以前にも「台湾の結婚式事情」で書きましたが、台湾式の披露宴と日本の披露宴はずいぶん雰囲気が異なります。だいたい全体的にそうですけど、中国系の人たちにとっては「人が大勢でにぎやか」なことこそが「福」でそれが一番大事なことです。なので、披露宴も「とにかく大勢友達集めて飲んで騒いで祝ってもらう」感じです
前述のエントリにも書いたとおり、台湾の披露宴では一般的に正確な人数が把握できません。例えば、私が仲の良いお友達Aちゃんを招待して、彼女も「喜んで参加するわ」という返事をくれたとします。このご招待の段階では彼女はシングルだったのが、結婚式前に新しい彼氏ができたとします。そうすると「当然」その彼氏も連れてきます。その彼氏が新郎新婦と面識がまったくなくてもノープロブレム!なのです
こんな感じでそれぞれが彼氏彼女や妻子を連れて来たりこなかったりするので、人数の把握が大変なんですよね~
日本人の感覚からすると「でもそうしたらお料理の数が決められないじゃん」と思いますが、中華料理的に回るテーブルで大皿で出て来るので、人テーブルに一人や二人増えたところで全然関係ないんですよ。おおらかです~
そして、先ほどの例でいえば、Aちゃんと彼氏は二人セットで一つのご祝儀を包みますし、家族で来ても一家族で一つのご祝儀。なので、「人数=ご祝儀袋の数」では全然ありません。で、これで採算が取れるかというと、取れるんですよね~なぜなら披露宴のお食事が日本よりもはるかに安いから
「一テーブルいくら」で換算するのですが、そこそこいいホテルで一テーブルだいたい15,000元でしょうか。日本円で40,000円くらいです。一テーブルは10人がけなので、日本式に一人おいくらで換算すると一人4,000円くらいですよ。安いですよね~そんなわけで、一テーブルで3、4人くらいがご祝儀を包んでくれればだいたい元は取れる、という感じです。
さて、今回面白いなと思ったのが、こちらでは披露宴の前に「試食」をさせてくれるということ私も来月の披露宴に向けて、今回試食をしてきました~
試食と言っても私たちが考えるよりもずっと「正式」なもので、つまり「一テーブル分」丸々作ってもらいます(一テーブル分のお金を払って)。だから試食も普通は新郎新婦だけじゃなくて、親族も一緒に行くんですよ。
今回、私も私の台湾の家族といえる人たちと一緒に8人で一テーブルを囲み、全部で12品のお料理を試食してきました。デザートも含めて12品!しかも田舎の方はばーんとけっこう豪快な量が出るので、私はだいたい4品目くらいでもうお腹いっぱいになってしまいましたが(^^;
お料理はこんな感じ
さすがに「お肉がどーん」な感じで出ます。でもこの豚肉とろっとろになっててとってもおいしかったです
こちらは私のフィールドの当たりのお料理。「刺葱」というちょっと変わった香りのする香味野菜を使います。
私の大好きな味です~
このスープもおいしかったけど、私がどうしても食べたい別のスープがあったので、これは換えてもらうことにしました。
こんな感じで12品まるっと食べて「これはおいしいからキープ」「これはこういうのに換えて」などと注文して
最終的にお料理が決定できるわけです。
考えてみたら合理的なシステムですよね
日本でも新郎新婦が試食できるようになっているのでしょうか?
前述のエントリにも書いたとおり、台湾の披露宴では一般的に正確な人数が把握できません。例えば、私が仲の良いお友達Aちゃんを招待して、彼女も「喜んで参加するわ」という返事をくれたとします。このご招待の段階では彼女はシングルだったのが、結婚式前に新しい彼氏ができたとします。そうすると「当然」その彼氏も連れてきます。その彼氏が新郎新婦と面識がまったくなくてもノープロブレム!なのです
こんな感じでそれぞれが彼氏彼女や妻子を連れて来たりこなかったりするので、人数の把握が大変なんですよね~
日本人の感覚からすると「でもそうしたらお料理の数が決められないじゃん」と思いますが、中華料理的に回るテーブルで大皿で出て来るので、人テーブルに一人や二人増えたところで全然関係ないんですよ。おおらかです~
そして、先ほどの例でいえば、Aちゃんと彼氏は二人セットで一つのご祝儀を包みますし、家族で来ても一家族で一つのご祝儀。なので、「人数=ご祝儀袋の数」では全然ありません。で、これで採算が取れるかというと、取れるんですよね~なぜなら披露宴のお食事が日本よりもはるかに安いから
「一テーブルいくら」で換算するのですが、そこそこいいホテルで一テーブルだいたい15,000元でしょうか。日本円で40,000円くらいです。一テーブルは10人がけなので、日本式に一人おいくらで換算すると一人4,000円くらいですよ。安いですよね~そんなわけで、一テーブルで3、4人くらいがご祝儀を包んでくれればだいたい元は取れる、という感じです。
さて、今回面白いなと思ったのが、こちらでは披露宴の前に「試食」をさせてくれるということ私も来月の披露宴に向けて、今回試食をしてきました~
試食と言っても私たちが考えるよりもずっと「正式」なもので、つまり「一テーブル分」丸々作ってもらいます(一テーブル分のお金を払って)。だから試食も普通は新郎新婦だけじゃなくて、親族も一緒に行くんですよ。
今回、私も私の台湾の家族といえる人たちと一緒に8人で一テーブルを囲み、全部で12品のお料理を試食してきました。デザートも含めて12品!しかも田舎の方はばーんとけっこう豪快な量が出るので、私はだいたい4品目くらいでもうお腹いっぱいになってしまいましたが(^^;
お料理はこんな感じ
さすがに「お肉がどーん」な感じで出ます。でもこの豚肉とろっとろになっててとってもおいしかったです
こちらは私のフィールドの当たりのお料理。「刺葱」というちょっと変わった香りのする香味野菜を使います。
私の大好きな味です~
このスープもおいしかったけど、私がどうしても食べたい別のスープがあったので、これは換えてもらうことにしました。
こんな感じで12品まるっと食べて「これはおいしいからキープ」「これはこういうのに換えて」などと注文して
最終的にお料理が決定できるわけです。
考えてみたら合理的なシステムですよね
日本でも新郎新婦が試食できるようになっているのでしょうか?