ほろ酔い旅日記(ポルトガル編)

2008年秋、十数年振りに“サウダーデ(郷愁)”の国を訪ねました。
カメラ片手に、ワインを飲みながらの漫遊記。

休業中

2009-01-11 09:04:48 | ポルトガル
年末年始、何かとバタバタしておりまして更新が滞っておりますが
まだ終了したわけではありません。

次は、カステロ・ブランコ~コインブラ~ナザレ・・・へと続く予定です。

もう少し落ち着いたら更新したいと思いますので
申し訳ありませんが、今しばらくお待ち願います。

旅の行程

2008-10-25 23:21:42 | ポルトガル
ポルトガル全土の地図と、私が周ったところの拡大地図です。



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旅の行程 [時差:日本~フランス -7時間、フランス~ポルトガル -1時間]

 ・10月 3日(金) 成田出発(21:55)
 
 ・10月 4日(土) パリ着(4:15) パリ発(7:20)⇒リスボン着(8:55)
            シントラ⇒ロカ岬⇒カスカイス⇒リスボン <リスボン泊>

 ・10月 5日(日) リスボン(ベレン) <リスボン泊>

 ・10月 6日(月) リスボン⇒エヴォラ⇔モンサラーシュ <エヴォラ泊>

 ・10月 7日(火) エヴォラ⇔アライオロス⇒ポルタレグレ⇒マルヴァオン <マルヴァオン泊>

 ・10月 8日(水) マルヴァオン⇒ポルタレグレ⇒カステロ・ブランコ⇒モンサント <モンサント泊>

 ・10月 9日(木) モンサント <モンサント泊>

 ・10月10日(金) モンサント⇒カステロ・ブランコ⇒コインブラ <コインブラ泊>

 ・10月11日(土) コインブラ⇒ナザレ <ナザレ泊>

 ・10月12日(日) ナザレ⇒オビドス <オビドス泊>

 ・10月13日(月) オビドス⇒リスボン <リスボン泊>

 ・10月14日(火) リスボン発(8:20)⇒パリ着(11:50) パリ発(13:15)⇒成田 <機内泊>

 ・10月15日(水) 成田到着(7:55)
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あっという間でしたね。
これだけ短い日程で田舎巡りをするには、ちょっとタイト過ぎたかな?

今回の主な目的は、モンサラーシュ、マルヴァオン、モンサントなど、
ポルトガル東部の村を訪ねることでした。
田舎は交通の便が悪いため、1日1~2便しかバスがありません。
しかもそれは、通学や通勤時間に合わせている為、早朝と夕方だったりするのです。
それでも、ないよりはマシ。前以って時刻表を調べられるところは調べて、
あとは現地でのなるようになるさの成行き任せ。それでなんとかなりました。
でも、やっぱりもっと時間をかけて、ひとつひとつの町や村を、ゆっくりじっくり周りたかったなぁ。

今回の旅では、いろいろ反省点もあるので、それは次回の課題としましょう。
(あとちょっと長く休みを取ることも考えよう)


    <“鷲巣村”マルヴァオンから、スペイン国境を望む>

ポルトガル基本情報

2008-10-25 01:12:06 | ポルトガル
ポルトガルがどこにあるか、たいていの人は知っていると思うけど、
たま~に南米にあると思ってた、なんていう人もいるようなので、
その位置関係がわかるように、一応ヨーロッパ全体の地図を載せておきますね。

ポルトガルは、ヨーロッパ西南部イベリア半島西部の国で、スペインのお隣にあります。



【基本情報】
 ■国名    : ポルトガル共和国 Portuguese Republic
 ■面積    : 約9万1985km2 (日本の約4分の1)
 ■人口    : 約1057万人(2006年)
 ■首都    : リスボン
 ■政体    : 共和制 EUに加盟
 ■民族構成 : ポルトガル人(先住イベリア人、ケルト人、ゲルマン系、フェニキア人、ベルベル人などの混血)
 ■宗教    : カトリック97%
 ■言語    : 公用語であるポルトガル語が主
 ■通貨    : €(ユーロ)、補助単位:ユーロ・セント(1€=100ユーロ・セント)
 ■時差    : -9時間 サマータイム実施期間(原則として3月の最終日曜から10月の最終日曜)は-8時間 
 ■気候    : 1年を通して温暖な気候。一般的に6~9月までが乾期。
           昼間は暑くても朝晩は急に気温が下がることもある。
           秋から春にかけては雨が多く不安定。特に北部は雨量が多い。  

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基本情報をお固く書くと、上記の通りとなります。

面積について
ポルトガルって、日本の4分の1の面積しかないの?思ってたより小さいのね。
というか、この地図上でポルトガルを4倍にした大きさが日本だとすると、
たいていのヨーロッパの国々よりも、日本の方が大きいんだということがわかります。
改めて、ヨーロッパって小国の集まりなんだな~と認識できますね。

言語について
言葉は、ポルトガル語以外ではスペイン語が一番通じやすいんでしょうが、
生憎私は、わずかな単語を知っている程度で、どちらも話せません。
ってことで、いつものことながら、現地語、英語、日本語とのチャンポンでなんとか通しました。
とりあえず、これで困ったことはほとんどありません。
英語を話せる人は話せるし、片言程度でも話せる人はいますから。
当然のことながら、私がポルトガル語を少しでも話せたら、
もっと現地の人々と交流ができたとは思いますが・・・。
でも、ポルトガル語を全く知らないよりは、昔ほんの少しかじったことがあるおかげで、
相手の言っていることが、多少なりとも理解することができたりもしました。

通貨について
ユーロ・・・、今どんどん下がってますね。
私が成田で両替する時点では、1ユーロ=約150円でした。
(為替レートでは、145円台。両替のレートはこれよりも随分と悪くなります。)
今日のレートで一番下がった時が、なんと1ユーロ=113円台。
今は118円台に戻してるけど、これって、米ドルじゃないのか?って思うほど。
あ~、もう少し早く下がってくれればよかったのにな~!!
これだけ違えば、1万円の両替で3000円位差が出ちゃいます。
なんとも悔しぃ~~~っ!!

時差について
朝起きた時に、外が明るいっていいですね。帰国してからそう思います。
今の時期、どんどん日が短くなっているとはいえ、日本は6時に起きても明るいですもんね。
ヨーロッパでは、3月~10月までサマータイムを採用している為、
夏の間はいいんですが、この時期になると夜明けが遅いんです。
ポルトガルでは、イギリスと同じグリニッジ標準時(GMT)を採用していて、
スペインなどの中央ヨーロッパ時間(CET)とはマイナス1時間の時差があります。
それでも夜明けは7時過ぎでした。
日暮れはというと、こちらは夕方の7時頃。
天気が良い日は、きれいな海に沈む夕日、地平線に沈む夕日が見られました。

気候について
私が滞在中は、雨が多くなる季節に入っていましたが、晴れの日が多くてラッキーでした。
曇りの日は何日かあったものの、本当に雨らしい雨に降られたのは1日だけ。
それもかなりの土砂降りになったのですが、夕方には太陽が顔を覗かせ、
とっても幻想的な風景を見ることができたのでした。
服装は、いつもながら軽装です。
以前、同じ時期に行った時、ほぼ夏の服装でよかったので、上着はGジャン1枚のみ。
あとは、半袖と長袖のTシャツを2~3枚ずつ持っていっただけです。
しかし、雨に降られた日は、山の上の村に行った日だった為、夕方からかなり冷え込みました。
寒さに強い私なので、薄着でも凌げたけど、寒がりな人は防寒着を1枚持って行った方がいいですね。
外国ではよくあることですが、同じ日に半袖を着ている人もいれば、セーターを着ている人もいる。
体感温度は人それぞれ。日本のように、皆一斉に衣替えなんてことはありません。

エールフランスの乗継

2008-10-22 00:42:13 | ポルトガル
今回はエールフランスを利用したわけですが、エールフランスといえばその名の通り、
フランスの航空会社ですから、パリでの乗り換えになります。

パリのシャルル・ドゴール空港といえば、乗り換えの大変さで有名(?)ですね。
とにかく、乗り換えのターミナルが、気が遠くなる程遠いのですよ。

去年チュニジアに行った時は、随分と久しぶりにエールフランスを利用したものだから、
そのことを知らずに、帰りの乗り継ぎの時に、時間があまりないというのにかなり迷いました。
その時は、距離的にはそんなに離れてはいなかったのだけど・・・。

しかし、日本便が発着するターミナルFから、今回のヨーロッパ内(?)の便が発着するターミナルDは、
もしかして1kmくらい離れているんじゃないか?!という程歩きます。

それでも、往きはまだいいんです。早朝だし、乗継時間はたっぷりあるから。
問題は、帰りです。
一応、乗り継ぎの時間は1時間半ほどあったので、けっこう余裕だろうと思っていたら、
それが、とんでもなかった。

シェンゲン条約加盟国内の旅行の場合、最初の入国地(この場合はフランス)で入国審査がある為、
ポルトガルではそれがありません。帰りの出国時にも、フランスでの審査のみとなります。
なので、リスボンの空港は楽チンでいいのですが、乗継地のパリでが厄介です。

今回の私の場合、帰りの乗り継ぎ便がお昼過ぎの混雑する時間帯だったようで、
ただでさえ、ターミナル間の移動が遠くて大変だというのに、出国審査のゲートには長蛇の列が。
そのゲートというのが、43~57だかという風なのだから、違う便の人たちがズラリと行列するわけです。
おい、マジかよ~~~!!ってくらい、凄い混雑。

飛行機を降りるまでに時間がかかり、ターミナル間の移動に時間がかかり、
この時点で成田行きのフライトまで1時間を切っていました。
「でも、まだ大丈夫だろう。」ずっと自分にそう言い聞かせていたのですが、
あまりの列の進まなさに、だんだんイライラ状態。
まあ、私の後方には他にも日本人が何組もいたので、まだ安心感はあったけど・・・。

それにしたって、前に進まな過ぎる。
EU加盟国パスポート用の窓口が1つ、他国籍パスポート用の窓口が2つ開いてるだけ。
その先も混雑してるようだけど、人が多すぎてよく見えない。
前の人の腕時計を覗き込むと、とうとうフライトの15分前になってしまいました。
それでも、まだ先は長そう・・・。

出国審査のすぐ先では、どうやら手荷物検査をしているようです。
そこで更にまた、混雑を招いているらしいのです。

ようやく空港の係員がやってきて、並んでいる人たちの搭乗券のフライト時間を確認し始めました。
で、早い人から先に通してもらえることになったのですが、その時既にもう、フライトの時刻スレスレ。
荷物のチェックを受けて、目的のゲートに辿り着いた時には、フライトの予定時刻は過ぎていました。

全くもって信じられな~い!!

でも、これだけ多くの人たちが、ここで足止めを食らっているのだから、
当然飛行機は飛び立ったりせずに、待っていてくれましたけどね。

こんなに酷いトランジットはもしかして初めて。もっと何とかならないものなの?
成田行きの便だけじゃなく、他の便もきっと出発が遅れたはず。
手荷物検査のX線の機械だって、4台あるうちの1台は止まってたし。
普通だったら、1時間半あれば余裕の乗り継ぎ時間。パリでの乗り継ぎには要注意です

カメラについて

2008-10-20 00:06:23 | ポルトガル
今回の旅行で、一番心配だったのは、実はカメラのこと。

出発前にコンデジが壊れて、今回の旅のお供は一眼レフ一台のみ。
予備カメラなしという、一抹の不安を胸の片隅に抱えての出発となったのでした。

いくら短期といえども、一眼レフに万が一何かあったら・・・。
過去に旅の最中に、壊れたり盗まれたりした経験があるだけに、
写真が撮れなくなる、これが一番心配だったのであります。
しかも、私のα-Sweetといったら、何度も修理送りとなった曰く付きのカメラですから。


で、実際にどうだったかというと・・・。

初日に使っていたら、いきなりCCDから「ガタガタガタ・・・・」という異音が。
電源オフにしたらすぐ止んだけど、なんか嫌~な予感。
暫くすると、また同じ音が・・・。
ヒェ~~~、どうしよう!! 初日からこれじゃあ、帰るまでに壊れちゃうかも?
去年だか一昨年にもこんな音がして、修理に出したことがある。
修理に出して以来は、こんな音したことなかったのに、よりによって旅先でなんで?!
あと何日持つかな?お願い最後まで頑張って~!!


そればかりではありません

ポルトガルに着いた日は、それはそれはいいお天気。とっても青空がきれいでした。
写真も映えます。

ところが・・・。

んっ、よく見ると青空になんかシミができてるぅ~。
再び、ヒェ~~~!! 
今度はCCDに汚れを発見。ゴミがついちゃってるんだ~~~!!!



でもまあ、こっちはまだいいとしよう。
カメラが壊れたら写真は撮れないけど、CCDのホコリだけなら写真は撮れる。
帰国したらフォトショップでシミの隠し方を誰かに教わろう

しかし、出だしから気持ちが萎えるな~。
一度にダブルで来るとは・・・。


結果的には、この音は初日に数回しただけで、なぜかその後は全くしなくなりました。

CCDのホコリはというと、この日ホテルに帰ってからブロアでプシュプシュ吹き飛ばそうとしましたが、
はっきりいってCCDってどこのこというのかわからない。
そのせいで、翌日もまだシミのついた写真はそのまま。
またその日の夜に、ホテルへ帰ってカメラをプシュプシュ、CCDがどこか閃き、そっとプシュプシュ。
はい、そしたら見事吹き飛びました~(^_^)v

ってことで、染み付き写真についても3日目には解決しました。
あ~、良かった!



とりあえず、カメラの不具合は解消し、旅の最後まで何事もなく持ち堪えてくれました。
お疲れさまです、Sweetちゃん

が、問題はカメラよりも、自分の腕と精神力にあったのです・・・。




プロローグ(その2)

2008-10-19 16:20:19 | ポルトガル
出発は、10月3日(金)の仕事が終わってから、エールフランスの夜便です。
帰りは、10月15日(水)の朝に成田着、そのまま会社へ直行しました。
なんて、仕事熱心な私なんでしょう!!
って、別にそういうわけではなく、ただ単に有休が残り少なくて足りないので、
ちょっとでも節約しようというだけなんですけど・・・(^^ゞ
別に、会社の人から「すぐに出てきて仕事しろ!」と言われたわけでもありません。
おかげで皆から、「タフだねぇ~」と言われています。

なんだかバタバタしていて、出発の直前まで旅の実感が湧かなかったせいか、
実は、ポルトガルに着いてからの3日位は、なかなか気分が盛り上がらず、
なかなか思うように写真も撮れず・・・、といった状態でした。

最後までこのままだったらどうしよう・・・。ちょっと不安になったほど。
出発前に気分が盛り上がっていなくても、現地に着いたら気分が出るだろう。
いつものようにそう考えていたのに、何故か今回は盛り上がってこない。

その理由の一つは、以前来た時のイメージが、私の中にずっと残っていたこと。
旧ユーゴに通い始める前までは、ポルトガルは私の一番のお気に入りの国でした。
本当は、そんなに変わっていないのかもしれないのに、
私が頭の中で勝手にイメージを作り上げていたのかもしれない。
それで、なんかちょっと違うぞと、感じたのかも。

特に、初日に行ったのが観光客だらけのシントラとロカ岬で、
なんだかいつものペースで写真が撮れなくて・・・。
初めて行った時が、シーズンオフで静かだったから、
そのイメージが強すぎて、かなりガッカリした気分になってしまったのです。
よく考えたら、2度目の時は、今回ほどじゃないにしても、
やっぱり観光客だらけだったんですけどね。
それと、ゆっくりする時間がなくて、かなり急ぎ足だったせいもあると思います。

あと、ポルトガルの人々って、こちらから話しかけると親切なんだけど、
旅行者の私に対して、相手から話しかけてくることって、あまりないのです。
最初はそのことに気付かなかくて、後からそういやそうだ~と気付いたのですが。
ここ数年、相手から話しかけてくるような国にばかり行っていたものだから、
それが無意識に物足りなく感じたのかもしれないですね。

しかし、途中から気分を盛り返し、それなりに楽しんできたし、
写真も少しずつだけど調子が出てきました。

温厚なお国柄のポルトガルでは、そんなに刺激的なことを求めず、
のんびりとした気分でいるのがいいのでしょう、きっと。


プロローグ(その1)

2008-10-19 15:04:25 | ポルトガル
そうだ、久しぶりにポルトガルへ行こう!
と思いついたのは、今年の6月末のこと。

その直後は、ガイドブックを眺めたりして、漠然と今回は東部のスペインとの国境近くの
田舎巡りをしようと決めていました。
しかしその後は、もうすこし間近になってから具体的に計画を練ればいいやと、
毎度のことながらのんびり構えておりました。

ポルトガルへは、20代の頃に3回程行った事がありまして、
一番最初はヨーロッパを半年近く放浪していた頃。
その後の2回は、会社の休みを利用しての短期旅行。
当時は、まだEUなどというものはなく、ポルトガルは時の流れが緩やかで、
物価が安く、治安も良くて、旅行者にとっては誠に旅のしやすい国でありました。

そんなわけで、随分昔の事ながら、以前行ったことのある国ということと、
9月中は写真展やら実家への帰省など、いろいろと立て込んでいて、
旅の直前まで準備が整わず、出発の5日前くらいになってから焦りだしたという始末です。
(荷物をリュックに詰め込んだのは、出発前日のこと)

出発までには、なんとか行きたいと思う村や町は絞りました。
あとはバス次第なので、成行き任せにするしかない。
なんてったって田舎のバスは、1日に1~2便しかないんだから。
そう思うと、チュニジアってルアージュ(乗り合いバス)があるから便利でした。
人数が揃わないと出発しないので時間が不正確だけど、
それでも1日何便かしかないバスを待つよりはずっといい。

とにかく、こんな感じで出発の日を迎えたわけなんですが・・・。

(その2に続く)




旅日記(ポルトガル編)作りました

2008-10-19 11:18:54 | ポルトガル
帰国当日の10/15(水)、朝成田に到着して、そのまま会社へ直行。
ずっと寝不足が続いていましたが、この週末やっと落ち着きましたので
旅の余韻が冷めないうちに、そろそろ旅日記に着手することにしました。

といっても、まだ写真の整理が出来ていない為、
何から書いていいのかわからないのだけど・・・。

別の日記に書きましたが、帰国した日の夜は、リスボンの夢を見ました。
夜中に外でガヤガヤと話し声が聞え、ホテルの近くのロシオ広場の喧騒か?
などと一瞬錯覚。
しかし、ハッと現実に戻ると、ここは正しく日本で、騒がしい声は
近所の飲み屋から閉店後に帰っていく外国人オネエチャン達のものでありました。

寝不足であったはずなのに、こんな夜中にいきなり現実に引き戻されて、
おかげでその後朝まで眠れず、ずっと寝不足を引きずるはめに・・・。

確かに、泊まってたホテルはロシオ広場のすぐ近く。
でも実際には、ロシオ広場の喧騒はホテルまでは聞えてこない。
それに何より、夜中のロシオ広場は、昼間の賑わいが嘘のように人影もまばらで静かです。


<リスボンの中心、ロシオ広場>


その翌日も夜中の12時過ぎに、遠くで騒ぐ若い女性達の声が。
そして今朝は、6時前だというのに「ユーコ!ユーコ!ユーコ~~~!!」と
叫び続ける男性の声が、虚しく響いておりました。
温厚で静かな国ポルトガルから帰って来たばかりのせいか、
日本てつくづく騒々しい国だと思えてしまいます。

えっ、私の住んでいるところが、特別変なの?!
道路を挟んだこちら側は住宅地なんだけど、向こう側には飲み屋がいっぱいあるからねぇ。

というわけで、徐々にまとめて行きたいと思います。
今度こそは、途中で投げ出さずに、最後まで終わらせたいものです