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アメリカ大統領選挙、共和党の候補者選びアイオワ州の党員集会で幕開け

2012-01-03 10:31:21 | アメリカ政治
明日、共和党の予備選挙がアイオワ州で行われ、大統領選が正式にスタートする。

Mitt Romney がずっと安定しているのだが、土地柄か保守系の人気が高い。選挙戦もドブ板的な要素が強い。

そのような事情で、直前になってやっと人気が出て来たのが Rick Santorum、保守系というよりはリバタリアンの Ron Paul も人気も根強く、特に若者の支持が広がっており、Mitt Romney とトップを争っている。

くどい程あった討論会での受けが良くて、つい一ヶ月前には、トップグループに躍り出た Newt Gingrich は、選挙組織が貧弱で、下位グループに留まっている。

しかし、過去の実績では、アイオワでトップになっても結果的に共和党の候補者にならない可能性が高い。一方で、泡沫候補者にとって結果が悪ければ、寄付が集まらなくなり、即脱落と言う事になる。

候補者の多くが保守色が強い中で、州知事経験のある Mitt Romney のバランスの良さが浮かび上がってきている様に思われる。2008年の予備選から引き続き大統領選をやっているので、知名度、組織力がある上、討論会を見ていても用意周到なのがよく分かる。

唯一の欠点は、Obamacare の手本と揶揄される皆健康保険をマサチューセッツ州知事時代に実施した事であろう。但し、論理的に Obamacare を廃案にする事とは矛盾していないので、民主党は騒ぐだろうが、問題は無い。

Ron Paul は高齢であるし、恒例の色物以外の何物でもないであろう。共和党候補にならなかった場合、リバタリアンの独立候補として出馬という噂もあるが(過去にそのような前科もある)が、非現実的である。縦しんばアイオワ州でトップになったとしても、比較的早い段階で脱落するだろう。

Rick Santorum もトップになる事で活動を続けられるというだけで、早晩、息切れするだろう。

予想としては、Mitt Romney が安定した得票数で上位に入り、保守的な票(それも非常に右寄りの)が割れて、Rick Santorum, Ron Paul, Michele Bachmann はどんぐりの背比べとなるであろう。Rick Perry や Jon Huntsman は最初からアイオワ州は捨てている雰囲気である。

今後、Rick Santorum, Ron Paul, Michele Bachmann の中から脱落者が出てくるのだが、これらの票がどう流れるかが鍵であるが、結局は Mitt Romney に吸い寄せられるのではないかと思う。

中道穏健、ややもすればリバラルとも見られていた Mitt Romney であるが、やや過激過ぎる保守候補者との討論会で鍛えられるなかで、バランスの良い保守派というイメージが定着しつつある様に思う。

まだ、アイオワ州の投票すら始まっていないのだが、共和党の予備選は、比較的早い時期に Mitt Romney で決着しそうな気がしている。
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キーワード
アイオワ州 リバタリアン マサチューセッツ 大統領選挙
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4 コメント

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長引くかも? (DDK)
2012-01-05 17:21:41
お久しぶりです。また明けましておめでとうございます。

個人的な感想ですが、やはりロムニーの安定感が目立ちます。ただ、序盤のアイオワ、ニューハンプシャーは典型的なスウィング・ステートなのでどうしても相対的に穏健なロムニーが票を稼ぎやすいかな、と言う感じがあります。一方で、南部州を中心にギングリッチの支持が崩れていない。これまでの状況を見ているとロムニーはどうやら南部が弱いようで、もしかすると想像以上に長引く可能性があると思います。

今回善戦したポール、サントラム共に勝ち残れる可能性は低い。だとしたらポールはともかく、サントラムはランニングメイト狙いも視野に入れているのではないか?と言う思いがあります。大統領候補がロムニー、ギングリッチのどちらでも十分可能性があると思うのですが、如何でしょうか?
ギングリッチ (ysJournal)
2012-01-05 20:34:26
DDK さん、こちらこそ、本年も宜しくお願い致します。

さて、昨日このエントリーの続編を書いたのですが、ギングリッチが盛り返さない限り、短期決戦の様に思います。(南部での支持が崩れていないと言うコメントは、確認出来ず。実感としては崩れていると感じてます)

副大統領候補としてのサントラムの可能性は、低いと思います。

ハンツマンは、今回の立候補が、2016年の準備と言う噂もありますが、私は彼にその雰囲気を感じてます。(これも昨日のエントリーに書きました)理由は、州知事の実務経験のほうがアピールすると思うのと、経済に明るいのが一番だと思います。(外交経験もあるし)
Unknown (DDK)
2012-01-05 22:03:59
世論調査をいくつか確認してみていたのですが、結構ギングリッチが底堅かったように感じました。アメリカにいるといないのとでは感じ方が大きく違うので、こちらが大きな勘違いをしているのかもしれませんが。

先日の該当記事拝見いたしました。感想になりますが、個人的には(ロムニー大統領候補の場合)バックマンがランニングメイトになればバランスのとれた対応が出来そうだし、基盤がより安定すると思います。ハンツマンの場合穏健候補がペアになるので、保守化の進む共和党で基礎票が崩れる恐れがあり、個人的には難しいと思われます。副大統領候補について何か情報はございませんでしょうか。宜しければ、お願いします。
副大統領候補 (ysJournal)
2012-01-06 10:30:30
ギングリッチはやはり名前が売れているだけに、底堅いという印象は当たっていると思います。但し、今回の選挙活動ではムラっけがあり過ぎて、何かをきっかけに挽回出来る気配がありません。

さて、まだ副大統領候補に付いては、何も出てきておりません。バックマンの可能性ですが、行政の実務ではサラペイレンに比べても少ないので、非現実的な気がします。

確かに保守化を強めている共和党ですが、右寄りのイディオロジーでの選択は無いと思います。

バックマンなどの保守派のを広告塔として使いながら、オバマからの方向転換を図る方法が現実的だと思います。

ロムニーが基礎票が崩れる事を心配するとは思えません。(そういう事態も起きないと思います)

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