国道事務所職員専用疑惑陸橋の彼方に日本一豪華陸橋・・・

今夜の日記は前回の続篇でございます
まずはお手数ですが写真をクリックしてご覧くださいませ

前回お見せしました陸橋を反対方向から撮ったものです
すなわち画面手前右下が国土交通省湖国国道事務所、
この陸橋の彼方に見えるのがJRの線路をまたいで駅へと向う陸橋です

この国道事務所職員専用疑惑陸橋がなかったころは、写真から分かりますように
国道事務所にたどりつくにはJRの陸橋を渡って一度国道１号線におりてから
すこし先にある交差点を渡らなければなりませんでしたので、
この疑惑陸橋、疑惑で済まされないことは明らかであります

それはともかく、彼方のJRの陸橋をよ～くご覧くださいませ
何とこの陸橋、天井付き、窓付きであります
側面の窓にはしっかり透明な窓ガラスがはめられています
幅は２車線はあろうかと思われ、
床面はわが湖のさざ波を思わすパターンのタイル張りです
まことに豪華、日本一ではないかと思われるほどリッパなリッパな陸橋であります

にこやか元高級官僚氏も、このＪＲの陸橋を目にしてあきれておりました

すげえなあ、どうしてこんなリッパなものをつくったんだ

ヨッサリアン、元官僚氏に聞いてみました

一体こんなリッパ過ぎる陸橋、誰がつくったでしょうね？

う～ん、儲け主義の鬼で大脱線事後を起こしたJR西日本が自らつくるわけはないし
まあ、JRが受益者負担とやらで、つくったのでしょ

受益者って、誰のことでしょうか

それは、形式上はこの陸橋で恩恵を被る勤め人などですが
実際には地方公共団体の税金で作ったのでありませう
すなわち、アホな湖都の市長さんなど、市の関係者が、
建築屋さんが用意したピッカピッカの完成予想図のイラストかなんかを、あるいはピカピカ模型を見せ付けられて、コロッとまいってしまったのでありませう

ヨッサリアンさん、こういうことよく有るのですよ
ハコモノのお役所関係の建物を建てるとき、
お役人さんたち、自分の懐が痛むわけではないので、要する見栄えのいいものを欲しがるのです、小さな男の子がピカピカのおもちゃを欲しがったり、軍人さんたちがピッカピッカのカッコいい最新兵器を欲しがったりするのと同じ心理です

最高裁判所の建物がその見本です
あの数百億円は要した建物の工事、某大手ゼネコンがピッカピッカの完成予想図一枚だけで落札してしまったのです、
裁判官のみなさん建築のことなんかまったく素人、
ピカピカに仕上げられた完成予想図のイラストを見せつけられて、
そのあまりのカッコ良さにコロッとやられてしまって
ボクちゃん、これ欲しい！というわけ
まことに嘆かわしいことです・・・・
これでは国が滅びます・・・

■今夜の日記は、若干の邪推も混入しておりますが、ほぼノンフィクションです、つまり実在のお役所や企業と大いに関係ありでございます

グッドナイト・グッドラック！