第１回榛名山ヒルクライム in 高崎 参戦記

行ってきました榛名山に♫
今年が初開催となる「第１回榛名山ヒルクライム in 高崎」。
さて、結果と印象は？

先ずはちょっとした不満と心配から。
最近のヒルクライム大会はどちらかと言えば前日受付から当日受付が多くなっている中で、この大会は前日受付のみとなっています。
連休がほぼ取れない私にとってはチョット辛いのです。
それと初開催でいきなりこれだけの規模（募集人数5,000名）で、運営は大丈夫なのか？と心配もありました。
毎年行われている大規模なヒルクライムイベントである富士ヒルでも6,000人、乗鞍で4,500人、同じ群馬で人気の高い草津と赤城山でさえそれぞれ3,000人ですから、それは心配にもなりますよね。

ところがそんな思いは杞憂でした。
何と言っても感心したのは朝の駐車場から始まって、スタート地点～ゴール地点のコース上、表彰式会場、下山ルート上、完走証を発行する榛名体育館に至るまで、兎に角驚くべき人数のスタッフです。
そのスタッフの方々も笑顔と声で実に気持ちの良い対応をしてくれます。

また赤城もそうでしたが、沿道の方々の大変嬉しい声援が多く、力を貰ったことも事実です。
地元を挙げての大会作りだということが強く感じられました。

今回、多くの参加者が言っておられたのがゼッケンに付けられた「金券」のことです。
500円、300円、200円の合計1,000円分のチケットがゼッケンに付けられていて、大会前日～24日まで（一部は19日まで）大会会場内だけでなく周辺地域、高崎市内の飲食店やコンビニ、土産屋等加盟100店舗近くで利用可能だというから嬉しい配慮。
しかもそれらの店舗を記してあるA3サイズの地図が、ジャージのポケットにそのまま入れられるようにA6サイズに折りたたまれて、尚且つ汗で濡れても大丈夫なように紙には特殊な加工が施された物が配布されるのです。
何と細やかな心遣い…。

参加賞にはPIAAのテールライトCurvaro（定価2,900円・実売価格1,000円前後）ですよ。
👇参加賞もイイ‼（写真中央付近のシルバーの物）

これで参加費6,000円はとってもイイ‼（何処かの大会は今年から10,000円だし…（≧∇≦））

ところで「あなたの結果はどうだったのよ‼」と…。
すみません前置きが長くてf^_^;)

午前３時30分に自宅を出発し関越道経由で約１時間。
指定の駐車場に到着し早速準備。
天気も少し前の予報より大分良く、晴れてます！

時間通りにスタート地点に集合。
👇スタート地点


試走は１回しかしていないので細かい作戦は無し‼
試走時のタイムは55分だったので、大体⒎5km地点で20分、榛名神社入口付近で35分、ゴールは49分59秒‼というとってもアバウトな目標でスタートしました。

このコース、走行距離は16.1kmですが計測距離は14.7km、平均勾配は６%最大斜度14%ということですが数字から受ける印象よりも大分キツく感じます。
特に榛名神社過ぎの約３kmは勾配が10%を超える激坂が続きます。
この区間に入ったら最後のスパートでもがき切る為にもトルクより回転で淡々と上って行こうと決めていました。スピードは落ちますが榛名神社までは予定通りのタイムで来ているのでこのまま行けばギリギリ50分切りがいけそうです(^o^)
ゴールに近づくにつれ沿道の方々の応援も力の込もったものになり後押ししてくれます。
そしていよいよ来ました‼
次のコーナーを右に曲がり更にキツくなった坂を上り左に曲がるとゴールです。
声援も「ゴールは直ぐそこだ‼踏ん張れ‼」と更に力を増しているのが聞こえてきます。

さあ、右コーナーを曲がりダンシングでグイグイともがいて行きます(＞人＜;)
そして最終コーナーを左に曲がり…？？？？

アレ？ゴールガナイヨ…

そうです。間違えてしまったのです。
ゴールまでは後２回コーナーを曲がらなければならなかったのです囧rz

心はポッキリと折れてしまいました。
脚には既に力は無く、何人かに追い越され、やっとの思いで辿り着くも50分12秒。
参りました。
☆正式リザルトでは50分12秒86、カテゴリー別（40～49歳）44位/1,067人[出走者954人]でした(￣^￣)ゞ

しかもこの間抜けな様子をLEGONのフレンドさんであるhiro-2さんに目撃されていて、ゴール直後に
「スパート、早過ぎたんじゃないですか～⁉」
ととても痛い一言(T_T)
まさにその通りでした。
hiro-2さんはしっかり50分切りを果たしていました。
おめでとうございます*\(^o^)/*（ちょっと悔しいけど…w)
👇計測終了地点

👇こちらが湖畔のゴール地点

👇でもまあまあ満足。榛名富士をバックに記念撮影。

👇晴れていればこんなに綺麗なところです！写真は前回の試走時


ゴール後、預けてあった下山用荷物を受け取りに行った後、またまたLEGONのナッキーさんにお会いしました。
納得の結果だったようで良かったですね。
表彰式会場では無料のきのこ汁と米粉のドラ焼き、温かいコーヒーや甘酒などが配られていました。
これも取りに行くわけではなく、積極的にスタッフの方が「いかがですか～？」と尋ねながら配っていましたよ。本当に何から何までありがたい心遣いです。
👇きのこ汁と米粉ドラ焼き


ただ下山方法には賛否両論あるかと思います。
何故なら表彰式が殆ど終わるまでは下山が禁止されていましたので、4,000人以上の人々が時間が来ると一斉に下山しようとするのです。いくら250人づつに区切って５分おきに下山して行っても相当な待ち時間を要してしまいます。
更に途中２回の休憩があるのです。
しかし、これは仕方が無いかもしれません。
これだけの急勾配の下りや、途中から上りの時と違った狭いコースの危険な走行ですし、スキルもまちまちですから。

全体を通してとても良い印象を受けた大会でした。
来年開催されるなら、是非とも参加したいと思います。

来年はしっかりと試走してコーナーを間違えないように気を付けます…