新甲州人が探訪する山梨の魅力再発見!

東京から移住して”新甲州人”になった元観光のプロが探訪する”山梨の魅力再発見!”
旅人目線の特選記事を抜粋して発信!

紅葉の絶景ポイント!清里の東沢大橋と八ケ岳高原大橋!16-11

2016-11-08 | 清里から望む八ケ岳の...

山梨の絶景ポイント!清里の東沢大橋と八ケ岳高原大橋の紅葉!

今号は、山梨県北杜市「清里高原」の紅葉の絶景ポイントを紹介します!

清里ピクニックバスで巡る八ケ岳連峰の絶景「東沢大橋」の展望ポイント!

 


「清里」・・・、今の山梨県内では、富士五湖と人気度を競っている!

   首都圏では、「清里」は知名度が高く”自然豊かな清里高原”のイメージがある!

   だが、中高年の記憶は未だ冷めない1970年~80年代にかけて「an・an」、

   「non-no」に代表される女性誌が頻繁に掲載したため、いわゆる「アンノン族」

   が大挙押し寄せて、清里ブームが起こった。その後バブル期に入り、バブル成金

   も便乗して、 清里、特に清里駅前通りの町並みをメルヘン調に様変わりをさせて

   しまい、それが、今では空き屋群(ゴーストタウン)化しているのが寂しい。

   しかし、清里は、かつてアメリカ人宣教師ポールラッシュが導いた「清泉寮」や

   「キープ農場」、工芸家ギャラリーを集める「萌木の村」などは、今も大人気!

    ポールラッシュの開拓精神は今も引き継がれて、蘇りつつある。

   特に、高原観光開発は二度と同じ轍踏まないようにしたいものです。(YS記)


 清里駅前と清里周遊”ピクニックバス”!

人気の小海線ハイブリットカーで清里を訪れるお客さまのために、出迎えてくれる!

但し、清里ピクニックバスの運行期間は2016年は、4月29日~11月6日・・・。

例年、ゴールデンウイーク~11月初旬の週末まで運行しているので、小海線に乗って

清里ピクニックバスを利用して清里を巡ると、また、”旅気分”が倍増するものです!

筆者は、11月4日、まだ間に合うかと思って出かけて見たが、東沢大橋付近は紅葉の

最盛期であった。しかし、異常気象の影響もあってか・・・、以前見た紅葉シーンには

及ばなかったが、相変わらずダイナミックな八ツ岳連峰と幽邃の大自然の紅葉シーンに

圧倒されて多くの観光客は歓声を上げていた。16年秋の紅葉写真を紹介します。


清里案内と清里ピクニックバスのことは清里観光振興会の綜合サービスHPを参照。

http://www.kiyosato.gr.jp/sougou/bus.html


清里一の紅葉の人気スポット!「東沢大橋展望ポイント」!

東沢大橋展望台より八ケ岳連峰を望む! 

八ケ岳連峰の主峰「赤岳(2899.2m)」は、東沢大橋からは良く間違えら

  れるが、正面に緑が濃い三角峰は牛首山(2280.1m)で、その真後ろに

  少しだけ冠雪している赤岳が稜線に沿って覗いている。

  参考:八ケ岳(八ケ岳連峰)は、日本百名山では南八ケ岳のみを指す。

  東沢大橋から望むと①主峰赤岳(牛首山奥の主峰赤岳は2899.2m)向かって

  左側に、②旭岳(2672m)、③権現岳(2715m)、④編笠山(2523.7m)

  と並ぶが、実は峰が八つあるから八ケ岳と言うのではなく神話を始め多くの

  説があって面白い。筆者は「たくさん」という意味で八とした説を、神話から

  見ると、分かりやすい説だと思う。

  注)富士山と背比べをして、蹴り飛ばされて八つの峰になったと言う神話。  

  赤岳の奥に⑤阿弥陀岳(2805m)、赤岳の北側尾根に⑥橫岳(2829m)、

  ⑦硫黄岳(2760m)などが連なるが、ダイナミックな連峰は類を見ない。

  八ケ岳連峰は、小渕沢~清里~野辺山の展望ポイントによって大きく山容が

  変化して、どこから見ても見応えがある!

  往古の山岳信仰の名残があちこちにあり、特にその山名はそのゆかりを語る。


清里の観光パンフレットの写真はもっと紅葉が美しいので参照して下さい。 


八ケ岳高原大橋から望む八ケ岳連峰は、「赤岳と連峰」がダイナミック!

この八ケ岳高原大橋の展望ポイントは、清里駅寄りの駐車場辺りが良いが、

マイカーの人達は殆ど先を急いで通り過ぎることが多い!ジックリ眺めたい処!

八ケ岳高原大橋は、通称「黄色い橋」とも呼ばれ、橋から北に「八ケ岳」、

南西に南アルプス(甲斐駒ケ岳、鳳凰三山、北岳)、南に富士山、南東に奥秩父

山塊に属す「金峰山」が望めて、360度の大パノラマが展望できる。

注)紅葉の見頃は例年、10月下旬~11月中旬。

  主な樹種は、ナラ、ブナ、ナナカマド、カエデ、カラマツの紅葉が広がる!


八ケ岳高原大橋から八ケ岳連峰の他、南アルプス、富士山、奥秩父山塊が望める!


 右に甲斐駒ケ岳、左に鳳凰三山地蔵岳の間に覗く冠雪の高山は北岳(3193m)

注)北杜市からはここだけが北岳ビュー!


八ケ岳高原大橋の車道の向こうへ渡ると、こんな富士山の遠望が望める!

 

注)但し、大橋の歩道は清里方面に向けて左側にあり、この風景を撮るには、

  反対側で危険!横断は走行車がない時、安全を確かめて渡るしかありません。


 せっかく大橋の歩道の反対側に行けたので、日本百名山「金峰山」も撮影!

 


八ケ岳高原大橋と呼ばれるだけあって、やはり八ケ岳連峰の展望は清里随一!

 


 この辺りには、中村農場の地鶏料理の他、ダイワロイヤルホテルや一般的な

ドライブインレストランもあるが、ここでは、少々ランチタイムは少々並ぶが

「中村農場」の名物地鶏の親子丼などがお薦め、産みたて卵も多彩で栄養豊富!

八ケ岳高原大橋の手前、ピクニックバス停「八ケ岳高原大橋・中村農場前」


 

清里ピクニックバスは、1日周遊620円。

筆者は、東沢大橋で途中下車をして、散策路を歩いて下り清泉寮に立ち寄り小休止。

次のバスに乗り継ぎ、八ケ岳高原大橋・中村農場前で下車。先に八ケ岳高原大橋を

撮影して戻り、早めに並んで昼食は中村農場(地鶏食堂)へ早めに並んで中村農場

の地鶏料理、名物「親子丼」(単品¥980)を食した。

味は各自の好だが、卵は新鮮で味も濃く、栄養満点の気がして満足感はありました。

注)いつもここだけはシーズンは平日でも並んでいるので、待ち時間にゆとりを

持っていた方が良いが、ピクニックバスを乗り継ぐ場合は、十分過ぎる位の時間が

あるので、事前にバスの時刻に合わせた旅程表を組み立ててから、バス旅のコツを

心得て、多いに楽しんで来られたらベターです。マイカーのような危険が伴わない

だけ、凄く、フリーでゆっくり旅が楽しめますよ!


 参考までに、「萌木の村」のROCK ”名物カレー”は・・・、

 残念ながら、16年夏に火災で焼失したため、しばらくの間我慢です。

 舟木社長や従業員の皆さんも、すっかり立ち直って再建を始めていました。

 帰りにお土産だけは、「萌木の村」で買い求めました。 

 注)逞しく再建が始まった「ROCK」。

 もちろん、ホテルと村内のレストランは営業中なので立ち寄りもOKです。