粘っこくないけど。
ボリショイの系譜を感じた。

それにしても!
グリゴロはなぜ自分の作品を改訂したんだ!
連載打ち切りのような唐突なラストは
未だに納得できないよー。


【配役】
オデット/オディール:オルガ・スミルノワ
ジークフリート王子:
 セミョーン・チュージン(一幕)、
 ウラディスラフ・ラントラートフ(二幕)
悪魔ロットバルト:イーゴリ・ツヴィルコ
王妃(王子の母):ヴェラ・ボリセンコワ
王子の家庭教師:アレクセイ・ロパレーヴィチ
道化:ゲオルギー・グーセフ
王子の友人たち:
 クリスティーナ・クレトワ、マルガリータ・シュライネル
儀典長:アレクサンドル・ファジェーチェフ
花嫁候補たち
ハンガリー:アナ・トゥラザシヴィリ
ロシア:アナスタシア・デニソワ
スペイン:ダリーヤ・ボチコーワ
ナポリ:ブルーナ・カンタニェデ・ガッリャノーニ
ポーランド:オルガ・マルチェンコワ
3羽の白鳥:
 オルガ・マルチェンコワ、マルファ・フョードロワ、
 アリョーナ・コワリョーワ
4羽の白鳥:
 ダリーヤ・ロフツォーワ、オルガ・カリーニナ、
 マルガリータ・シュライネル、ダリーヤ・ボチコーワ
ワルツ:
 エルヴィナ・イブライモワ、ネッリ・コバヒーゼ、
 ヴィクトリア・ヤクシェワ、クセーニア・ジガンシナ、
 ウラディスラフ・コズロフ、ドミトリー・エフレーモフ、
 イワン・アレクセーエフ、ダヴィッド・モッタ・ソアレス

指揮:パーヴェル・ソローキン
管弦楽:ボリショイ劇場管弦楽団
ジャンル:
ウェブログ
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