ミュンヘンなんて、どこ吹く風

ミュンヘン工科大留学、ロンドンの設計事務所HCLA勤務を経て
群馬で建築設計に携わりつつ、京都で研究に励む日々の記録

帰国

2014-10-13 23:59:59 | 群馬/東京・設計と博論
昼前に起床。訪ねてきてくれた奥さんを最寄り駅まで車で迎えに行く。家で両親としばらく話したあと、犬のハナちゃんに会いに父と事務所へ。僕の通勤ルートや仕事場などを奥さんに紹介する。3人で話しているとハナちゃんが退屈して輪の中に割り込んでくる。いったん家に戻り荷造りをしてから、両親と四人で前橋へ。夕食を一緒にとってから僕は奥さんと東京へ向かう。

昨日は製図の試験があった。終了直後はまず終わったことにホッとして、保留にしてきたいろいろなことをさあやれるぞと心が踊った。しかし送迎バスで資格学校へ戻りながら徐々に図面上の大小いろいろな反省点を思い出し、帰宅後は不安で頭がいっぱいになり憂鬱な気分でなかなか眠れなかった。昨日までは金科玉条に見えた資格学校の教材が、何も語りかけてこない骸に思えた。ひととおり落ち込んだあとは、これだけ試験勉強をしてきてよもや合格できないなんてことがあるのだろうかという自信が勝ってくる瞬間もあったりして、そのせめぎ合いのなかで試験翌日も過ぎた。過ぎたことを思い出しても結果に影響はないことはわかっているが、心に余裕があるとしばらくはこのことばかりを考えてしまいそうだ。保留にしてきたいろいろなことを早く再開して、忙しさのなかで忘れてしまいたい。結果が出る12月までは何を考えても意味は無いのだ。これまで6ヶ月間はどうしても資格試験を優先して生活してきたので、自分がどこにいるのかあまり意識することはなかったが、今ようやく地に足が着いた。新しいスタートだ。
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