教育、夜間中学、多文化共生、日本語教育、識字教育について

教育、とくに夜間中学をとりまく問題、多文化共生、日本語教育、識字教育、難民、中国帰国者などについての情報を発信します

「多文化共生社会を目指し、帰国者外国人教育国際理解教育、子どもの権利条約を考える」研修会

2010年11月11日 | Weblog
《このメールは転送・転載歓迎です》

みなさま

東京・文花中学夜間学級の関本です。
以下、「多文化共生社会を目指し、帰国者外国人教育、 国際理解教育、子どもの権利条約を考える」をテーマに研修会を開催致します。
どなたでもご参加できますので、ぜひご参加ください。 
                                             関本保孝 y.sekimoto@jcom.home.ne.jp  

//////「多文化共生社会を目指し、帰国者外国人教育国際理解教育、子どもの権利条約を考える」研修会////////////


多文化共生社会や国際理解・交流をめざした取組み、帰国者・外国人教育をめぐる問題、子どもの権利条約について
幅広く交流・意見交換をしたいと思います。
 ぜひご参加ください。

1 日 時 2010年11月27日(土)10時~17時 (9時45分受付)

2 会 場 中央区立有馬小学校(中央区日本橋蛎殻町2-10-23)〈地下鉄半蔵門線水天宮前駅A4出口・徒歩3分〉
         地図http://www.chuo-tky.ed.jp/~arima-es/
 
3 内 容 〈レポートと討論〉

■午前の部(10時~12時)

【テーマ1 子どもの権利条約】

①江口千春さん(子どもの権利条約をすすめる八王子の会・世話人、“手をつなごう″
みんなが安心できる暮らしネットワーク・代表)

「私たち大人は、子ども・青年が、求めていることに、応えることができているか」「子どもの命の輝きを守り、声なき声を受とめて生かすために 今、問われていることは、何か?」
「格差と貧困が広がる中で、子どもの状況も、親の余裕のなさも、過度に競争的で管理主義的教育政策も、子ども施策の実態も、それが当たり前のようになって、未来への展望を失っていく状況が広がっています。

「実態をリアルに多角的に学ぶ機会を用意し、それぞれの立ち位置でできることを明らかにしていきたい。」


■午後の部(13時~17時)

 【テーマ2 帰国者外国人教育・国際理解教育】

②今野成子さん(すみだ国際学習センター指導員)
   「すみだ国際学習センター」が開設して、3年間で、区内の公立中学校に外国から転入する全ての生徒を掌握でき、個々の生徒に応じた日本語初期集中指導と、受け入れを在籍校と連携して進められる体制が整ってきました。具体的な活動内容等を紹介させていただきます。

③李原翔さん(都立富士森高等学校通訳・外国語教育補助員、かながわ国際交流財団あーすぷらざ外国人教育相談サポーター)  
   テーマ「中国人生徒の進学問題および教育支援についてー実態調査と実践を通して―」
    中国系生徒の実態調査データと教育支援活動の実践から、中国人生徒の進学問題を検討し、進路指導のあり方について皆さんと一緒に考えていきたいです。

④福島育子さん(地域日本語ボランティア/東京国際大学付属日本語学校・日本語教師)
    地域の日本語教室(葛飾区)に参加する方たち(外国籍住民他)の事例を中心に,国際結婚およびグローバル化に伴って増加している外国にルーツを持つ子どもたちへの支援等,その現状と課題についてお話し,私たちにできること,すべきことをご一緒に考えたいと思います。


 全体討論 

4、参加費   無料です。教職員、ボランティア、外国人や一般市民の方など、どなたでも参加できます。多くの方の参加をお待ちしています。


5、連絡先 世話人 関本保孝(職)文花中夜℡3617-1562
     共同研究者 斎藤里美(東洋大学) 江口千春(子どもの権利条約をすすめる八王子の会)
        世取山洋介(新潟大学) 矢崎満夫(静岡大学) 中山真理子(亜細亜大学、中野区国際交流協会)

6 主催:第60次東京教研実行委員会・「人権と教育」分科会