日曜日に大阪の堺を出発したツアー・オブ・ジャパンもはや5日目。
京都での第2ステージを終え、岐阜県の美濃ステージに移った大樹達、ジャパン・ナショナルチームはパレードから集団の前方に陣取り、見るからにやる気満々。
逃げを狙っているのが分かる
美濃ステージは厳しい山岳も無くどちらかというとスピードコース。
案の定、リアルスタートしてからのアタックに大樹や中村君が全てに反応。
残念ながら逃げには乗れなかったが、終盤まで終始チームがまとまって積極的に動き、チームメイトを集団スプリントで8位でゴールさせる事が出来た。
大樹はこの日、トップから46秒遅れの73位 総合では12分31秒遅れの 74位
そして昨日は三重県に移動して第4ステージ。
いなべステージはパレード走行が終わって15.2kmの周回コースを8周回する130.7kmのステージ。
途中、最大勾配17%に達する狭い激坂区間も登場するヨーロッパのクラシックレースの様なステージ。
激阪区間を登る大樹。
路面のチョーキングがヤル気をそそるね
キツい風にも悩ませながらもトップから11分21秒遅れのグルペットでゴールしました。
71位 11分21秒遅れ 総合76位 23分43秒遅れ
段々きつくなってくるステージで今日は難易度の高い第5ステージ、南信州ステージ!!
10%を越える坂を標高561mの山岳ポイントまで登りきるとテクニカルな下りが続き、また登りを10回繰り返す123.6kmのステージ。
踏ん張りどころの一つだ!
レースは終盤4周半を一人で逃げたアンカーの日本人選手をゴールまで残り1kmを切った直線区間で集団が捕まえそのまま集団ゴールスプリントと無茶苦茶エキサイティングなレースだったが、大樹は残念ながらそのエキサイティングなスプリントには加わることは出来ずに12分22秒遅れのパックでゴール。
なかなか、そう簡単には勝負に絡ませてくれないが、なんとか走りきって明日に繋げている。
大阪からプロトンは東へ進み、明日はいよいよ富士山へのヒルクライムである富士山ステージ!
そして、土曜日はアップダウンの続く伊豆ステージ。
東京に向けて二日間のタフなステージが続くがなんとか頑張って東京まで生き残ってもらいたい。
第5ステージ 75位 総合73位 36分05秒遅れ