300トンの高濃度汚染水が漏れたタンク周辺のH4エリアの堰に溜まった雨水から、ストロンチウムなどのベータ線が17万ベクレル検出されました。(参照は『朝日新聞』)台風による雨水がこれまで漏れた放射性物質に汚染されたと思われています。東電は、ポンプで汲み上げて、タンクに戻す方針です。(ANNニュースでは)別のタンク周辺でも1,000ベクレルを超えるストロンチウム等が複数ヶ所(別の報道では5ヶ所)検出されています。
また、(15日には)Bエリアの(高さ30センチの)堰から雨水が溢れ出しています。さらにCエリアに溜まった雨水は、(B線の)放出基準値1ℓ当たり30ベクレル以下(8~24ベクレル)だということで、堰の外に放出しています。(これも大量の雨水で薄まっただけです。最終的には海に流れ出ます)また、セシウムの濃度は測っていないということです。
一方、(高濃度放射能汚染水が流出した)タンク北側約20メートルの観測井戸から(14日)採取の地下水からは、1ℓ当たり17万ベクレルの放射性トリチウムが検出されています。汚染は確実に広がっていると考えられます。
(1ℓ当たりの放射性トリチウム濃度の変遷)
9月 8日 4,200bq
9日 2万9,000bq
10日 6万4,000bq
11日 9万7,000bq
12日 13万0、000bq
13日 15万0、000bq
14日 17万0,000bq
P.S. 今回の東電の汚染された雨水の放出に関して、「マニュアルの手順を踏んでいない」、「原子力規制庁の了解を得ていない」との報道もありました。放出基準も、薄めればクリアできてしまいますから、あっても無いようなものです。雨の影響を受けない(溜まらない)ように、覆いでもあれば良いのですが、それもなかなか難しいのでしょう・・・
by「プルサーマル計画を憂慮する有志の会」 (平成25年9月17日)
また、(15日には)Bエリアの(高さ30センチの)堰から雨水が溢れ出しています。さらにCエリアに溜まった雨水は、(B線の)放出基準値1ℓ当たり30ベクレル以下(8~24ベクレル)だということで、堰の外に放出しています。(これも大量の雨水で薄まっただけです。最終的には海に流れ出ます)また、セシウムの濃度は測っていないということです。
一方、(高濃度放射能汚染水が流出した)タンク北側約20メートルの観測井戸から(14日)採取の地下水からは、1ℓ当たり17万ベクレルの放射性トリチウムが検出されています。汚染は確実に広がっていると考えられます。
(1ℓ当たりの放射性トリチウム濃度の変遷)
9月 8日 4,200bq
9日 2万9,000bq
10日 6万4,000bq
11日 9万7,000bq
12日 13万0、000bq
13日 15万0、000bq
14日 17万0,000bq
P.S. 今回の東電の汚染された雨水の放出に関して、「マニュアルの手順を踏んでいない」、「原子力規制庁の了解を得ていない」との報道もありました。放出基準も、薄めればクリアできてしまいますから、あっても無いようなものです。雨の影響を受けない(溜まらない)ように、覆いでもあれば良いのですが、それもなかなか難しいのでしょう・・・
by「プルサーマル計画を憂慮する有志の会」 (平成25年9月17日)