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一日一書 1169 澄月堂

2017-05-06 09:44:26 | 一日一書

 

姚小全 書

 

澄月堂

 

 

 書を習い始めてしばらくして、雅号をつけようかと思ったことがあって、師匠にもいろいろと考えていただいたのですが、なかなかふんぎりがつかず、結局、本名で通すことにしました。

けれども、水墨画をやっていると、印を何種類か押す必要、というか、押した方が効果的、というか、押した方がおもしろい、というか、そんなことが多々生じるようになり、それで、今度は、意を決して、水墨画の師匠につけていただきました。いろいろ、好みとかを聞かれてついたのが、「澄月堂」。「堂」とつくのは、書斎名ということです。「○○庵」「○○楼」とかいうのと同じようです。絵にこれを書くときは、「澄月堂主人」とか書けばいいわけです。なんか、いっぱしの文人気取りですが、まあ、「文人」は、結局、ぼくの生涯の夢・目標ですから、大目に見てください。

 昨日、大学時代の例の友人と飲んでいるとき、このことを「発表」したら、即座に、「澄月って歌人がいたなあ。」と二人が口をそろえて言うので、家に帰って調べたら、江戸時代中期の歌人だそうです。「澄月堂」とは称してなかったなあ、と彼らは言ってたけど、まさにその通りでした。さすがは国文学者の二人。たいしたものです。その歌人、西山澄月(1714〜1798)にもあやかりたいものです。

 ちなみに、wikiで調べたら、日本酒にもあって、秋田県のお酒だそうです。いつか飲んでみたいものです。

 ぼくが姚先生に言った「好きなイメージ」は、「透明であること」「どこまでも広がる風景」といったものでしたが、「澄み切った月」は、たしかにぴったり。ぼくの心が「澄み切ってどこまでもひろがっている」なんてものじゃないことは確かですけど(むしろ「濁ってせせこましい」)、これも「かくありたし」ということで。以後お見知りおきを。
この書は、記念に、師匠、姚小全先生が、異なった書体で、揮毫してくださったものです。紙はぼくのコーヒー染めです。

 

 

 

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