光の風☆★

~画家すずきゆきおの世界~
 夢と希望に癒しの芸術を
生み出す画家の日々の、つぶやき

雑感148(思いやり)

2017-03-06 | 日常
引越しから約2ヶ月半経ち、
マンション住まいも慣れてきた。
ゴミ出しで、
ほんの少し外に出る時も鍵を持参する
煩わしさも習慣化してきた。
セキュリティが厳重で、
鍵を持ち歩いていないと、
マンション内に入れなくなってしまうので、
戸建に比べて不便である。

静かで暖かであるから制作する環境としては、
実に最適ではあるが、
隣近所との付き合いが希薄なのが寂しいともいえる。

以前の家は敷地内に夏ミカンの木があった。
引越し前に沢山ミカンが生っていて豊作のようすだった。

残念なことにマンション住まいには、
このミカンの木を持っていくことが出来ない。

仕方がないこととはいえ残念!
誰かこのミカンの木を欲しい人がいたら差し上げたいと思っていたが、
慌ただしく時が過ぎっていくのみ。

食べるにはまだ少し青くて早いが、
少しづつミカンを取っては食べだしていたが、
引越しまで全部、食べられるわけもない。

またミカンだけを食するのも飽きる。

近くに住む一回り年上の友人が、
すずきさんの所のミカンを少し頂きたいと言う。

そんな申し出の数日後、
ミカンをかなり持って友人宅を訪ねた。

玄関に入るのは初めてだった。
大きな玄関の中央に私の絵が飾ってあった。

他所で自分の絵を見ると何故か、
自らが描いたとは思えない。

絵はサインが入った時が完成ではなく、
持っている人のお宅で見られることによって、
その歳月で絵も進行形で歩むのだと思うことが多い。

引越しの準備で忙しく過ごして、
いたのでミカンをあげたのも忘れていた。

マンションに越してから、
友人から自家製マーマレードと手書きの紙を貼った、
ビンを手渡された。

すずきさんの家のミカンだよ、
僕がジャムにしたんだ。
少しは美味しいかもしれない。

友人は、ただミカンが食べたいがために、
ミカンが欲しいといったのではなかった。

女性がマーマレードを作ってきても驚かないが、
こういう細やかな心遣いをするとは想像もしなかったから、
心根の優しさに打たれました。

男の思いやりです。
男気を感じました。

仕事を引退している友人は、
現役の頃は大手の銀行の役員でした。

その後は、やはり大手の企業の役員という、
大変な方です。

そういう人だからこそ、
細やかな心遣いが出来るのかもしれない。

マーマレードを食することによって、
ミカンの木との決別の気持ちも整理できたのかもしれない。

有難いことです。

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