「中朝軍事同盟を反故にする」のと同じ

2017-08-18 19:46:05 | 日記
中国と北朝鮮は軍事同盟を結んでいる。どちらか一方が他国から攻撃されれば、残る片方は「直ちに全力をあげて軍事上その他の援助を与える」と取り決めているのだ(https://ja.wikipedia.org/wiki/中朝友好協力相互援助条約)。
だが、中国共産党機関紙、人民日報の国際版である「環球時報」10日付社説は「北朝鮮が米国から報復攻撃されても中国は介入しない」と宣言した。これは盟約を反故にしたのと同じだ。中国がこれほど重大な方針を表明せざるをえなくなったのは、言うまでもなく、米国が本気で報復する構えを示したからだ。
中国は米国の軍事的圧力を目の当たりにして、挑発を続ける金正恩氏を見限った。一言で言えば、トランプ大統領の「炎と怒り」発言の成果だ。大統領は軍事力を行使せずに、前提条件付きとはいえ中国を北朝鮮から切り離すのに成功した。(引用記事からの抜粋)
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金正恩が一転して「米国の行動をしばらく見守る」と表明し、これをトランプ大統領が「非常に賢明で筋の通った選択」と評価して、極度の緊張状態は一旦、沈静化に向かったように見えます。この背景について記事がありましたのでアップしてみます。あくまでも参考としてですが。
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引用記事
現代ビジネス 2017.08.17 からです。
「米朝危機は決して回避されていない」ことを示す、ある重要なサイン
~それは中国共産党機関紙の中にあった
長谷川 幸洋