備忘録として

タイトルのまま

Golden Age of Stupidity

2017-07-29 19:15:52 | 話の種

 一昨日、米国某有名大学のW教授と会食をする機会があった。シンガポールの地元大学に客員教授として招かれたのである。上手に箸を使って中華料理に舌鼓をうちながら、アカデミックな話に始まり最後は案の定、トランプの話になった。彼曰く、現在のアメリカは「Golden Age of Stupidity」なのだそうである。直訳すると「馬鹿の黄金時代」となる。Post-Truthの時代よりもこちらの表現の方がきついが、要は真実や誠実が重視されない愚かな時代になったということである。

 W教授の話では、トランプが嘘をついた日のカレンダーというものがあって、それによるとトランプは大統領就任以来ほぼ毎日嘘をついていて、嘘をつかなかったのはゴルフをしている日だけだったというのだ。W教授のいうカレンダーをネットで探した。それはトランプがFalse Mediaと攻撃するThe New York Timesの以下の記事にあった。

T r u m p  s   L i e s

UPDATED July 21, 2017

Trump Told Public Lies or Falsehoods Every Day for His First 40 Days

The list above uses the conservative standard of demonstrably false statements. By that standard, Trump told a public lie on at least 20 of his first 40 days as president. But based on a broader standard — one that includes his many misleading statements (like exaggerating military spending in the Middle East) — Trump achieved something remarkable: He said something untrue, in public, every day for the first 40 days of his presidency. The streak didn’t end until March 1.

(中略)以下はトランプが嘘を言った大統領就任後40日カレンダー

Trump Told Public Lies or Falsehoods Every Day for His First 40 Days

The list above uses the conservative standard of demonstrably false statements. By that standard, Trump told a public lie on at least 20 of his first 40 days as president. But based on a broader standard — one that includes his many misleading statements (like exaggerating military spending in the Middle East) — Trump achieved something remarkable: He said something untrue, in public, every day for the first 40 days of his presidency. The streak didn’t end until March 1.

上は記事に掲載された2017カレンダーの1月、2月、3月を示し、色の違いは赤は嘘を言った日(Told a public lie)、薄ピンクは正しくないことを言った日(Told a public falsehood)、灰色はどちらも言わなかった日(Didn’t tell a public lie or false)である、LieもFalsehoodも嘘だけれど、記事では、Lieは故意の嘘(Lie delibrately)、Falsehoodは正しくないこと(untruth)と定義している。矢印は就任以来初めて嘘を言わなかった日である。この日はゴルフをしていた。

 加計学園と防衛省日報を審議した国会中継でも、”どちらかが嘘をついている”と糾弾する質問者がいたが、日本の大臣も官僚も嘘つきばかりに見えた。森友学園の財務局の答弁も同じだった。それに、”記憶にございません”も、あったかなかったか、イエスかノーをはっきり言わない点、真実を隠す点では嘘と同義だと思う。唖然としたのは、森友に関わったことはないと答弁したのに、後日自身が森友の担当弁護士だった記録が暴露され、「そのときの記憶が誤っていただけで、偽証をするような意図はなかった」と答えた大臣がいた。これが許されるならその場限りの嘘を公言できる。国の政治を動かす人たちの言葉の何と軽いことか。「Golden Age of Stupidity」はアメリカだけの話ではなく、日本にもあてはまるということだ。地元大学の教授が、トランプは任期を全うできるかという質問を出したところ、辞めるのは安倍の方が早いかもという意見が出た。

 W教授は続けて、トランプ支持者がクリントン支持者よりも多かった大都市で人口が一番多かったのはどこかという質問を出した。ヒューストンやダラスという共和党が強いと思われる南部の大都市の名前が挙がったが、正解はJacksonvileでほとんどの大都市はクリントン支持者が多かったという。彼の言う記事はネットですぐに見つかった。

The Largest City to Vote for Donald Trump

February 20, 2017 At 2:02 PM  Data Dives  

  1. New York City- Clinton
  2. Los Angeles- Clinton
  3. Chicago- Clinton
  4. Houston- Clinton
  5. Philadelphia- Clinton
  6. Phoenix- Clinton
  7. San Antonio- Clinton
  8. San Diego- Clinton
  9. Dallas- Clinton
  10. San Jose- Clinton
  11. Austin- Clinton
  12. Indianapolis- Clinton
  13. Jacksonville- needed to parse
  14. San Fransisco- Clinton
  15. Columbus- Clinton
  16. Charlotte- Clinton
  17. Fort Worth- needed to parse
  18. Detroit- Clinton
  19. El Paso- Clinton
  20. Memphis- Clinton
  21. Seattle- Clinton
  22. Denver- Clinton
  23. Washington, D.C.- Clinton
  24. Boston- Clinton
  25. Nashville- Clinton
  26. Baltimore- Clinton
  27. Oklahoma City- needed to parse
  28. Louisville- Clinton
  29. Portland- Clinton
  30. Las Vegas- Clinton
  31. Milwaukee- Clinton
  32. Albuquerque- Clinton
  33. Tucson- Clinton
  34. Fresno- Clinton
  35. Sacramento- Clinton
  36. Long Beach- Clinton
  37. Kansas City- Clinton
  38. Mesa- Trump
  39. Virginia Beach- Trump

 上のリストでneeded to parseとは解析が必要ということで、明らかにトランプ支持者が多いとされたのは人口38位のMesaになる。すなわち、大都市の住民はトランプを支持していないのだ。選挙の分析でも、トランプ支持者は田舎の白人が多いと言われていた。メディアの記事は信用できないFalse Newsとするので、トランプにとって真実は重要ではない。

ブログでトランプの名前を出したのはこれで5回目になる。トランプの策略に嵌っているようで腹立たしい。 

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