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『まだ連絡がないね』

『まだ連絡がないね』

 去る10月3日、20時ころ大崎市に住む福田さんの奥様から電話をいただいた。

「福田です、先生、突然ですが、10月23日の日曜日に石巻か松島のどちらかへお邪魔したいのですが都合はよろしいでしょうか?あと20日ほどあるんですけど」

『構いませんよ。予定を組んでおきます。それじゃ石巻にしましょう。時間は午後1時ということでいいですか?』

「すみませんが、じゃあ午後の1時によろしくお願いします。先生の声をどうしても聴きたかったものですから・・・。実を言うと、今回大崎市の結核検診で私の胸部に白い影があるということで通知が来て10月24日(月曜日)に仙台で精密検査を受けることになったものですから。その一日前にお邪魔して元気をもらえればいいなあと思って・・・」

 『そうでしたか、検疹は毎年受けていましたよね』

「そうです。今年初めて異常ありでした」

『うんそれじゃあね、これから話す通りにやってください。まず撰名を毎日20回ほど大学ノートにでも書いてください。それから肌着などに油性のペンで姓名を書いてそれを着用してください。あとはタオルに撰名を書いてそれを胸部にかけて休んでください。精密検査まで20日もあるから、それで好転することは十分あり得ますから。

でもね、基本的には福田さんのことは、(悪いことは)何も感じないので心配はしていませんから、明るく前向きに考えてくださいね』

 福田家は、両親と子供さん3人の計5名が撰名してから10年以上に成る。その間いろいろさまざまなことが好転した。すべてがいい方向へ転換して順調に来たが、今度の検診で奥様に異常の通知があったことでどんなにかショックを受けたことだろう。その立場になれば、誰しもがショックを受けることになるわけだが・・・

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10月23日。福田さんご夫妻とご長男が約束の午後1時に石巻宅においでになった。恐縮ながら、新米を30キロ頂戴した。

3時半までの2時間半、様々なことを話し合った。明日検査が終わった後、口頭で結果を直ぐ教えてくれることになっているという。

私は『結論的には何も心配しなくていい。私が何も感じないのだから明日の精密検査は大丈夫なはずだから』ということで私からタオル3本と海産物を福田さんに持ち帰ってもらった。

「おかげさまで元気が出ました」と言いながら・・・

***

 本24日18時ごろ『福田さんから検査結果の電話があるころだがなぁ』と思い、当方から携帯へ電話をかけてみた。出ない。じゃ後刻掛け直すしかないなと思って受話器を置いて間もなく、福田の奥様本人から電話があった。

「福田です、今家に帰ってきました。昨日はどうも有難うございました。先生、検査結果は大丈夫でした」と明るい声だった。

『ああ、よかったですね』・・・・今、25日午前2時半、福田さんご夫妻は久しぶりに安心してお休みになっていることだろう。

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