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田中角栄の基礎知識 7・コンピューター付きブルドーザー

 

田中角栄の基礎知識

7・コンピューター付きブルドーザー

二階堂進が命名した『異名』だが

真の発案者は新聞記者だった

 田中角栄のニックネームは実に多いが、中でも1970年代に最も多用されたのが「コンピューター付きブルドーザー」(当時は“コンピューター”と伸ばす発音が一般的だった)という異名だ。

  この命名者は田中内閣で官房長官を務めた二階堂進と言われており、実際に1969年の朝日新聞記事でそうした発言(「コンピューター付きブルドーザー。あとから行くのは楽さ」)が見られるのだが、実はこのニックネームを考案したのは当時朝日新聞政治部記者だった、小田原 敦氏だった。

 知り合いの記者に「何か角さんのいいニックネームはないか」と聞かれ、小田原氏がアイディアを出したところ、記者が二階堂にそれをぶつけ、記事では二階堂の言葉となって『命名』されたのである。

当時は話題にならなかったが、角栄が総理の座を射程圏に入れてきたころ秘書の早坂茂三や二階堂が記者たちの質問に対し、「オヤジはコンピューター付きブルドーザーだ」と盛んに喧伝し、世に定着したのである。

 当時『人類の未来はコンピューター社会になる』という予測が全世界的に広まっていた。

人間をはるかに凌駕する・計算力・演算力・記憶力の象徴が「コンピューター」であったとするならば、それはまさに角栄の頭脳を言い表したニックネームと言えただろう。

ブルドーザーは言わずもがなである。8へ続く

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