プルサーマル計画を憂慮する有志の会

原発問題に関して投稿します。

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放射線の「感受性」

2012-06-15 11:20:24 | 日記
 基本的に放射線は、遺伝子を傷つけ障害を引き起こし、子々孫々まで影響を及ぼす、危険なものであることは間違いはありません。また、放射線の感受性には年齢差や個人差もがあるようです。小出先生が発表している「放射線の年齢別感受性」(参照・引用は『別冊宝島』)を見ると、1シーベルト当たり、1万人の中でどれだけの白血病を除く癌死がでるかは、(棒グラフなので数字は正確でありませんが)0歳児で1万5、000人、5歳児が1万3,000人、10歳児で1万人、15歳になると一気に下がって5,000人、20台から30台では4、000人程、35歳で3,000人、45歳は1,200人と年齢が上がるにつれ、著しく感受性は下がっています。

 つまり、子どもの放射線への感受性は高く(数倍から10倍以上)、それだけ影響を受けやすいということです。食品では一部、子どもたちへの配慮をした基準ができましたが、この「感受性」に鑑みるに、その「配慮」はまだまだ足りないと言わざるを得ません。(被曝の放射線量も、子どもの基準はありません)全ての食品において、子どもには「ゼロ放射能汚染」の食品を、自治体が、政府が提供する為のあらゆる努力をすべきなのですが、実際にはそうではありません。検査をすり抜けて流通するもの、産地偽装され消費される物と、子どもを守りたくても、なかなかできない現実もあります。

 また、放射線の感受性には個人差があり、(原発労働者の被曝を診断してきた阪南中央病院の村田医師によると)「自律神経が強い人ほど影響を受けやすい」、「ちょっとした刺激で顔が赤くなったり、蕁麻疹ができる人。・・・皮膚をこすると、赤いぽつぽつができるひと」が、感受性が高い人とのことです。広島・長崎でも、「爆心地から4キロも5キロも離れた所にいた人でも、脱毛、鼻血、下痢、倦怠感などの症状を訴える人がいた(正確には分かりませんが、外部線量は1mSv以下ではないかと思います)福島でも、こうした症状が子どもたち(或いは感受性の強い大人の方)にあったと聞きましたが、やはり「感受性」が強い人や子どもには、放射線による症状が出ていた可能性は否めません。

 そして(何度も書きますが)このICRPの1mSvの基準とは、「広島・長崎の『外部被曝』を調査した」ものをベースにして作られたもので、「内部被曝をした人は含まれていない」のです。低線量の内部被曝、これこそがチェルノブイリで多くの住民の命を奪った元凶ではなかったのでしょうか?広島と長崎で行なわれた疫学調査では、「ゼロミリシーベルトから線量が上がるたびに、癌の発症リスクは直線的に上昇」しています。1mSvが安全などということは、決して証明されていないどころか、僅かな被曝でも、癌やその他の障害を発生してしまう可能性は否定できないのです。ましてや、感受背の高い方や、乳幼児、児童の受ける影響は計り知れません。それでも、文科省の決めた校庭の線量は20mSvです。1mSvをいくら目指しても、子どもは守れないのです。本当に許せない、決して許してはいけない現実があるのです・・・

P.S. また「オスプレイ」が堕ちました。前回モロッコで墜落した時に、オスプレイ自体に問題はないと米国は発表しましたが、同機は開発段階から事故が多発していたそうです。(全く原発と同じ、危険な代物です)そのような物を、基地を取り囲むように家屋がある沖縄に配備するなど、認められません。勿論、基地自体が、或いはその他の配備そのものが(原発同様)「危険」な代物である以上、同機を配備するしないに拘わらず、根本的な問題は残ったままではあるのです・・・

P.S.2 藤村官房著官が、オスプレイの配備について、「事故原因が分かるまで、当面配備は見送る」とのたまわりました。「事故原因が分かるまで」?原発人災事故の原因は「分かった」のですか?分かってないのに、(対策も講じてないのに)再稼動ですか??国会の「事故調」も今月中に結果報告をだすそうですが、結局何も分かっていません。と言いますか、(聞き取りしただけで)何も調べていません。本当のデータも引き出せていません。(また事故を起こした原発には近づくことすらできません)これで「再稼動」を決めるのですから、日本国民の「人命」などいらない、と明言しているということです・・・

by「プルサーマル計画を憂慮する有志の会」 (平成24年6月15日)
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