一茶
あつき夜や江戸の小隅のへらず口
半紙
●
一茶というと、カエルやハエの句がすぐ浮かんで
幼稚だとか、素朴だとか、泥臭いとかいったイメージがあるかもしれませんが
これがどうして、知的で、近代的な句も多いようです。
この句なんか、とても皮肉。
暑い暑いといって、路地なんかに出てきて
ご近所同士で、しゃべっている。
それを聞いていると、どれもこれもつまらぬ無駄話だ。
というような意味。
江戸は、結局、一茶の安住の地ではなかったわけです。
一茶
あつき夜や江戸の小隅のへらず口
半紙
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一茶というと、カエルやハエの句がすぐ浮かんで
幼稚だとか、素朴だとか、泥臭いとかいったイメージがあるかもしれませんが
これがどうして、知的で、近代的な句も多いようです。
この句なんか、とても皮肉。
暑い暑いといって、路地なんかに出てきて
ご近所同士で、しゃべっている。
それを聞いていると、どれもこれもつまらぬ無駄話だ。
というような意味。
江戸は、結局、一茶の安住の地ではなかったわけです。