母が入院して、ずっと女房殿が付き添いをしている。
看護師さんは付き添いはいらないと云ってくださるが、母は「さみしいから来
てや」というので、9:30~19:00まで女房殿が付き添っている。
隠し味?
買った昼食弁当はあきてきたので、朝、簡単なものを作ってもらった。
家のおかずは3日続いても平気だが、買った弁当はあきがくる。
女房殿は秘密の隠し味を使っているのか。
午後、図書館へ。
いい気持ちになって熟睡してしまった。
夜、病院の帰りに「Oやま」へ。
待望の雨が降ってきた。
頭にたんこぶを作る
風呂から「きて~、きて~」と母の大きな声が聞こえる。
「どないしたん?」と聞くと「頭打ってん」。
「どこで打ったん?」 「わかってたら打たへん」
「なにしてたん?」 「浮いている垢取ってたんや」
「どうして打ったん?」 「わかってたら打たへんわ」
頭を見ると大きなたんこぶができていた。
夜だったが病院に電話をし状況を話した。
「喋れますか? 吐き気はありますか?」に該当しなかった。「心配でしたら
連れて来て下さい」と云われ、母に行くかと聞くと「行かへん」。一晩様子を
見ることにした。
一夜明け、体調に変化はなかった。頭は打ったところを押えると痛い程度
だった。
この日から風呂はずっと女房殿が付き添っている。
2009年夏(93歳)のこと。これが介助の始まり。
のち