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米国は金正恩をなぜ暗殺しないのか?②

米は金正恩をなぜ暗殺しないのか

米国はやる気がないのか、それともできないのか

 フセインも、ビンラディンも、カダフィも、米国に「ならず者」と呼ばれた指導者はすべて無残な最期を遂げている。この男、金正恩だけがいまだに無事でいられるのには、知られざる理由があった。

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一方で刺殺、毒殺など古典的な方法による北ト

ップの暗殺も、米国政府内では長年にわたって研究されてきた。

「韓国に亡命してくる脱北者は年間1000人以上いる。その中から政権中枢にコネのある人物を洗い出し、内通者を作らせて実行犯にするのです。

 実際金正日政権下では朝鮮労働党中堅幹部に200万ドル(約2億2000万円)の報酬を提示して殺害を依頼したのですが、『リスクが大きすぎる』と断られてしまった。もちろんCIAは彼のほかにもこれまでに複数の候補者と交渉しています」(元脱北者)

4月29日にはCIAのポンペオ長官が極秘で韓国を訪れ、北朝鮮問題について韓国政府と協議を行った。この時の真の目的こそ「CIA長官自ら、元高官の脱北者に『斬首作戦』協力を打診する為だった」と、韓国政府関係者の間で噂されている。

国家保衛省の内通者

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 暗殺の実行犯に成る人物は失敗すれば自身も確実に死ぬ。いかにCIAとはいえ、協力者を見つけるのは容易ではない。

 前出のウールジー元CIA長官が言う「先ず、金正恩に直接会うことのできる人物は、本人によって厳選され、徹底的な捜査、身体検査を受けています。

 北朝鮮国内にいて少しでも不穏な動きを見せた政権幹部や軍の幹部はすでに拘束されているか、粛清されているのです。内心で金正恩の暗殺を企てている人物は常にいるでしょう

  CIAが間接的に金正恩暗殺を実行するならば、まず情報収集が必要になりますが、脱北した元外交官などが持っている情報が最新のものだとは限りません。

 また計画を練れば練るほどバレてしまう可能性が高くなるので、仮に暗殺を実行するとなれば『オン・ザ・スポット(その場で)』の判断で行われることになる。続く

 

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