浜風に吹かれて・・・・

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"平野イズム"を継承する者

2017-07-10 01:51:14 | 素人考察

Gに3連敗は免れたこの試合・・・

2戦目、3試合連続失点の藤川投手。
この失点はあまりにも大きく、これで反撃意欲は完全に消滅したといっていいのですが、
この3戦目も、岩貞投手が得点をした次の回に失点を繰り返すといういわば"失態"を繰り返しました。
いつも乱れる立ち上がりは、逆にいい感じだったんですけどね。

バントのミスや走塁ミスもあり、流れ的には大変いやなものでした。

糸原選手のレフトへの2塁打で、無死2塁のチャンスを作った2回裏。
次打者、岡崎選手にはバント指示でした。

初回、先頭打者の鳥谷選手が四球で歩いた後、
2番の上本選手にはいつもと違ってバント指示。
これはおそらく、天候のことも考え、とにかく常に1点でもリードしておこうと考えたのだと思います。

岡崎選手へのバント指示。
私はこの作戦が解せません。

岡崎選手バントということは、単純に1死3塁で、確率は低くても岩貞投手のバットに期待?
いや、本当の期待は鳥谷選手だと思います。

ただ、3塁にランナーがいれば、エラーやボークでも得点にはなりますが、
これって、"他力本願"であり、やっぱり本命は鳥谷選手のバットでしょ?

単純に打てばいいと思うのです、岡崎選手は。
結果三振なら・・・・進塁打も打てなかったら・・・?
岩貞投手にバントで、鳥谷選手に期待ですね。

併殺も基本的にはない場面です。
うまくいけば、無死1,3塁も作れる。

はっきり言って"賛否両論"
結論は出ないものですけど、私ならフリーに打たせます。
別に、引っ張ってもいいんですよ・・・三遊間は大きく開いてるのですから・・・・。

最悪はね・・・
バントして糸原選手が3塁でアウトになること。
それさえ避ければ、フリーでいいというのが私の考えですがいかがでしょうか?

5回裏、福留選手が2塁打でチャンスを作った場面・・・(中谷選手死球で無死1,2塁)
あの飛び出しの真意を聞きたいのですが?

サインが出るとすれば、"バント" "右打ち" "エンドラン" "Wスチール"かな?
初球からはまずないでしょ・・・そんな作戦。

録画を見直しましたが、盗塁と同じようなスタートでした。
"単独"は考えにくいので"ヒットエンドラン"だとサインを見誤ったのでしょうか?
盗塁だったら、3塁まで走ったでしょうし、100%以上の成功でないなら走らなくていいし。
挟殺プレーの際、2塁の山本選手が、滑り込んでくる中谷選手に気付いていれば、併殺の可能性もあったんですけどね。

普通、こんなことをすれば"流れ"はジャイアンツに行きます。
しかし次の球を高山選手がセンター前へ・・・
アウトコースの低目へ落ちる球・・・しかもシュートっぽく逃げていくように落ちていった球でした。
このバットコントロールはさすがだと言えます。

こういうところでバットコントロール、ミート力の高さを発揮してくれればいいのであって、
ボール球を"曲芸打ち"する間は、彼には進歩がないと思っています。

先日も書きましたが、私は彼の打撃は好きですが、"悪球打ち"は歓迎しません。
このタイムリー・・・これが彼の持ち味であって、"器用貧乏"になって欲しくありません。
エンドランを外されたとか、追い込まれた時、きわどい球を打つとか・・・
そんな場面で天才芸を発揮して欲しいのです。

その後にでた糸原選手の初ホームラン・・・・
「これで決まったかな」と、正直思いましたよ。
福留選手のあえて言いますが"チョンボ"も消えるホームラン・・・・

予定通り、桑原投手が試合を落ち着かせてくれましたし、2イニングいってくれました。
明日が休みだし、オールスターウイークということもあるでしょう。(今週はDと倉敷、甲子園の2試合のみ)

計算通りの投手リレーでしたが・・・
まさかの"ドリス劇場"でしたね。

このピンチの連続という場面、野手が誰も彼に声をかけないとうある意味"異様な光景"に私は立腹しました。
言葉が通じなくても、そばによってお尻を叩くくらいでもやってあげてよ・・・
「西岡選手がいたら」と感じた方も多かったと思います。
私は、「原口選手が守っていたら絶対声をかける」と思っていました。
捕手目線から、彼は野球を観ることが出来るプレーヤーだと思っていますので・・・・
今成選手も、同様ですよ・・・本来ここは、鳥谷選手が行かなければならないのです。
彼のいう"キャプテンシー"とはなんぞや?
困った投手を孤立さす内野陣では優勝は出来ません!
個人競技ではないのですから・・・
福留選手がキャプテンになったとき、こんな場面が一番危惧しました。

サヨナラ勝ちでみんなで喜ぶなら、困ったときこそみんなで戦え!

すべてを救った糸原選手。

正直、立岡選手に捕球されたと思いました。
感じからして、"最後にひと伸び"あった打球ということですね。

金本監督と抱き合うところ、大きくテレビに映っていましたが、
最後に、平野コーチとも抱き合っていました。

平野さんが、糸原選手にとって『師匠』ということの表れですね。

平野さんは現役時代から言ってましたね。
「僕のように体が小さくても努力さえすればプロ野球選手になれる」と子供達に証明する為に、常に全力でプレーし、
練習に練習を重ねたと・・・・そして素晴らしい選手になった人です。

いまその"平野イズム"を糸原選手に継承しようとしています。

彼もまた体幹が強いと思わせる体つき。
鳥谷選手と一緒で、"努力が継続して出来る"選手なのだと思います。

不慣れなショートで守っていますから、現状なら鳥谷選手とポジションチェンジもありだと思いますが、
監督はどう考えているのかな?

とにかくあと2試合・・・
Dとの対決に連勝して、オールスターブレイクに入りたいですね。

糸原選手、GOOD JOB!!

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1 コメント

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ほっとしました。 (岩修)
2017-07-10 17:44:00
京都から地元に帰るバスの中でドリス劇場を知り落胆しました。バスが到着したと同時にサヨナラ勝ちしたのですがスマホを見ていた妻が「誰が打ったと思う?」と訊かれ何気に「糸原?」と答えて当たってびっくり。TVで金本監督と平野コーチとの熱い抱擁に鳥さん達の笑顔を見て、昨夜の暗雲が少しだけ晴れた気がしました。

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