ミュンヘンなんて、どこ吹く風

ミュンヘン工科大留学、ロンドンの設計事務所HCLA勤務を経て
群馬で建築設計に携わりつつ東京で博士課程に通う日々の記録

Lab_Cafeでの報告会+Eastern Promises

2013-06-03 01:33:31 | ロンドン・hcla
昼前に奥さんとLab_Cafeへ。杉本くんらLab_Cafeのメンバーと待ち合わせて、Ustreamの機材チェックと、外部電源の準備。昼過ぎに明理くんも合流し、昼食のあとみなで公園へ。発電機とプロジェクターの動作チェックを行う。再びLab_Cafeに戻り、ロンドンにいるメンバーとSkypeの接続チェック。三時から報告会を始める。発表者の方が気楽にしゃべれるように内輪な会としたため、Ustream中継もロンドンのメンバー専用にパスワードをかけた。

初めに僕からキネティカアートフェアでのSHARISHARISHARIの展示を紹介しつつ、報告会の趣旨と流れを説明する。街の中に埋め込まれたインタラクティブな仕掛けと題し、テンポラリーでインタラクティブな装置に関するプロジェクトや研究を発表してもらう。篠原明理くんからはパブ研の活動の紹介、丸山亮介くんからはライプツィヒで参加した空き家ワークショップの報告と自転車カフェ。ここからロンドンとSkypeでつなぎ、堀田憲祐くんからはプログラマブルアーキテクチャの解説、中村麻由さんからはインタラクションデザイナーの仕事の紹介、市川早樹さんからはGDPxSHARIAHARISHARIのダンスプロジェクトCity of Surfaceの報告、伊藤宏くんからは彼が大学で制作したインタラクティブな装置PLAY{GROUND}の紹介、山本浩貴くんからは同じく彼が大学で取り組んでいるソーシャルエンゲージアートの紹介。



ここでいったん休憩を入れてから、ゲストの方々へ。ミュンヘン工科大ホールデン研の後輩である胡実くんと荒木美香さんからは、彼らがそれぞれ用賀で携わった軽量仮設建築の紹介。駆けつけてくださった増渕基さんからは建築の軽量可動構造の話。



再び休憩をいれてから司会を杉本くんに交代。後半はLab_Cafe住民たちからの活動報告。

松井克文さんからはElectrophone for the Urinals(小便器を使ったインタラクティブな楽器プロジェクト)と彼が取り仕切る情報学環制作展について。清水信哉さんからは3Dプリンタで製作された精密部品の紹介。趣味で製作されている追尾機能のついたペットボトルロケットとその折り畳み式の羽根、およびLab_CafeのプロジェクトOpenpoolのためのセンサーケース。生永麻衣さん安住仁史さんからは、3Dプリンタで製作した回転体やキネティックな鏡を使ったプロジェクションマッピングのプロジェクトの紹介。杉本雅明くんからはLab_Cafeに集うメンバーが結集したOpenpool the super billiardと進化し続けるビリヤード台の今後の展開の紹介。下川俊成さんからは、次回SXSWへの招待と、ジムハックイベント計画についてのお誘い。 長谷川大さんからは、街と僕ら若いデザイナーをつなぐ役割としての街ing活動と、地域住民として期待されていることの紹介。



今日の会のアーカイブ化と、今後の情報共有を約す。トークセッション終了後は、みなで4階に移動しLab_Cafe Fab Spaceを見学。3Dプリンタとレーザーカッターがフル稼働している。



そのまま近くの児童公園に移動し、簡単なプロジェクションマッピングのプロトタイピング。夏祭りで子供たちが参加できるインタラクティブな装置をお題に、おもむろに公園内のいろいろなモノにプロジェクターで様々な映像を映してみる。身近なものの上を映像が動いているだけで、すでに通りすがりの子供たちがわーっと声をあげてくれたり。子供でも持ち運べるくらいのポータブルな投影装置をつくって、彼らに公園内を探索してもらってもいいのかな。





終了後すぐにLab_Cafe7階に戻り、Lab_Cafe5周年記念イベントに参加。乾杯のあと、スペースデザインをされた呉鴻逸さんと照明計画&現場管理を担当した僕を杉本くんがインタビューするかたちでLab_Cafe設立を振り返るセッションが始まる。Lab_Cafeはその設立準備会から日々の活動がすべて報告書化されて記録されており、ウェブサイトも日ごとに差分をバックアップしてあるため、僕らも忘れているようなことも掘り起こされて楽しいセッションとなる。創立メンバーが去って代替わりしたLab_Cafeがその創設の物語を継承していけるように、また杉本くん自身の博士研究のためにLab_Cafeをめぐるすべての事柄を洗い出そうとして、企画されたのがこの5周年記念イベントである。異なる分野の異なる立場の人たちが出会う場所として企画され僕らがデザインしたLab_Cafe Cafe Space(7階)。そうして出会った人たちが実際にモノをつくり始める場所としてセルフビルドでつくられたLab_Cafe Fab Space(4階)。次の五年で新しいメンバーたちは、つくられたものが社会に出発するための第三のスペースをつくっていくのかもしれない。

出番終了後、SHARISHARISHARIメンバーと近くの居酒屋で夕食。いつものメンバーの他、連絡をくれて初めて参加してくれた方もいて、SHARISHARISHARIもそろそろ日本で活動できる人数。明理くんが音頭をとり、今月末に丸山くんの自転車カフェで集まることに。これからはFacebookのSHARISHARISHARIページではトピックの前に「#London」「#東京」をつけねば。いろいろなことを巻き込んでいきたい。解散後、僕は明理くん田尾さんにラーメンを付き合ってもらっていろいろ話してから帰宅。

-------------------------------------------

SHARISHARISHARIのメンバーでもありフィンランドで頑張っている大家弘己くんが、オーストリアで開かれる建築イベントEastern Promisesに参加します。会場で配られるフリーペーパーの編集も大家くんで、SHARISHARISHARIも「遊び心と空間の発見」と題して記事を一本と漫画を寄稿させていただきました。大家くんはフィンランドの建築家Marco Casagrande(Casagrande Laboratory)のところで働いています。彼らがEastern Promises会場で配布しちゃう無料新聞。内容盛りだくさんで、ちょっとだけトんだ、あとからじわじわくる紙面です。出展される方と会場に行かれる方はぜひ手に取ってごらん下さい。そうでない方は、issuuでもお読みいただけます。http://issuu.com/ruinacademy/docs/mensch_issuu


ジャンル:
ウェブログ
Comment   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 奥さんの実家で | TOP | 群馬に帰省 »
最近の画像もっと見る

post a comment


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

Related Topics

Trackback

Trackback  Ping-URL