こんなのできた!

単調な生活に新発見を!  
日々の小さな出来事の写真日記

2010/06/01 太陽光発電、元が取れるのは19年目から

2010-06-01 21:05:00 | Weblog

《六月を綺麗な風の吹くことよ》 (正岡子規 ⑤-59)  


きょうから6月、今年も巨大な「アマリリス」が開花した。

朝は晴れてたが、急に雨が降りだした。
雨の間に用件を済ませる。


タマちゃんの買い物。


自治会の仕事で預け入れと、ある人の引き落とが3回目でやっとできた。
そして、ある人の領収書の書き換え、送付書の書き換え、封筒の書き換え
をし、


ポストへ。郵便局ではATMメーカーの人が修理をしていた。



ついのすみか【21】 太陽光発電、元が取れるのは19年目から 
わが家は4.44kwの太陽光発電(PV)システムを導入しようと考えている。
価格面について、「Sハイム」の「Y君」の説明は
「オール電化+エコキュート+太陽光発電4.44kw」の設備で、今より
年間314,110円お得で
、太陽光発電システムは10年で元が取れるとい
うことだ。


本当にそうなのか疑問を感じ、根拠となる「Sハイム」の試算表を請求する
と同時に、自分で予測発電電力量を計算した。


太陽光発電の年間発電電力量(kw)
=  太陽光発電容量(kw/h)×1年間の日照時間(h)× 効率(%) 
と考えている。

この式に太陽光発電容量4.44kw/h、奈良県の年間日照時間1,661h、
効率70%、を当てはめると、
太陽光発電の年間発電電力量
= 4.44 × 1,661 × 0.7   
= 5,162(kw)      

売電単価は 1kw当たり48円なので、
年間の収入は
5,162kw × 48 円 = 247,776 円 ・・・・(1)


「Sハイム」の太陽光発電システム4.44kw/hの設置費用一式が212万
円、国からの補助金が1kw当たり7万円あり、
設置時の費用は
212万円 - (4.44 × 7万円) = 181万円 

元が取れる年数は
181 ÷ 24.7 = 7.3年 
すなわち、8年目から利益が生まれることになる。
この計算なら十分元が取れる。

さらに自治体により補助があるので


役場に確認に行った。
当町は補助はないとのつれない回答だった。


「Y君」から試算表が届いた。これによると
「Sハイム」の試算では(1)の年間の収入は126,820円になっていた。予
想の約半分だ。逆算すると2,642kwの年間発電電力量しかない。

元が取れる年数を計算すると
最初の10年で126万円の収入があり、残りは181-126=55万円。

10年目以降は売電単価が24円になるので

  55÷(2,642(kw/h) × 24円)
= 8.7年

つまり、18年 8ヶ月でトントンになり、それ以降は利益が生まれる。

この計算はあくまで、設置時の発電効率が維持できた場合の計算で、故障
や発電効率の低下はなし、定期点検・定期部品交換費用は含まれてない。

私の結論は、太陽光発電システムの設置は不要となった。

最初の「Y君」の説明は、「オール電化+エコキュート+深夜電力の利用」
による消費電力の低減と「太陽光発電」をごっちゃに説明し、いかにも「太
陽光発電」に効果があるように説明しているだけだ。


■ タマちゃん19歳、きょうも元気




   のち  のち